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手作り言葉辞典について

手作り言葉辞典では、ユーザーが疑問に思って検索してきそうな言葉の を載せています。 検索して調べてきそうな言葉とは、ここでは「ことわざ」「慣用句」「四字熟語」「故事成語」の4つになります。 それぞれの意味は下記の通りです。 古くから言い伝えられてきた、教訓または風刺の意味を含んだ短い言葉。生活体験から きた社会常識を示すものが多い。 二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。 漢字4字で構成される熟語。 故事をもとにしてできた言葉。特に、中国の故事からできた語。

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修羅場

【漢字】修羅場 【読み】しゅらば 【意味】激しい争いの場面。 【例文1】夫婦喧嘩の修羅場に遭う。 【例文2】遺産相続の修羅場に遭う。 修羅場という言葉の意味はどのようなものでしょうか。 意味は、血みどろの激しい戦いや争いが行われる場所のことを言います。 「修羅場をくぐり抜ける」という言葉もよく聞かれると思います。 私は大学生の時に、少し修羅場をくぐり抜けたことがあります。 当時、付き合っていた女性がいましたが、たまたま部活の女性の後輩が遊びに来る約束をしました。 その付き合っていた彼女には、自分は体調が悪いので、遊びに来ないように行っていたのですが、自分の体調の悪さの心配してか、部活の後輩は遊びに来ているときに、その彼女が玄関まで来てしまいました。 特に、私は部活の後輩と浮気をしていてわけではありませんし、そういう関係もありません。 一緒に食事を作って、その後映画をみていたのですが、ここで玄関のドアを開けると、変に誤解をされて、どうにもならないと思った私は、居留守を使いました。 何度も、何度も、呼び鈴が押されましたが、10分くらいして諦めて帰ったようです。 この10分間はとても恐怖に感じたことを今でも思い出します。 このことがきっかけに彼女と私の仲が悪くなり、結果、別れることになりました。 結局、彼女は私のことを信用してくれていなかったということですが、この10分間の恐怖は修羅場のような感じをうけました。 「修羅場」とは、激しい血みどろの闘争が行われている場所や、またはそのような場所を連想させる状況のことを言い、語源はインド神話で「修羅」は悪神である「阿修羅」を略であり、善神である帝釈天の激しい血みどろの戦いが行われる場所のことを「修羅場」というようになりました。日本では痴情のもつれが原因の争いの時に用いられることが多いです。 使い方としては「数々の修羅場をくぐり抜けた経験が今の自信となっている。」「旦那の浮気が原因で夫婦間で修羅場が繰り広げられている。」などの使い方をします。 私自身は修羅場に出会ったことはありませんが、友人は友達とショッピングモールに出かけた時、当時の彼氏が知らない女性と歩いていてその場で問い詰め小さな修羅場になり結局そのまま別れてしまったと話していました。 そのように日本では浮気などが原因で修羅場に発展すると言った場合が多いようです。もちろん友達同士でのいざこざでも修羅場になることもあります。大なり小なり修羅場を体験したことでそれがのちの経験となるのであれば無駄ではありませんが、修羅場になるとそのまま疎遠となる場合の方が多いので、出来れば修羅場には出会わないような生活を送るに越したことはありませんね。 今や人の親になった私にも、それなりに若い頃がありました。当時私は19歳、あと2カ月で20才の誕生日を迎える冬に、人生初の彼氏ができました。ルックスのよくない私でも彼氏が作れたのは、当時はやっていた出会い系サイトのおかげでした。正直恥ずかしいのであまり人には言えませんでしたが、相手のことが大好きというよりも、彼氏ができたことのうれしさと、当時学生立ったけど学業がうまくいかず留年することになっていたので、半分自暴自棄なこともあり、恋愛する事で逃げていたのかもしれません。 彼は22才の大学生でしたが、私の寮から少し離れた街でひとりぐらしをしていて、雪ふる寒い中毎日のように、電車にのって遊びに行ったり、車で迎えにきてもらい、初めてのお付き合いは順調に思えました。 しかし、1ヶ月を過ぎて、何だか彼がいつも携帯電話を肌身離さないのに、違和感を感じました。 そしてバレンタインの翌日、ショックな出来事があったのです。 彼が眠っているすきに、彼の携帯電話(ガラケー)をこっそり、覗いてみたところ、彼が別の女性に「別れたくない、俺には〇〇が必要なんだよ」などとメールしてるではありませんか。一通でなく何通もありました。ただ、2人はもめていて、さらに悲しいことに、そこにある内容によると、どうやら私が浮気相手らしい。 もうそこからは修羅場でした。彼をたたき起こして「これってどういうこと?!私をだましてたの?」と怒り狂い、彼はゲッ!という顔をしてましたが、あまりの私の変貌ぶりに全く話さなくなってしまい、私は怒りのあまり相手の女にメールか電話しなさいよ!などと話しましたが取り合ってもらえず。 夜中だったのでその日は何とか彼の家を出て、友達に泣きついて泊めてもらいました。 もちろんその後お別れしました。ある意味今ではいい思い出ですが、娘たちにはあんな男性に気をつけてほしいです。

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弱冠

【漢字】弱冠 【読み】じゃっかん 【意味】20歳の男性を指す。近年は20歳前後の男性にも言うようになった。若干と多く間違われる。 【例文1】弱冠20歳の若さで結婚した。 【例文2】弱冠20歳の若さで起業する。 弱冠20歳でという言葉は聞いたことがありますが、必ずしも20歳が限定ではないようです。 言葉は時代とともに言葉は変化していくので、以前は20歳限定で弱冠と言っていたのかもしれません。 おおむね20代までのことを弱冠といっても良いのではないかという気がします。 とは言え、職種や業界などにより、若年層が変わってくるので、中には20代で既にベテランという場合もあるかもしれません。 将棋や囲碁の世界では、中学生の頃からすでにタイトルを取り、プロになる人もいます。 まさに弱冠と言える年齢です。 一般の社会人とは違い、特殊な世界では、実力のあるものが上に登っていきます。 そのため、社会的な経験や常識が優れているというようなことで測れない部分があります。 とは言え、やはりその世界での早咲きで、弱冠と呼ばれる人たちには、やはり類まれな才能があるのだと思います。 もちろん努力もたくさんしてきているとは思いますが、やはり才能がなければ、早いうちから目を出すことは難しいかもしれません。 周りの環境にも恵まれていたかもしれません。 その道でそれがネイティブのように育ってきたならば、やはり早くから開花していくのでしょう。 今後もいろいろな世界で弱冠デビューする人が出てくることを期待したいです。

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雌伏

【漢字】雌伏 【読み】しふく 【意味】強い権力を持つ者に従いながら、活躍する機会を待つ。 【例文1】雌伏すること20年。退職した父の会社を引き継ぐ。 【例文2】次期社長の座を狙い雌伏する。 私の職場にこんな男性がいます。T部長は、ルックスはトレンディドラマに出てくるような、ちょっと古めのイケメン。でも女性に優しく、仕事もバリバリこなして、頼んだことは嫌がることなく、いつも元気に「いいよ!」と引き受けてくれます。 いい男なのですでに結婚して素敵な奥様や子どもさんもおりますが、社内では隠れファンも多く、私もそんなファンの1人です。 T部長の素敵なところは、女性に対してだけいい態度ではなく、誰に対してもスマートな対応をしてくれるところ。だからお客様も、部下や男性社員にも慕われています。 ただ、1つ彼のダークな部分を私は感じています。それは彼の直属上司である役員のUさんに対する関わり方。Uさんは業界ではちょっとした有名人で、他社にも顔が広く仕事もさらにやり手。社内では、U会なる飲み会サークルのようなものが存在し、次期社長という噂もまことしやかに流れています。 その反面Uさんは腹黒いところがあり、正直日頃の発言などから、職員の中にはあまり好きでない人も多くいます。 しかし、T部長はそのUさんと大の仲良し。いつも一緒にタバコを社外に吸いに行ったり、同行することも多いです。 私達ファンの中では、あれは絶対Uさんに雌伏してる(社長に取り入って次役員になりたい、みたいな)よね、とこっそりうわさしてます。まあ、Tさんが役員になれば、さらに素敵な会社になるかも、いずれは社長になれば、私も嬉しいなと、ある意味いいかなと思ってますけどね。

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地獄耳

【漢字】地獄耳 【読み】じごくみみ 【意味】他人の情報をいち早く聞いてくる。 【例文1】知り合いが多く地獄耳だ。 【例文2】噂好きのおばちゃん達は地獄耳だ。 他人の秘密をすぐに聞いてこようとする人が、身の回りにいる場合もあるでしょう。そういった人に自分の秘密を聞かれてしまうと、ひょっとすると対人トラブルに巻き込まれてしまう恐れもあるかもしれませんね。そう考えると、このような地獄耳の人とは距離を置きたくなるでしょう。とはいえ必ずしも離れる必要があるかといえば、そうではないと思います。仮に「友人として接していたい」という気持ちがあれば、わざわざ対人関係を断ってしまう必要もないのではありませんか。 誰しも自分の秘密は知られたくないものです。だからもし地獄耳の人から、自分の秘密を問い質されるようなことがあったり、もしくは自分の秘密に興味関心を示してくることがあれば、相手を一度拒否してしまっても良いでしょう。相手に対して「あなたに自分の秘密を言うつもりはない」と申し立てをしたって良いと思います。言われた相手はそのときは不機嫌になるかもしれませんが、おおよそ地獄耳の人はまた別の人の秘密を聞きたがります。ですから自分の秘密への興味は、そのうち薄れることもあります。そうなれば相手も、自分に秘密を聞いてくることも少なくなるでしょうから、付き合いも大分楽になります。 それに何より相手だって人間ですので、次第に人柄が変わる可能性だって充分に有り得ます。そのまま人付き合いを続けていれば、いずれは人の秘密を聞きたがるような行動も起こさなくなる可能性もあるでしょう。もちろん無理に人付き合いを続ける必要もありませんが、反対に無理に人付き合いをやめる必要だってないように思えます。 みなさんの周りには「地獄耳」な人っていませんか? 私の近所に一人噂話好きの女性がいますが、とにかく相当な「地獄耳」です。 その地域で起こった些細な出来事から人間関係、お店の経営状態まで本当に何でも知っています。 先日も近所の本屋さんが閉店したのですが、閉店理由や家賃の額まで知っていました。 いったいどこからその情報を仕入れたのか彼女に尋ねると その本屋さんの取引先の方と親しいらしく、そこから聞いたとのこと。 ここまでくるとその地域の情報はすべて彼女に集まっているのではと疑いたくなります。 そんな「地獄耳」ですが、みなさんは意味や語源をご存知でしょうか? 少し気になったので調べてみました。 小学館提供の『デジタル大辞泉』によれば、「地獄耳」には主に2つの意味があります。 1 人の秘密などをいちはやく聞き込んでいること。また、そういう人。 2 一度聞いたことをいつまでも覚えていること。また、そういう人。 閻魔様は人間界に情報網を持っていて、そこから得た情報をもとに悪人を裁くのだとか。 つまり閻魔様の耳には膨大な情報が入るようになっており、そこから転じて1の意味になったそうです。 また地獄は一度落ちると抜け出せないことから、一度耳に入ったら抜けることはないという2の意味に転じたそうです。 正直いずれも本当かどうか定かではありませんので、人に話すときなどは注意してくださいね。 ちなみに語源ですが、どうやら江戸時代には既に使われていたようですが、調べてもよく分かりませんでした。 もしかしたら元々は、人々の間で自然発生的に生まれた流行り言葉のようなものなのかもしれませんね。 今の時代、ネットなどの発達により大量の「地獄耳」な人が生まれています。 みなさんも発言や行動には十分注意して生活しましょう。

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試金石

【漢字】試金石 【読み】しきんせき 【意味】何かの基準になる者。 【例文1】チームが優勝できるかどうかはイチロー選手が試金石である。 【例文2】彼女が試金石となりチームを引っ張る。 メルカリというとオークションが有名で、スマホがあればどこでも売買ができてしまう優れものサイトです。今までオークションというとヤフオクが有名でした。その次に楽天やビッターズなどのオークションサイトがありましたが、スマホが出来てからはメルカリの利用者が急増しました。ヤフオクも試金石のごとくフリマサービスなどをするようになり気軽に参加できるようになってきました。ここまではオークションとしてまだ理解ができるのですが、最近はCASHとかメルカリNOWというのが出てきて、その場で査定して了承すると振り込んでもらい後から商品を送るという画期的なサービスが2017年に出来ました。スホマならではの迅速な対応でいいのですが、料金をその場で査定するので、犯罪に利用されたりしないのか心配な部分もあります。業界は顧客を確保するために試金石のようにいろんなサービスを展開してきます。2017年に入ってからでも、こうしたサービスが4社ほど増えてきています。利用する側は物の値段がすぐわかっていいとは思いますが、中には悪知恵で利用する人がいると思うので、まさに試金石だなと思わざるを得ません。メルカリNOWはブランド品の中でも衣類のみの扱いですが、今後はカテゴリを充実させて服飾品以外でも行うようなので注目しています。

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森羅万象

【漢字】森羅万象 【読み】しんらばんしょう 【意味】天と地この世に存在するすべてのものや現象。 【例文1】森羅万象は時代とともに変化する。 【例文2】森羅万象は進化する。 日々の生活の中で、目先のことだけに捉われていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。 しかし、時には広大な宇宙に思いを馳せて、気持ちを大きく持つ習慣を身につけたいものです。 森羅万象を意識することで、物事の捉え方が変わっていくような気がします。 世の中は自分だけで成り立っているわけでも、人間だけが偉いわけでもありません。 宇宙一切に存在するものがそれぞれ上手く調和されて、この世は成り立っているのだと思います。 そう考えると、自分の悩みがとても小さく思えてきます。 そして、それをくよくよ悩んでいる自分が滑稽に思えてきます。 世の中には上手くいかないことだらけですが、森羅万象を意識することで、ほとんどのことは何とかなるような気がしてきます。 もし、今良くない状態にあったとしても、この状態が永遠に続くわけではありません。 また、今の経験が今後の人生に良い意味で関わってくるのだと思います。 過去を悔むよりも、今できることに集中したほうが、人生は充実して生きられると思います。 不平不満ばかりを言うよりも、意識をもっと外に向けて、時には森羅万象を意識した時間を持って行きたいと思っています。 そう考えることで、より人生は深く豊かになっていくのではないかと思います。

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辛抱する木に金がなる

【漢字】辛抱する木に金がなる 【読み】しんぼうするきにかねがなる 【意味】辛抱強く努めればのちに成功して財産を得る。 【例文1】両親は若い頃、贅沢をせず真面目に働いてきたからこそ辛抱する木に金がなるのだ。 【例文2】16歳から職に就いているが、辛抱する木に金がなるだ。 主人の話です。私と主人は、20代後半からお付き合いを始めました。彼はある工業系の商社に勤めて2年目でした。 付き合い始めは仕事が終わってから会うことがありましたが、私がフルタイムで18時には仕事が終わるのに対し、彼はいつも20~21時過ぎでした。私は専門職ですから、そういうサラリーマンの方なら遅くに仕事が終わるのは当たり前なのかなと、深く考えてはいなかったのですが… 付き合って数ヶ月たつと、彼の帰宅時間がだんだん遅くなってきました。ときどき社宅に遊びに行ってましたが、帰ってくるのが絶対21時すぎ、日によっては0時すぎなんてことも。また、土日も通しで仕事になり、14連勤してることもありました。 あまりに遅いので、女性として浮気なども疑ったこともありましたが、彼の性格的には無理。またケータイをしょっちゅう見てもなにもありませんでしたので、浮気ではなかったようです。それ以上に、だんだん疲弊していたのが「絶対浮気ではない」証拠でした(お金も減りませんでしたし)。 その後結婚して子どもが産まれました。ですが夫になった彼の仕事はだんだんと忙しくなりました。就職6年目頃には、その日のうちに帰らない、3日間帰ってこない、また出張で1ヶ月いないということもありました(しつこいけど、買い物のレシートなど見ると完全に地方なので浮気ではない)。そんな状態なのに給料は10万円代後半。転職を勧めてもいわゆる社畜になってしまっていて聞き入れてくれません。 もうワンオペ育児と自身の仕事の疲れもあり、、離婚さえ頭をよぎった8年目。なんと主任に昇格。月の給料こそさほど上がらなかったものの、功績が認められ、今まで10万円ほどだったボーナスが5倍になりました。 まさに辛抱する木に金がなるとはこのことです。 今はその経験を生かして、同じ業界で転職し比較的余裕のある生活ができています。 まわりになんと言われようと辛抱し、給料で認めてもらったことは、夫に惚れ直した瞬間でした。

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深謀遠慮

【漢字】深謀遠慮 【読み】しんぼうえんりょ 【意味】将来の先の事まで計画する。 【例文1】人生80年、半分生きてきたのでこの先は老後の生活を深謀遠慮する。 【例文2】老後に備えて深謀遠慮を考える。 「深謀遠慮」という言葉は、先の将来のことまでを見通して計画などを立てることという意味がありますが、日常において使われることは少ないです。しかし、現代人の多くは恐らくこの深謀遠慮に沿った生き方をしていると言えます。例えば、老後に備えて貯金を蓄えたりしている家庭が多くあると思いますけど、これはまさに深謀遠慮の状況にぴったりと言えると思います。そういったこと以外でも、先の見通しが立ちづらい社会状況の中で、どうしても将来を心配する人が多いと思うので、そういう人は先が分からないrという不安と戦いながら、先のことを考えて、どういったことに対しても対応できるような用意周到な状況を作ろうと考えているのではないでしょうか?したがって、将来への不安に備えて、どうしても現代人は深謀遠慮な状態にならざるを得ないのです。ただ、問題は計画を立ててもなかなかその通りにいかないこともあるということです。漠然とした将来への不安や老後に備えて、お金などを貯めるといってもそれが実現しそうにないケースがあると言えます。増税や給料が上がらない問題など多々ありますから。つまり、計画を立てようとした段階で、その計画が上手くいきそうにないことが明白になってしまうような状況があると思われるので、現代人は多くが深謀遠慮な状況になっているとはいえ、その計画の達成確率に関してはあまり高くないと言える可能性もあるのです。

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真に迫る

【漢字】真に迫る 【読み】しんにせまる 【意味】現実そのものに見える。 【例文1】真に迫る演技だった。 【例文2】真に迫る勢いだ。 最近、ようやく香取慎吾さん、草彅剛さん、稲垣吾郎さんの芸能活動が軌道に乗ってきたようです。 基本ネットでニュースなどの情報収集をしているわたしにとって、元SMAPの三人は最近よく見る、大活躍の芸能人として映っていますが、テレビでは全く報じられていないようです。 72時間ホンネTVも全くどのワイドショーも触れませんでした。逆に不自然なほどに。 ジャニーズ事務所からの圧力なのかもしれません。 でも、最近のテレビ業界の下落ぶりの原因はまさにその芸能事務所なのではないでしょうか。 フジテレビが一時韓国露骨なほどの推しを続けた結果、なにをやってもだめな今のフジテレビが完成しました。 テレビ業界は視聴者の方ではなく、芸能事務所とスポンサーの方しか見ていないのです。 結果、かつてテレビ業界は楽しみや夢や憧れを与えたテレビ業界は、ギスギスした芸能界を露呈してしまっているということに気づいてほしいです。 あんなにおもしろいダウンタウンもSMAP解散の時、松ちゃんは中居くんの力になることができなかった。 あんなにおもしろいさんまもキムタクを庇いきることができなかった。 テレビの中のすごい芸能人の無力さをテレビを通して知ってしまったことこそがテレビ業界の終焉なのだと思います。 今こそSMAP解散の真に迫ることができる局こそが真のテレビマンなのだと思います。

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心頭を滅却すれば火もまた涼し

【漢字】心頭を滅却すれば火もまた涼し 【読み】しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし 【意味】どんな困難に遭遇しても心の持ち方一つで困難を感じなくなること。 【例文1】家族のためだと思えば、きつい仕事も心頭を滅却すれば火もまた涼しだ。 【例文2】子どもが生まれて心頭を滅却すれば火もまた涼しだ。 年末が近づいてくると、“師走”ともいうように、周囲が一段と騒がしくなります。そのような中でも、仕事上、重大な判断をくださなければいけない重要案件は山積みなので、騒然とした周囲の雰囲気に流されることなく、落ち着くまで頭の中で何度も「心頭を滅却すれば火もまた涼し」と唱え、心を落ち着かせています。とは言え、私はまだまだ修行が足りておらず、火さえ涼しく感じる、という境地には到底いたっていませんが、周囲のペースに流されて、考えがまとまらないままに判断をしてしまい、あとで後悔するのではなく、忙しいからこそ一旦、立ち止まって考えてみるという癖がつき、心の平穏を取り戻せるきっかけを与えてくれる言葉として、さまざまな場面で、この言葉にとても助けられています。心を落ち着けて考えてみると、不思議と良い考えも浮かんでくるもので、慌てて決断しなくて良かったと感じることもしばしばです。先日、いつも仕事に追われているように見える同期と2人で飲みに行った時に、私が実践している方法について、さりげなく勧めてみました。どこまで聞いてくれているかわかりませんが、これからも良いパートナーとして会社を盛り立てていきたいと思っています。

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新陳代謝

【漢字】新陳代謝 【読み】しんちんたいしゃ 【意味】古いものが新しいものに次々と入れ替わること。 【例文1】新陳代謝が上がって肌の調子が良い。 【例文2】新陳代謝が良くてダイエットに効果的。 私は年齢を重ねるとともに、健康について考えることが多くなりました。 健康に関する情報を調べていくと、必ずと言っていいほど、新陳代謝という言葉が出てきます。 新陳代謝が良いと、体内循環が上手く周り、健康な心身を維持できると思います。 新陳代謝が悪くなる大きな原因は運動不足だと思っています。 現代社会では便利なものが増え、運動不足になりやすい環境だと思います。 そのため、意識して運動習慣を身につけないと、新陳代謝も低下してしまいます。 昔の人は全て自分が動かないと用事が足りないような時代でした。 中には誰かに全てやってもらう人もいたかもしれませんが、ごくわずかです。 そのため、今よりも運動不足で悩む人はかなり少なかったと思います。 現代では移動手段として、車や公共機関を使います。 しかし、昔は移動するのに歩くことも多く、今では考えられないくらいの遠い場所へも歩いて行きました。 何日もかけて歩き続けるということは、今では登山などの何らかの目的がある以外は、ほとんどないと思います。 ですが、運動不足を解消するためには、多少は不便な生活のほうが良いのかもしれません。 嫌でも体を動かさなければいけない環境ならば、わざわざ運動しなくても新陳代謝は良くなると思います。

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死んだ子の年を数える

【漢字】死んだ子の年を数える 【読み】しんだこのとしをかぞえる 【意味】今さら言ったところでどうにもならない事を悔む。 【例文1】あの時プロポーズを受ければよかったと死んだ子の年を数える。 【例文2】若い時貯金をしとけばよかったと死んだ子の年を数える。 「死んだ子の年を数える」という言葉がありますが、これは今更何を言ってもどうにもならないことをいつまでもクヨクヨ言う、という意味で使われます。 少し前に、「東京タラレバ娘」という作品が流行しましたが、まさにここに出てくる三人娘達は、あの時こうだったら、こうしていれば、と、今更遅い例え話を繰り返す、この言葉の象徴とも言えるキャラクターでした。 しかし、現実でもこの現象は蔓延していると思います。 今更言っても後の祭り、仕方がないことと分かっていても、あの時こうしていれば違う今があったのではないか、と考えてしまうことは誰もが経験のあることではないでしょうか。 タイムマシンを欲しがる人が欲しいのが、それを裏付けていると思います。 かくいう私も死んだ子の年を数えるようなことを思ったことがありました。 高校生の頃はあまり必要性を感じていなく、ろくに勉強していなかった社会科の知識が、社会人になって仕事先でのコミュニケーションとして必要となり、慌てて勉強し直したのです。 高校生の時にもっと先生の話をよく聞いて勉強していれば、今こんな苦労をしなくて済んだのに、と、自業自得なことを思いましたが、そう思ったことが前進できるきっかけになったのかなと前向きに捉えています。 「死んだ子の年を数える」とは、人間にとってある意味身近な言葉ですね。

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心臓が強い

【漢字】心臓が強い 【読み】しんぞうがつよい 【意味】何事にも平然としている。厚かましい。図々しい。 【例文1】心臓が強い男は女性に嫌われる。 【例文2】心臓が強くてドン引き。 心臓が強いとは図々しい。どんな状況でも平然としていられる人のことを言います。 似た言葉に心臓に毛が生えているというのがあります。どちらにせよ、 あまり言われたくない言葉ですね。 接客業・サービス業の仕事をしていると本当にいろいろなお客さんがいるわけで。 中でも一番いやな客は私が勤務している定食屋に平気でおにぎりやお茶を持ち込みして頼むメニューは1杯のかけそばかかけうどんのみで2時間は居座るという常連客がいます。お店には持ち込み禁止の張り紙や決まりはないので、客の自由だが、なんとも心臓が強い人です。夕方のごったがえしている時にはさすがにお待ちのお客さんがいますのでとお断りさせてもらっています。本当に空気も読めないとはまさにこの客だと思います。少なくとも自分の知り合いや身内にそんな心臓が強い人にはなってほしくはありません。きっとよそでも厚かましい態度取っているんだろうなとスタッフみんなで言っています。だっていつも一人ですもの。家族も友人もいなさそうだし。ていうかこんな人と一緒に食事に出かけたくないですよね。周りの目もあるし。

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人跡未踏

【漢字】人跡未踏 【読み】じんせきみとう 【意味】人がまだ一度も足を踏み入れたことがない域。 【例文1】人跡未踏のアクセルに挑む。 【例文2】人跡未踏を発掘する。 人がまだ足を踏み入れたことのない地域のことを人跡未踏といわれますが、そこは生物達にとっては楽園の地なのでまだ発見されていない新種がたくさん潜んでいます。人が通った場所でも新種は発見されますが、大きいサイズの生き物は一通り発見されているので、新種が発見されるときというのはミクロの生物ばかりです。しかし、人跡未踏の場所では今まで見たことがない新種もいるのではないかと言われています。人跡未踏の地は地球の中では洞窟の中やジャングルの奥地となりますが、噂になっている人跡未踏の地があったらカメラが潜入してみたら面白いと思います。Youtubeなどでも人跡未踏の動画は魅力的で、誰も入ったことのない地でロケすることがありますが、誰かが入ると他の人も足を踏み入れることになるので、場所は言わないで撮影して欲しいものだと思います。日本だと人跡未踏の地はほとんどないですが、沖ノ島が世界遺産となったことで、女人禁止だったのが今度は男性も禁止となるのではないかといわれています。今後人が入れなくなれば人跡未踏の地となりそうです。沖ノ島は元々神宿る島といわれていてほとんど未開発のままです。世界遺産となると世界中から観光客が訪れるようになるので、いつまでも人跡未踏の場所であって欲しいと願うばかりです。

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新進気鋭

【漢字】新進気鋭 【読み】しんしんきえい 【意味】新しい分野で鋭い意気込みがあって将来期待される人。 【例文1】新人の発想は新進気鋭で即戦力になる。 【例文2】新進気鋭の人材を求む。 年齢不問で実はそんなに経験重視でもない私の務める会社の求人には、30代の求職者の方々からの連絡を日々、受け付けています。 求人サイトからの応募となっているため、人事担当や担当部署の事務担当がざっと応募者のレジュメを見て面接に来ていただくか決めるため、ついレジュメの文章力や経歴で書類選考の合格者が大量に発生するのです。 実際に会ってみないと分からないというのがどの求人募集にも言えることかもしれないのですが、小規模で本業の他にweb制作の部署がある程度のわが社では、実際に仕事をしてもらわないと分かりません。 実際の業務がほぼ広告関係の契約をしているクライアントのサイト管理と広告の出稿をしているので、そんなにweb制作の経験が無くても良いというのが、応募しやすい条件になり、かなりレジュメを誇張して記載される方が多いのです。 そのため、経験豊富ではないものの、新進気鋭の新人のような記載が多々見受けられ、面接に来ていただいてもとても好感触なため、入社していただくと、web制作での必須アイテムであるソフトすら、事務員の私達レベルの方ばかり。 最初に会ったときには、芸大出身でデザインを学んでいました、写真関係の勉強をしていた、大手のデザイン会社に勤めていました等、素晴らしい経歴と新進気鋭の新人となりうるような上から目線の発言が目立っていたのに、アイコンひとつ作ってもらえず、画像の加工はうんちくが凄く、とても凝り過ぎるのか、納期に間に合いません。 事務員の雑用を減らすために来てもらいたかったのに、言い訳ばかりがとてもレベルの高い話しをされて、ソフトの操作方法からお伝えしなければならず、担当者以外の仕事は増える一方なので、結局、試用期間以内で彼等から去っていかれます。 キャリアコンサルティングにより素晴らしく精製される彼等のレジュメには、実力以上の記載と、実務経験もないのにデザイン会社に少し他の職種で働いたことがある経験を、いかにもweb制作に携わっていたと思われるような修飾された文面に、また新進気鋭の新人が来るぞという現象が、今日も繰り広げられているのです。 活きが良く若さ溢れる人で、大器であると期待の持てる人を「新進気鋭」と言います。「新進気鋭の若武者」や「新進気鋭の候補者」など、内側から溢れるエネルギーを皆が感じ取り、きっとその人物は将来とんでもない大物に化けると予感させる人を指します。特にスポーツの世界だとそういう存在が常に現れているチームは、常勝思考の強いチームと言えます。有望な若手が毎年出てくれば、それまでチームの主力としてやって来た人達もいつ取って代わられるか判った者ではありませんし、だからこそ抜かされない様に影で努力を怠らず、そんな先輩をいつか追い抜こうと若手も発奮しますから相乗効果は絶大だと思います。切磋琢磨する事はそのままチームの強さとなり、何処までも上を目指す気持ちを持って練習に望むのです。それ程新進気鋭の存在は貴重であり、時にはその存在自身がチームの柱に納まってしまい優勝を狙えるチームへと変貌を遂げる事すらあるのです。嘗ての男子サッカー・アルゼンチン代表のマラドーナ氏然り、プロ野球選手である大谷翔平投手然りと、その存在がチームの顔となり自身の潜在能力を以ってして勝ちを手にするのです。逆に中々そういう存在が現れてくれないチーム或いは団体では、活気も少なくどこかさめざめとした雰囲気が漂います。新進気鋭のとはそんな停滞した空気を変える、ある種の起爆剤にもなってくれるのです。 結婚前までしていた仕事の関係で毎月のように新しいお客様と出会い、それきりの場合もあれば、その後も仕事の関係が続き、それが友人関係に発展する事も多々ありました。普段は知り合い得ないような人たちと知り合う事も多く、それが新鮮で仕事を続ける事が出来たのもあります。ある日仕事で知り合った方は趣味のレベルで旅行先の絵を描いて時々個展を開いてる方でした。私からするとおじいちゃんの年齢で話題も豊富、温和な楽しい方だったので時々個展にもお邪魔していましたが、その方が「新進気鋭の画家の個展に一緒に行きましょう」と言われたので行く事に。新進気鋭の触れ込みにちょっと懸念はあったのですが、行ってみると予想的中で、一言でいうと難解。芸術に答えはないにしても、あまりにも斬新すぎて殴り書きにしか見えない絵を見た時には思わず絶句してしまいました。友人画家さんは、同じアーティストだからなのか、じっくりと見ていましたが、私は10分で無理、すぐに退散したくなってしまいました。新進気鋭というニュアンスには、将来有望という意味合いもあるそうですが、きっと個展を開けるくらいなので、ファンもいるし、才能のあるのでしょうが、私のような素人には本当に難解、それ以来、ちょっと新進気鋭のという言葉には構えてしまうようになりました。

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人事を尽くして天命を待つ

【漢字】人事を尽くして天命を待つ 【読み】じんじをつくしててんめいをまつ 【意味】出来ることは全てやったのであとは運命に任せるだけである。 【例文1】山で遭難して目印を大きく残して人事を尽くして天命を待つ。 【例文2】合格発表は人事を尽くして天命を待つ。 目標の結果に対して、人事を尽くして天命を待つ事も大事な事といえるでしょう。 自分が出来る限りの事をすることが人事を尽くす意味ですが、そうするとある程度は良い意味の諦めが持てるのかもしれません。 確かにとても人生の参考や指針ともなるような「ことわざ」のひとつでしょうが、個人的な意見もあります。 それは自分の努力をするのは重要ですが、それだけに執着せずに他人とも協力しながら目標に向かった方がより良い結果につながるのでは?ということです。 もちろん個人競技などでは自分の練習量や才能などが物をいうのでしょうが、それでも良いコーチが教えてくれるなどの他人の協力も成功には必要です。 そういう相手と良いコミュ二ケーションを取って信頼関係を築いたりすることで、ことわざの「人事を尽くして天命を待つ」もより効果的だという気持ちがあります。 自分と他人は当然ですが、人間なので成功するかどうかは不明ですよね。 なので、その時には肩に入った余計な力を抜いて、天命に任せようと思うと、気持ちがすっとして楽になります。 自分が、この言葉で、そんな気持ちになった時の思い出としては、「高校受験」「宅建の資格試験」の合格発表などがあります。 これから受験シーズンが到来します。 受験生にとっては重要なシーズンであり、悔いを残さないためにもやるべきことはすべてやっていく意気込みであると思います。 まさに、人事を尽くして天命を待つという境地になるようにしなければなりません。 もともとの意味は、全力で努力をし、その後は静かに天命に任せるということで、どんな結果になろうとも、悔いが残らない、というものです。 受験生に限らず、仕事においても準備を怠るといいことはありませんし、準備を怠ると必ず失敗します。 最近は、人事を尽くして天命を待つようなことを忙しさにかまけてやっていないことが多い気がします。 年齢を重ねることにより、努力をするということが、無駄なこともあるという気持ちも芽生えてしまっています。 例えば、業務上、上司の指示に従い、入念に準備を進めていたことが、鶴の一声で方針が変わり、一からやり直しが必要なことも多々あります。 また、準備を進めていたが、実際には出来レースとしてかませ犬のような役割であったことが後に分かるといった、理不尽なこともあります。 このように、年齢を重ねる度に、人事を尽くして天命を待つことができなくなっていることも事実ではないかと思うばかりです。

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針小棒大

【漢字】針小棒大 【読み】しんしょうぼうだい 【意味】小さな事を大袈裟に言う。 【例文1】芸能週刊誌は針小棒大なので半分しか信用できない。 【例文2】ネットの情報は針小棒大だ。 うつ気質の人は、外に出た瞬間に雨が降ってきたり、トラックに水しぶきをかけられたりといった些細なアンラッキーを大きく捉えてくよくよ悩んでしまいがちです。 雨が降ってきたから、世間は俺に出かけるなと言っているんだとか、俺の姿が見えたからトラックはわざと水をかけたんだと言うように被害妄想に陥ります。まさにこのようなことを針小棒大と言うのでしょう。針のような小さな出来事を大げさに悲しんでいては、とても身が持ちません。ここはアンラッキーなことを必要以上に意識せずに、雨が降ったなら雨の匂いを感じたり傘を取りに戻ったりと今に意識を向けた行動をすれば良いのです。逆にラッキーなことについては、針のような小さなことも敏感に捉えると心もだんだん癒されてきます。前述の同じ出来事でも、雨が降ったおかげで空気が埃っぽくないとか水がかかったのがお気に入りの服でよかったとか、同じことでも前向きに捉えられる部分があります。何もいいことがないと思っていた日常でも、近くにいる家族、安らげる自分の部屋、暖かいお風呂など、幸せの種であふれているのではないでしょうか。悪いことには針小棒大は厳禁ですが、良いことは針小棒大に捉えましょう。

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信賞必罰

【漢字】信賞必罰 【読み】しんしょうひつばつ 【意味】功績を上げた者には賞を与え、罪を犯した者には罰を厳格に行う。 【例文1】会社の昇進降格は勤続年数ではなく信賞必罰をもって決めるべきだ。 【例文2】信賞必罰の制度。 信賞必罰といえば、ブラック企業でもおなじみの言葉。罰は与えるけれど、賞は仕事となって返ってくる…ブラック企業あるあるの一つだと思います。しかし、もちろん正しく実行している経営者の方もいらっしゃいますよ。私が以前お世話になっていた会社の社長もそんな人の一人です。 基本的にやる気の無い人間がすごくお嫌いで、ある程度出来ているのであれば結果が出ているのだから文句は言わない。しかし、出来ないのに努力をしない。そういうタイプの社員はよく怒られていました。仕事で無理をする必要はなく、楽に出来るのであればそれが一番。そういうスタンスなので時に勘違いしてしまう人がいるんですよね。しかし、結果を出してこその話。結果も出せず努力もしない社員を見逃しはしません。 一方、結果が出ていなくても努力を続ける社員を見放すようなことはしません。人よりも作業が遅くミスの多かった新入社員がいたのですが、いつも残業とは別に居残りして勉強をしたり、私のところにも仕事を教えて欲しいと来ていました。とても素直で真面目な子だったと思います。社長はそれを見て、自ら効率の良い方法を教えていました。 結果を出せばボーナスもドンと出ます。そのためボーナスの金額を共有することは、暗黙のルールでタブーでした。

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神出鬼没

【漢字】神出鬼没 【読み】しんしゅつきぼつ 【意味】行動が自由気ままで突然いなくなったり、戻って来たり居場所が特定できない。 【例文1】教授は常に忙しく、さっきまでいたのに神出鬼没だ。 【例文2】飼っている猫が神出鬼没だ。 我が家はすぐ目の前に公園がありますので、野良猫達の出入りが多いです。そのため近隣の方々は皆さん猫好きが多く、地域猫としてとても猫を大切に扱っています。時には見かけない成猫がやってくることがあるのですが、実はその多くは他からやってきた野良猫達。猫にも縄張りがあるのでしょうが、この地域の猫はあまり干渉しないのか他からやってくる猫が多いのです。 こういう猫を見かけると、基本的に動物病院につれて行くことになります。動物愛護を目的とした市民団体と相談して、そこと提携している動物病院なら手術や検査を安くやって頂けます。そのため何とかして一度捕まえたいのですが、公園だけではなく近くの家を行ったり来たりしているので本当に神出鬼没なんですよね。以前も怪我をしている猫を見かけたので何とか保護しようとケージを持ってあちこちをうろついていたら、お近くの奥様も同じようにケージを持っていて二人で笑ったことがありました。 神出鬼没といえば、そういえば我が家の庭でなぜか犬小屋の中で犬と寝ていたこともありました。猫が多いエリアなので犬も猫に慣れきっているのです。見つけた時には、どうしてここにいるの?ととにかく驚いたものでした。

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人後に落ちない

【漢字】人後に落ちない 【読み】じんごにおちない 【意味】他人に負けていない。 【例文1】彼は高卒新人だが、大卒新人にも人後に落ちないほどの仕事ぶりだ。 【例文2】彼女は人後に落ちない容姿だ。 「人後に落ちない」という言葉は、先を越されない、他人にひけを取らないという意味のことわざですが、主に長所について述べる時に使われていると思います。 私は元々オタク気質であるために、この分野の知識であれば人後に落ちない、という分野が存在します。 オタク気質でありながら好奇心も旺盛であるために、その分野は一つではないのですが、中でも好きな漫画に関しては延々と語っていられます。 同じ漫画が好きな友人がいるので、その子と話すと本当にあっという間に時間が過ぎてしまいますが、その友人とでさえ、自分の方が詳しいという自信があります。 昔は、「〇〇のエピソードって何巻だったっけ?」と言われると、すぐに巻数を答えられるくらいでした。 社会人になってからは、ビジネスシーンで話すとドン引きされてしまうようなネタなので、秘密にしていますが、漫画の知識に関しては人後に落ちません。 また、私は女子バレーが好きなので、学生時代は試合がある日はリアルタイムで観戦するために、アルバイトの休みを取るくらいだったんですが、その知識に関してもひけを取らない自信があります。 もういっそコメンテーターとかになれば好きを仕事にできたんじゃないかと思いますが、人後に落ちない分野があるということは、生きていく上で自信になると思います。

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人口に膾炙する

【漢字】人口に膾炙する 【読み】じんこうにかいしゃする 【意味】なますや炙った肉が称賛されることから、世間の人に多く知られチヤホヤされる。 【例文1】小説が売れて人口に膾炙する。 【例文2】ミスコンで優勝して人口に膾炙する。 「人口に膾炙する」というのは、たくさんの人がそのことをもてはやして話題にしていくということによって、広く知れ渡るということだそうです。 「なます(膾)」や「あぶり肉(炙)」が昔はご馳走とされていて、誰もが美味しい美味しいと喜んで食べたということから、こうした言葉が出来上がっています。 これを現代風に言うと、さしずめ毎年ユーキャンがスポンサーとなって開催されている「新語・流行語大賞」が当たるのではないでしょうか。 日本国内でだけ、たくさんの人が口にして使った言葉かと言えば、その年によって違っているようで2016年には世界中を巻き込んで大いに流行した「P・P・A・P」などは世界的に有名になって使われました。 ピコ太郎のようにご陽気で、みんながその言葉を口にすると自然に笑顔になってしまうようなものは素晴らしいのですが、逆にその言葉を口にすると顔をしかめてしまうというようなものはいかがなものか。 「忖度」という言葉も日本中を駆け巡り、海外のニュースなどでも取り上げられるようになったということですが、あまり良い意味で使われていなかったようです。

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心血を注ぐ

【漢字】心血を注ぐ 【読み】しんけつをそそぐ 【意味】全力を尽くして物事を行う。 【例文1】心血を注いだ作品が完成した。 【例文2】部活に心血を注ぐ。 テレビ東京で話題になっている「池の水を抜いたらどうなるのか」の放送があるときは欠かさず見ています。ペットとして飼われていた亀や魚を池に放流して、何十年と歳月が経つにつれ巨大化していきます。普段何気なく見ている池でもいろんな外来種が生殖するようになり、日本古来の在来種の数が激減してしまうのです。番組では気軽な気持ちで池の水を抜いたら何が出てくるんだろうというネタで放送を開始しましたが、いざ水を入れ替えてきれいにすると思いもかけない出来事が起こるようになってきました。心血を注ぐ思いで水を抜いていくわけですけど、地元の人々の協力がないと出来ません。大きな池になるほど住民の協力が必要となり、みんなが一丸となって心血を注ぐ気持ちで水を抜いていきます。水がきれいになってからしばらくすると、カワセミがやってきたというニュースを見たこともありました。カワセミは水が透明でないと来ることがない鳥です。池の水を抜くという単純なテーマで始めた番組なのに、地元の協力が得られて人々の気持ちが一つになったり、自然の大切さをみんなで分かち合うことができるので、とても良い番組だと思いました。これからもシリーズ化していくようなので、心血を注ぐ気持ちになる姿を見ていきたいと思っています。

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心機一転

【漢字】心機一転 【読み】しんきいってん 【意味】ある出来事をきっかけに気持ちを入れ替えて前向きに進むこと。 【例文1】高校生活楽しかったなー。4月からは心機一転仕事をがんばるぞ。 【例文2】心機一転、初めての土地で生活をスタートさせる。 「心機一転」とは一般的によく使われる四文字熟語ですが、私はこれを感じる出来事がありました。 というのも、以前職場の人間関係に悩んでいて、何を言っても理解してもらえないためにもう反論を止めるようにしていたんですが、どんどん気持ちが滅入っていってしまい、自分の存在価値を感じず、仕事をやめてしまおうと思ったこともありました。 そのことを一番仲の良い先輩に相談した際に、「一度、もうどうなってもいいやって気持ちで一ヶ月頑張ってみたら?」と言われたのです。 その時は辞める口実を作るためにやろうと思ったんですが、一度始めた会社なので、後悔のないように、もうどうせ辞めるから自分の信じるようにやってみよう、と思った結果、まさかのその行動が会社で評価される実績に繋がり、自分という人間を肯定することができました。 自分の考えを理解してくれる人がいる、ということがどれだけ嬉しく、心強いものか知ったのです。 もう深く考えずに自分の想いを貫こうと、心機一転頑張ってみた結果が思わぬ転機となり、仕事自体も楽しむことができるようになりました。 何がチャンスに繋がるか分からないので、気持ちを切り替えるということは大きな意味を持つんだなと思ったきっかけになる出来事でした。 「心機一転」とはある物事や動機をきっかけに気持ちがすっきり良い方に変わっていくこと、また、ある事をきっかけに気持ちを良い方に入れ変えることを意味します。「心機」は心の働きや気持ち、「一転」はまったく変わることとなります。 使い方としては「今年度ももう終わり。来年は心機一転して仕事に取り組みます。」「転勤することになったので新しい土地で心機一転頑張ろう。」と言った使い方をします。 私も一身上の都合により今年いっぱいで今の仕事を辞め、来年から新しい環境に新しい仕事をしていくことになりました。今まで培ってきたことを忘れずに心機一転して仕事にプライベートに充実した日々を過ごしていこうと思っています。心機一転することで気持ちを入れ替える機会に自分自身を改めて見つめ直すことができ、自分自身の今後の成長にもつながると思います。私の場合はたまたま仕事を辞めるという大きなきっかけがありましたので、心機一転しようという気持ちもより強くなりました。しかし大きな物事だけでなく気持ち次第でどんなこともきっかけになりますので自分自身の成長のためにも今後の自分自身の為にも様々な物事をきっかけと捉え心機一転することはとても大切だと思います。

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白黒をつける

【漢字】白黒をつける 【読み】しろくろをつける 【意味】物事の善悪をはっきりさせること。 【例文1】どちらの言い分が正しいか白黒をつけようじゃないか。 【例文2】仕事と私、どっちが大事か白黒をつけてよ! 白黒をつけるとは、物事をはっきりさせる事、勝負事が絡む場合に使われる言葉です。 恋愛でいえば彼女が彼氏に 「別れるの?別れないの?答えはふたつにひとつよ。どっちかはっきりしてよ!」などの経験をした方もいるのではないでしょうか。 決着を付ける時はどっちが正しいか今日こそ白黒をつけようというな場面もありますね。物事にははっきりさせてもしいものですよね。 わたしも何をするにもきっちりしておかないと気が済まない性格でして白黒をつけています。煮え切らない状況はイライラしますからね。だからと言って相手に強要するのは重いとしか思われるので程々にしております。とまあここまでは 20代前半の頃の経験です。後半にもなると実生活では恋人もできていわゆる結婚適齢期突入です。付き合いは2年です。結婚するのか?このまま付き合っていくのか白黒をつけてほしい気持ちもありますが、その気があるのか気持ちを確かめるのが怖いなという想いもあります。今はたただ彼と楽しく過ごせる事が嬉しいですが、どうなる事でしょう。 白黒をつける、物事をとかく是か非か、良いか悪いかをはっきりさせたい性格です。そして白黒をつけた後に黒の方をそれはそうじゃないでしょ!と自分の価値観で正そうとする厄介な性格です。私の父親がそういった性格で、とにかく自分の価値観で白黒をつけてその価値観を他人にも向けてきます。そして自分が黒だと思ったことに対しては一ミリも理解しようとしません。そんな父親の考え方が本当に嫌いだったのに悲しいかな大人になって段々と考え方が父親に似てきています。 自分の中で物事を白黒をつけるのは全然問題ないと思います。誰だってそうやって自分の価値観を築いていくのだと思います。しかし自分の価値観を相手に押し付けること、自分の価値観だけで物事を判断すること、他人の価値観を許容しないこと、これはダメだと思います。人は人、自分は自分です。 それでも相手に対してそれはどうなの?と思うことはたくさんあります。そんな時にグレーゾーンというのは本当に素晴らしい発想だと思います。どっちにもとれる解釈だったり、あえてそこには触れない、グレーゾーンは世の中が上手く回るためのキーワードです。 特に日本の領土問題なんかは両国が納得する解決方法はなわけなので、白黒をつけずにグレーで十分だと思います。 高校教師だった亡き父は、熱血バレーボール監督として地元ではちょっと有名な人物でした。熱血と言われるだけあって、外でも厳しければ、家の中でも、つまり母にも私にも厳しい人でした。とにかく物事の白黒をつけるのが大好きで、白か黒、0か100みたいな気質は知らず知らずのうちに私にも受け継がれていたようです。高校、大学時代はのほほんと暮らしていたのですが、社会にでた途端に、迫られる様々な判断、揉め事、ややこしい恋愛沙汰。その都度、すぐに白か黒か決着をつけようとするので、何度となく友人に注意されたものです。世の中には善悪はっきりした事はあっても、白か黒かで言い切れない事がたくさんあると教えてくれたのが今の夫でした。夫と結婚してからの日々は夫の転職や自営がうまくいかない時期、出口の見えない不妊治療に嫁姑問題など、一人ではあり得なかった様々な出来事が起こりましたが、夫の対応は良く言うと柔軟、私から言わせると煮え切らない、はっきりしない、優柔不断で結婚当初はたくさんケンカもしました。夫に言われたのは、私はすぐに白黒つけたがるから、良くない。ゆっくり状況判断したり、相手の出方を見る事も大切だ、という事。確かに急いで決着つけすぎて失敗もたくさんしてきた私ですが、子供も生まれてやっと落ち着き、物事をのんびり構える事ができるようになりました。 白黒をつけるという言葉の意味は、物事が正しいかどうかをはっきりさせる、という内容です。 例えば、オセロの世界としての二者択一であったり、コンピュータシステムにおける、2進数表現としての0か1の世界と似ていますが、日本人からみると、白黒をつけることは苦手である人種であると思います。 例えば、日本語がそうです。 文章から内容を読み取るには、文章として書かれていない行間からも内容を読み取る必要があったりします。 また、日本人の場合、情という目に見えないものもあり、書かれていないことも暗黙の了解として理解していることもあります。 つまり、よく言われるグレーな感じや、玉虫色な対応という、方針は決まっているが、条件によってはその限りではないという社会性です。 一方、欧米における契約社会においては、文章に書かれていないことは一切やりませんし、性格もドライであることもあり、白黒をつけるという社会性があります。 このように、日本人にとっては白黒をつけることが得意ではない性格のため、たまに損をしてしまうこともあります。 例えば、時間的に厳しい課題に対して、はっきりと出来ないといえず、ずるずると結論を先送りする傾向も、一種、白黒をつけることが不得意な日本人の性格が現れている証拠です。

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四六時中

【漢字】四六時中 【読み】しろくじちゅう 【意味】一日中。ずっと。 【例文1】四六時中彼女のことばかり考えている。 【例文2】四六時中デートプランを考えている。 小さな子どもと一緒に暮らしている人、特に幼稚園や保育園にも通っていないくらいの乳幼児の親は、一日じゅう子どもと一緒に過ごしていることになります。 生まれたばかりの赤ちゃんは、泣くか寝ているかで、泣いていれば抱っこしたり、お乳をあげたりオムツを換えたりします。寝ていても息をしているか気にしたり、うつぶせになっていないか確認したり、放っておくわけにもいかないのです。お世話をしているうちにあっという間に時間が過ぎていき、自分の時間はほとんどありません。 ある程度大きくなると、今度は動き回っていろいろなものを触るようになっていきます。そうすると誤飲や怪我の心配が出てくるので、生まれたばかりの頃とは違った大変さがあります。 そんな風に四六時中、子どもと向き合っている期間が幼児期のはじめのうちですが、子育てが落ち着いた頃振り返ると、大変だったことは意外と忘れていたりするものです。そう、四六時中子どもといられるなんて、ほんの数年間なのです。育児の真っ最中だと、なかなかそんな風に思う余裕を持つことが難しいものですが、しんどくなったら「今だけの時間」と思うようにすると、違った気持ちで子どもと過ごせるようになるかもしれません。

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白い目で見る

【漢字】白い目で見る 【読み】しろいめでみる 【意味】他人の言動に冷淡な目つきで見る。 【例文1】マナーが悪すぎて周囲が白い目で見る。 【例文2】酔っ払い客を白い目で見る。 「白い目で見る」とは冷淡で悪意のこもった目で見られる、という意味で、広く知られていると思います。 そんなつもりではなくても、つい街中で気になる行動をしている人がいると、このような視線をしてしまう人も多いのではないでしょうか。 私はよく関東方面へ遊びに行くんですが、最初の方はよく白い目で見られることがありました。 道もよく分からないために右往左往してしまい、関東の人混みの中でもみくちゃにされてしまい、きっと先を急いでいる人にとっては迷惑極まりなかったと思います。 その上、周りよりも荷物も大きいために、あちこちにぶつかりまくってしまい、改札も私の前で軽い渋滞、後ろのイライラオーラを感じて、心細くて半泣きになったこともありました。 きっと、「なんで街中で泣いているんだろう」という意味だったと思うんですが、冷たい視線を感じ、その時は白い目で見られている気分でした。 確かに逆の立場で自分が地元の人だったら、そんな悪目立ちするような人、なるべく関わりたくないし、白眼視して通りすぎてしまうかもしれません。 しかし、自分が旅行者の立場を経験したので、今後は白い目で見ることはせず、優しく話しかけてあげるようにしよう、と意識が変わった瞬間のことでした。

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尻を拭う

【漢字】尻を拭う 【読み】しりをぬぐう 【意味】人の失敗の後始末をする。 【例文1】子どもの尻を拭うのは親だ。 【例文2】尻を拭うのは勘弁。 尻を拭う、もしくは尻拭いをするという言葉はよく使われます。 この言葉の意味は、「人の失敗や不始末への後始末をすること」を言います。 これは会社においてよくあります。 例えば、部下が失敗したことを上司が責任をもって後始末をおこなうことはよくあります。 また、我が子が失敗し、他人に迷惑をかけているのであれば、親として責任をもって対処をすることもあるでしょう。 これは仕方のないことですし、部下はチャレンジして、結果として失敗してしまっているのであれば、上司は快く責任を取って対応を行いますし、ましてや、親と子の関係であればなおさらです。 しかしながら、この尻拭いを当たり前のように考えている人もいます。 例えば、やるべきタスクが漏れていた場合、それを気づいた人がやらないとならない雰囲気があります。 本来であれば、そのタスクの洗い出しを行った人がやるべきなのですが、その人は手を汚したくない一心で避け、知らないふりをして過ごす人がいます。 このような無責任な人が最近多い気がしてなりません。 そして、そういう人に対して、尻を拭う人は決まっていたりします。 尻を拭う人は、「誰もやる人がいないから仕方なくやらざるをえない」という気持ちで対応していると思いますが、なんともいえない理不尽さは否めません。 私は以前に掃除のアルバイトをやったことがありました。 それまでは掃除が正直なところ、あまり好きではなかったので、最低限しかやっていませんでした。 しかし、仕事をきっかけに掃除の大切さを知り、今では掃除をきちんとやるようになりました。 今では掃除は家事の一つとして行うだけですが、それでも細かいところまで目が行ってしまいます。 その為、掃除以外の時間でも見えてしまった汚れがあると、そのつどキレイにしたり片付けたりしてきました。 それが自分の汚したものなら、仕方がないと思えるのですが、家族のものとなると次々とやらなければなりません。 木になるので、ついすぐにやる癖が付いてしまったのですが、そればかりをやっていると、他の仕事の時間を奪ってしまうこともあります。 しかし、それはそれで何とかなっているのですが、一番問題なのは自分が家族の掃除をこまめにやることが、家族の尻を拭っているような気持ちになってしまうことです。 それが過ぎると家事ノイローゼにもなりかねません。 そこで、やり方を変えて、家事も時間を決めて、それ以外はやり過ごすして、後回しにするようにしました。 おかげで時には家族が自分でキレイにすることもあり、自分が家族の尻を拭うという感覚はなくなりました。

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尻を叩く

【漢字】尻を叩く 【読み】しりをたたく 【意味】実行するように催促する。やる気を起こさせる。 【例文1】子どもの成績が上がったのは褒めて尻を叩いたから。 【例文2】副賞を懸けて尻を叩く。 一年ほど前から取り組んでいる仕事があるのですが、毎回取引先の尻を叩く必要があります。いわゆるブラック企業なので、最前線で働いている方々が悪いわけではありません。無理に仕事を取ってくる営業、体質を変えない上の人間、色々な毒が回っているような感じなんですよね。しかし、毎回納期ギリギリになってしまうのは困ったものです。それも、12時納期なら12時ジャストに納品とか。最近は赤く腫れるのではないかと思うほど尻を叩くことで納期が守られるようになりましたが、以前は1日どころか1週間ほど納期を待たされてしまったことがあります。 私の手元に来た時点で私の管轄になりますので、ここから他の方に迷惑をかけることはありません。正直、納期から遅れてしまっても損害が出ることは無いと思っているのだと思います。しかし、作業が遅れればそれだけ旬を逃してしまう可能性もあります。それは大きな損害ですし、スケジュールが崩れれば調整することも難しくなってしまいます。 せめてゆるく納期を設定してくれれば良いのですが、結局そうなると違う仕事が優先されるだけで変わらないのですよね。現場の方は納得いく仕上がりにしてくださっているだけに、尻を叩くことに罪悪感を感じます。 上司が部下の尻を叩くときは、部下により高い目標を達成して欲しかったり、今している仕事を早く終わらせて欲しかったりするためでしょうか。 しかし、それは裏目に出ることがあります。最近の若者には尻を叩かれるとプレッシャーで精神的に潰れてしまったり、今の仕事進み具合が遅いので叱責されたと捉えてしまう人がいます。上司の言葉を叱咤激励と考えてもっと頑張ろうと決意したり、上司を見返してやろうと頑張る人ばかりではありません。最近の若者は…と言いたくなるかもしれませんが、仕事をできるだけ迅速に済ませるためには若者がのびのびと仕事できる環境を保ち、社員同士の軋轢を防ぐのが一番近道です。 今の時代、上司と部下は必要最小限のことしか話さないといった会社も増えています。いくら部下とはいえ、必要以上に人の仕事のペースに干渉することは避けたほうがいいでしょう。たまに長時間労働の影響か友達は会社にしかいない、会社の人間関係が全てといった方が増えていますが、部下はそんなに熱い親密な関係を求めていない場合がほとんどです。部下の尻を叩くのは愛情からかもしれませんが、必ずしも仕事のブーストとなるとは限らないと覚えておいて下さい。

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思慮分別

【漢字】思慮分別 【読み】しりょふんべつ 【意味】道理をわきまえ物事を正しく判断する。 【例文1】思慮分別ができる彼女に決定を委ねた。 【例文2】いい大人が思慮分別もつかない。 発明家は閃きでアイデアを得ていますが、思慮分別の時間が一般の人より長いのが特徴です。普通の人であれば生活に追われてしまい、忙しい時間があっという間に過ぎていき、また明日が来るというサイクルを送っています。思慮分別に時間をかけるということはあまりしません。しかし歴史に名を残す発明家というのは、思慮分別にだいぶ時間をかけています。閃こうとするよりも常に問題点を考えていて、どうやったら今より改善していくのかということに時間を使っています。そのとき閃かなくても思慮分別したことで、あるときふっとアイデアが湧いてきます。思慮分別をしないで毎日を過ごしていると、物事を浅くとらえがちになるので閃きは起きてきません。その辺が凡人と発明家の違いなんだろうと思います。仏教でいえば思慮分別をするときというのは、瞑想しているときです。特に意識して考えることもしないわけですが、いろんな思いが頭の中を巡ってきたときに、何が良かったのか悪かったのか善悪を判断しながら考えていきます。思慮分別が自然にできるようになると頭の中が整理されてくるので、物事の判断が的確に捉えられるようになってきます。人間関係でもギクシャクしなくなるので、たまには思慮分別する時間を作ってみると世の中の見方が変わってきます。

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尻目に掛ける

【漢字】尻目に掛ける 【読み】しりめにかける 【意味】目ん玉だけ動かしてチラッと見る様子から、価値がないと判断して相手にしない。 【例文1】何言っても言うこと聞かない者には尻目に掛ける。 【例文2】わからず屋には尻目に掛ける。 自分は特に何か行動に起こしたり発言したわけでもないのに、なぜか尻目に掛けるような目つきを向けられた経験がある人はいませんか。 理由がわかっていてもわからなくとも、相手からさげすまされて快く思う人はあまりいないでしょう。 しかしそういう人と出くわしたらどうすれば良いのでしょうか。 これは難しいことかもしれませんが、相手のことを気に掛けないのが一番です。大体にして自分を蔑んでくる相手というのは、自分に対して興味があるということです。本当に興味のない人相手に、人は何か行動することはありませんから。そのため放っておけば、相手も自分に興味を失って次第に離れていくことが多いです。 なぜか相手が自分のことを尻目に掛けてきて、不快な思いをする人もいると思いますが、いちいち相手にしていても疲れてしまいますしエネルギーがもったいないです。もっと自分の成長になることにエネルギーを使ってみてはどうでしょうか。 現代では様々な差別や偏見、またはいじめが問題になっています。 表面上では尻目に賭けていないように見せかけていても、ふとした時に本音が出てしまうことがあります。 時には何気ない発言が、問題発言として問いただされてしまうことがあります。 おそらく本人には悪気がなく、悪く言えば勝手に口がしゃべったのかもしれません。 しかし、世間的にもある程度の地位にある人の発言とは思えないような失言が多いのも事実です。 長年の思考の習慣はそう簡単に変えられるものではありませんし、表面だけ取り繕っていてもすぐにボロが出てしまいます。 様々な差別や偏見、またはいじめをなくしていくためには、長い期間をかけて考え方を変えていくしかないのかもしれません。 子供は親の思考の影響を受けて育ちます。 そのため、昔ながらの差別や偏見が当たり前に環境で育ったならば、それを自分で意識的に変えていくしかないと思います。 ある時、自分が当り前だと思っていたことや、親の考え方が今の時代にそぐわないことを自覚することがあります。 自分の懐や視野を広げていかないと、そういったことが理解できないかもしれません。 誰かを尻目に掛けたような考えや言い方を意識的に改めて行く必要があると思います。

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支離滅裂

【漢字】支離滅裂 【読み】しりめつれつ 【意味】統一性がなくまとまりがない。筋道が立っていない。 【例文1】彼の言い訳は支離滅裂で信用できない。 【例文2】支離滅裂でコミュニケーションが取れない。 友達と会話をしているときに話が支離滅裂になっていくことがありました。そのときは調子が悪かったのだろう程度にしか思わなかったのですが、だんだん会話が支離滅裂になってきたので、精神科に通ってみたらどうかと助言をしました。そのときは支離滅裂になっているのを気付かなかったようですが、メールで書いた文章を見てようやく事の重大性に気付き始めて精神科に行くようになりました。医師から診察してもらったら、その友達は統合失調症認定されて2級の手帳をもらうことになりました。やはりどこか様子がおかしいときというのは、支離滅裂になりやすいんだなとそのとき感じました。支離滅裂の会話というのは、さっきまで食事の話をしていたのに急に野球の話になったり、休日遊びに行ったときの話になったりします。そういう人はたまにいるかもしれないですが、精神が病んできたときの支離滅裂はすごい早いテンポで話題が変わってきます。思いついたように次々話題を変えるので聞いている方も付いていけなくなってくるのです。支離滅裂の話をしていても全部が全部虚言ではないので、つい話を信じてしまうのですが後で考えてみると意味不明なことも多く、会話が成立してないことが多かったです。

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尻に火が付く

【漢字】尻に火が付く 【読み】しりにひがつく 【意味】切羽詰まった状態をいう。 【例文1】原稿の締め切りが迫って尻に火がつく。 【例文2】経営難で尻に火が付く。 夫と息子との三人暮らし、よくまあこれだけ性格、タイプの違う三人が暮らしているなあ、と我ながら感心する事が多いのですが、どちらかというと夫と息子が似ているので、私が変わり者扱いされる事が多いのが気に入らない点です。私は物事をプランニングして、段取りの通りに動くのが好きで、うまくいった時に喜びを感じるタイプなのですが、夫に関していうと、段取りなし、気分次第、超マイペース。その為に色んな事に間に合わなかったり、余計な出費になったりかえって時間がかかったという事は日常茶飯事。息子はというと、まだ小学生なのにある程度マイペース、そして段取りが大嫌いで、私に段取りされるのも大嫌いなのです。そんな息子も毎日学校からは宿題があり、テストもあるので勉強しないわけにはいかないのですが、とにかくやらない。結局はやるのですが、ギリギリまでやらない。宿題やテスト勉強だけではなくて、何事も尻に火が付いてからしかやらないといった感じです。そして時間に追われて焦って泣いて反省して、の繰り返し。次からはちゃんと早めにやるから、と言っても結局は同じことの繰り返しばかりです。時間に余裕を持ってやり始めなさいとか、動きなさいと何度言ってもダメなので、もう個性と思って諦めつつあります。 自分の怠惰な行いで、やるべき事が疎かになり時間が残り少なくなる事を「尻に火が付く」と言います。使用法は「夏休みも残り僅かだが、宿題が全く終わっておらずいよいよ尻に火が付く」や「遊びにかまけて仕事が一向に進まず、納品日が近付き尻に火が付く」となります。一般的には怠けていた付けが後になって廻って来て、その時になって慌焦る様子を表現しているのです。火事の時に急いで逃げないと焼け死ぬ危険が迫っているのに火中でのんびりとしていて、それこそ尻に火が付いて慌てて逃げようとしても時既に遅しとなるのは必至なのです。後で慌ててあたふたする心情が尻に火が付くであり、何事も日頃の行いが大事という訳です。尻に火が付いた状態で何かをやろうとしても注意力が散漫になり、余計に悪い結果を齎す可能性が大きくなるだけです。人間どっしりとした気持ちで物事と向き合えば、少なくとも最悪の結果に結び付く事は少ないと思います。穏やかな心でいる事が、自ずと良い結果への道を見い出せると思うのです。のんびりと構える事が全て駄目とは言いませんが、あまりにのほほんと構えてやる事をやらずにいては後々後悔する事に繋がりかねません。急いては事をし損じると言いますし、慌てずに事が出来るようまずは気の持ちようが大事となります。

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尻切れとんぼ

【漢字】尻切れとんぼ 【読み】しりきれとんぼ 【意味】中途半端に終わること。 【例文1】自力でログハウスを作っていたが、尻切れとんぼで後は業者に任せた。 【例文2】結局は尻切れとんぼで業者任せになる。 むかしむかし小学生の頃、いつも一緒にいた友達がいました。 名前はとも。ともとは学校でも休みでもいつも一緒で、家族同士も仲が良く、泊まりに行ったり泊まりに来たりを繰り返し、ホームパーティーをしたりととてもいい関係性を築いていました。 とももいい奴だったけど、わたしはなによりとものお父さんとお母さんが大好きでした。 ともんちに行ったらたくさん笑いました。 お父さんもお母さんもデコトラに乗っているともんち。 肉じゃがが美味しいともんちが大好きでした。 少し年上のお姉ちゃんは遊び呆けてあまり家にいなかったけど、留守のお姉ちゃんの部屋にこっそり入ってメイク道具で遊んだりするのは密かな楽しみでした。 でも、肉じゃがよりもお父さんのネタ披露でも、お姉ちゃんのメイク道具をこっそり拝借することよりも、もっとともんちでのお泊まりで楽しみなことがありました。 それは、ドライブです。 深夜のドライブはいつも通っているお馴染みな道も、昼間とは全く違う表情をしていて、非日常でとてもワクワクしました。 いつもの埠頭近くになるととものお母さん曰く「尻切れとんぼ」と頻繁にすれ違うようになります。 トラックの荷台部分がとれた状態の運転席部分だけの車輌をとものお母さんは「尻切れとんぼ」と言います。 それがとももわたしもおかしくて深夜で変なテンションなのもあり、おしっこが漏れそうなくらい大爆笑しました。今でも「尻切れとんぼ」を見るとともとともの家族を思い出します。

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尻が長い

【漢字】尻が長い 【読み】しりがながい 【意味】人の家を訪問してなかなか帰ろうとしない。長居する。 【例文1】保険の営業の尻が長い。 【例文2】訪問販売員の尻が長い。 尻が長いという言葉の意味は、話し込んでなかなか帰らない様子や、長居する様子をいいます。 例えば、会社の同僚が暇そうな感じで話しかけてきて、横にずっと座って話をしてくることはありませんか。 私はずっと忙しい状況を察しているかどうかわかりませんが、途中からイライラしてきて、あまり聞く耳をもって対応はしていません。 同僚であれば、「今忙しいから、あとにしてもらえる?」といえるのですが、これが上司の場合には、なかなかお断りすることができません。 特に、上司が図太い神経の持ち主であれば、尚更のこと、忙しくても対応しなければなりません。 そして尻が長いわりには、くだらない話ばかりで、全くの時間の無駄であったりします。 このような状況を察してか、最近、オフィスには集中ブースというものができました。 これは集中して仕事ができるように、またこのブースにいる場合は話しかけるのは原則禁止になっています。 話しかける場合には、チャットツールを用いることになっています。 このブースのおかげで、無駄話をする上司は減ってきていますが、集中ブースの席数は限られてますので、溢れてしまった場合には、尻の長い上司と話をしなければならない状況にはかわりありません。

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尻が軽い

【漢字】尻が軽い 【読み】しりがかるい 【意味】行動が軽快である。軽はずみな行動を取る人をいう。 【例文1】あの子は社内でも尻が軽いともっぱら評判だ。 【例文2】尻が軽い女性は不評だ。 尻が軽いとは尻が重いの反対で行動にすぐ移せることです。 また軽率な行動をとる人にも尻が軽いと使います。どちらかというと女性に対して使う場合が多いです。 尻が軽い女性というと、男性遍歴が多い女性のことでしょう。自分の身の回りの人でも、意外な人が尻軽女だということがわかったりします。尻軽女は、やはり異性から見て魅力的な美人なことが多いです。数多くの男性が寄ってくるので、自然と男性遍歴は多くなる場合が多いです。しかし美人に寄ってくる男性はその人の中身を見ていないので、性格の不一致から短期間で別れることを繰り返していることもしばしばです。 尻が軽いなんて女性にとっては言われたくない言葉です。男性からしてみれば簡単に誘いに乗ってくる女性はどう思いでしょうか。 乗ったら乗ったで尻が軽いとウワサされ、乗らないなら高飛車だと都合よく言うんでしょうね。結婚を考えている女性に対しては尻が軽い女性はいやだと思うのは間違いなさそうですね。 その昔、アムラーだったわたし。 その安室ちゃんも来年引退を発表しました。 わたしも安室ちゃんと一緒に歳を取り、母となり、おばさんとなりました。 安室ちゃんとは年齢も同じ、我が家の下の子と安室ちゃんの子供の年齢も同じです。 ほんの少しだけ勝手に縁のようなものを感じています。 その昔、アムラーだった頃、髪の毛を茶髪にして、ミニスカートに厚底ブーツを履いていた頃、尻が軽いオンナに見られて、変な男性にナンパされる機会が増え、何度か危ないめに遭いそうになったことがありました。 友人もみんなアムラーだったけれど、わたしも含めアムラーに尻が軽いオンナは一人もいませんでした。 みんな安室ちゃんが好きで、安室ちゃんのマネをしていただけ。 軽く見えるかもしれないけれど、みんな純粋にファッションを楽しんでいただけでした。 見た目で勝手に判断をして、いけそう判定を出されるのは侵害でした。 そんな私たちもすっかりおばさんになってしまいました。 今はあの頃の面影もなく見るからに尻の重そうなおばさんです。 安室ちゃんと同じ時間を過ごしてきたはずなのに、いつの間にか大きな差をつけられてしまいましたが最後まで安室ちゃんを見届けたいと思います。

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尻が重い

【漢字】尻が重い 【読み】しりがおもい 【意味】なかなか立ち上がろうとしない様子。 【例文1】彼は何事においても尻が重い。 【例文2】尻が重くて怠慢する。 尻が重いとはなかなか立ち上がって行動しないことです。 平日はパートが終わると近所のスーパーに立ち寄り、夕飯の買い物と明日の家族の朝食を買います。食材は毎日新鮮な物を買いたいのでまとめ買いはしません。でも今夜は長男は彼女とデートで今夜は遅いらしい。夫は会社の飲み会でもちろん午前様。夕飯の準備はしないで済みました。一人さっさと残りものでパスタを和え10分で間食しました。いつもならすぐに片づけをするのですが、今夜は洗い物も少ないし、見たいテレビがもうすぐ始まるしコタツからなかなか出れなくて尻が重いです。CMの間にさっと洗いものしてあとはな~んにもする事がない。うれしー。 明日は土曜日でパートも休みだし夫もどうせ昼までいびきかいて寝ているだろうし今夜は夜ふかし決定。DVDでも借りに行こうかと思ったけど、寒くて尻が重いのでスマホのアプリで見ました。気づくともう夜中の0時。夫が帰宅しました。洗濯物はもう明日やればいい。日曜日も休みだし、夜更かしした翌日は昼間で寝ていたい主義。あー時間に余裕があるって幸せ。 職場に尻が重い働かない先輩はいませんか?他人のことを気にしてもしょうがないのですが、どうして給料は先輩の方が高いのに働かないのかと腹が立ちます。 そんな時は、自分がオーバーワーク気味に働いて先輩の存在価値を低くしていくと良いです。挙げ句の果てには、先輩の仕事を全部奪ってしまいましょう。 そうなれば必ず居心地が悪くなって何らかの働きをします。 自分のペースを守りたいなら、その先輩を視界から消してしまうのも一つの方法です。何もしないのですから、その先輩と会話なんてしなくても構いません。 全員で無視して社員が一人減ったかのように振舞っていれば、ストレスを抱えずにスムーズに物事が運びます。 さらに、その人にも色々な事情があるに違いないと考えると心が少し楽になります。家で喧嘩が絶えないために、会社で休むしかないのかもしれません。両親の介護で毎日ヘトヘトなのかもしれません。そう考えると哀れに思えてくるのではないでしょうか。 それでもあまりひどい場合は、やはり上司に相談することが大切です。その人が仕事しないために、こういう点が困っているというのを具体的に示しましょう。 特にクライアントに迷惑がかかる点を強調すれば、上司も何らかの対策を取らざるを得ないでしょう。 若いころの私は尻が重く、何をやるにも億劫に感じていました。 今思えば、それは運動不足で筋肉が減っていて、体脂肪が多かったからだと思います。 その後、ダイエットを行い、体脂肪を減らして筋肉量を増やしていったら、自然に体が動くようになりました。 以前は、いちいち考えてできるだけ動かないで済む方法を選択していました。 しかし、今では頭で考えるよりも先に体が動いてしまっています。 昔は親から「尻が重い」と言われたこともありました。 ですが、今では人から「フットワークが軽い」とか「良く動く人だね」と言われることが多くなりました。 同じ人間でも体を変えていくことで、周りから見える様子がこれほどまでに変わるものだと思いました。 以前は体格の良い人という印象だったようですが、今では痩せていて、引き締まったイメージのようです。 確かに体重も多かった頃に比べると、少なくなっています。 しかし、それ以上に筋肉量が増え、体脂肪が減ったことが原因だと思っています。 今の私は健康を維持するために、ウォーキングを行っています。 その効果が日常の動作にも現れているようです。 運動をする時間も生み出さないと、すぐに時間が無くて運動不足になってしまいます。 そうならないためにも気をつけて行きたいと思っています。

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私利私欲

【漢字】私利私欲 【読み】しりしよく 【意味】自分の利益と欲望が満たされればそれでいいという考え。 【例文1】彼は私利私欲のために友人を失った。 【例文2】私利私欲で店が潰れた。 自らの利益の為にしか行動しない人の心情を表す表現が「私利私欲」であります。「私利私欲に溢れ、悪行を尽くす代官」や「あいつは私利私欲の塊」と言う具合に、どこまでも自分本意な人の事を指します。響きから判る様に決して褒め言葉ではなく、利己的な考えに否定を促す言葉なのです。私利私欲に塗れた人は、周りの評価や印象などは気にも留めず、ただひたすら己の欲の赴くまま行動するのです。それで例え嫌われようが知った事ではありませんし、むしろ他人に気を使って自分が損をする方が勿体ないと感じているみたいです。悪く言えば、自分さえ良ければ身内すら押しのけて利を追求する貪欲さの持ち主でもあるのです。結果として協調性や思いやりの精神にはやや欠けており、「損をせずに得を掴む」事ばかり考えているのです。余程のメンタルの強さがなければ早々なれるものではありませんし、印象から言えば図太い人とか厚かましい人という感じがします。人の誹謗中傷に怯む事なく、我が道を行く今で言う所の「空気読まない人」にその資質が備わっている気がします。中には周りに目配せしながら、ちゃっかり頂くものを頂く隠れの私利私欲者がいるかもしれませんが、どうしてもふてぶてしい人の印象が先んじてしまい気遣いの出来る人に思えません。ですがもしかしたら、ある意味気を使っている体で私利私欲を肥やしている人の方が、実はタチが悪いのかもしれません。 私利私欲が強すぎると、物事は上手くいかないことが多いようです。 例えば、誰かのためになるようなお金の使い方であれば、それは生きた投資になり、将来は増えて戻ってくることが期待できます。 しかし、自分の私利私欲のためだけにお金を貯め込んだり、使うということは結果的に無駄金になってしまうと思います。 それはたとえ、お金を貯め込んだとしても、無駄金と一緒で、思わぬ出費に繋がってしまいます。 誰かに騙されてお金を取られたり、火災や自然災害などで、大現金を失うかもしれません。 それは単に運が悪かったというだけのことではなく、やはりお金の使い方に問題があるのだと私は思います。 世の中は予想もしない不運に見舞われてしまうことがあります。 そのような時、思いもしない善意を受けると、いつかは自分もその恩返しをしなければと思うようになります。 大変な目に遭わないと、そのことに気が付かないのも情けないものですが、できればもっと早くそのことに気が付いていたら、このような不運に出遭わなかったのかもしれません。 しかし、いろいろな経験をしてこそ見えてくるものがあります。 一時期は私利私欲になっていたとしても、それに自分が気付くことで、その時から自分を変えていくことができると思います。

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尻馬に乗る

【漢字】尻馬に乗る 【読み】しりうまにのる 【意味】よく考えもせずに相手の調子に合わせる。 【例文1】酒に酔って尻馬に乗る。 【例文2】尻馬に乗って騙される。 会議の時間になると周囲の意見に流されてばかりいて、尻馬に乗るような話になってしまいます。部長や課長の意見に逆らえない社員は、ただ聞くだけなのでいつも尻馬に乗り言いなりです。新鮮な意見が出ないまま会議が終わることもあり、会社としてこれでいいものなのか疑問に思うこともあります。会議は朝から始まり長いときになると、昼休みを挟んで夕方近くまで行われることもあるので、話がダラダラ続いて中身のない会議になってしまいます。誰しも出た杭は打たれたくないもので、尻馬に乗るのが丁度いい感じになっています。会議が夕方近くに終わったときは、そこから仕事が始まるので残業して終わらせることになります。そうなると会社としても赤字になるのではないかと思うので、尻馬に乗るような会議は極力避けるべきなのではないかと思います。昼休みに上司と食事に行っても、尻馬に乗るかのごとく同じ注文を頼むことが多い会社です。上司がカツ丼を頼んだら部下は親子丼や玉子丼などワンランク下の注文をして尻馬に乗っています。自分の意見を言うと出世に影響したり、部署を移動させられるのではないかという恐怖心もあるのでしょうが、言いたいことがいえる会社になれば、もっと業績が上がるような会社になるのかもしれません。 「尻馬に乗る」とは、他人の言動に便乗し軽はずみな行動をすることや、人の後に続いて調子に乗り同じことを真似することを言います。 このことわざの由来は、尻馬とは他人が乗っている馬または、前を走っている馬のことを言い、その馬について行くことは人任せにしていて主体性がない行動の表れだということからこのことわざになりました。 使い方としては「理由も知らないのに他の連中の尻馬に乗って僕も彼を責めてしまって後悔している。」「みんなが買うから、高価な物だったけど僕も尻馬に乗って買ってしまった。」などと言った使い方をします。 私の周りにも自分の意見が上手く言えずに、あの人がこう言っていたから自分もこうすると言う人が多いです。日本人は生活の中でも周りに合わせることが多いのでそれが良いことか悪いことかと感じるのは人それぞれです。しかしこのことわざは他人任せで自分の意見がないと言う悪口に聞こえる場合の方が多いですので軽はずみに他人に言わない様にしましょう。 たまには尻馬に乗って人の言動に合わせることも必要だとは思いますがそれが悪いことだと思うのであれば自分の意見もしっかり持って違うものは違うと言えるようになりたいものですね。 私は喫煙者です。今は吸い続けて、30年以上経ちますが、健康の面で後悔しています。最初に吸い始めたのは友達の尻馬に乗ると言ったきっかけです。尻馬に乗ったのは、友達がタバコを吸っていて、お前も吸ってみてと言われたことがきっかけでした。最初はためらいましたが、恐る恐る吸ってみるとこんなまずいものがあるのかといったほどの思い出があります。それから煙草を吸っていてだんだん煙草の味が分かってきました。そして今では1日に1箱ペースで吸っています。最近は煙草も値段が上がってだんだんとおこずかいで買うのもきつくなってきました。そして何よりも今は社会が変わりました。喫煙者はだんだんと肩身の狭い世の中になってきています。でも本当に煙草の恐ろしさは分かっていますが、なかなか辞めることができません。今では後悔しています。あの時、友達の尻馬に乗ることで始めた煙草がこんなにも私の身体を蝕んでくるとは当時は思いませんでした。最近では、煙草を止めるか止めないか迷っています。まだまだ子供も小さいし自分が健康でいないといけないと思っています。煙草のおかげで降圧剤も飲んでいますし、多分肺も蝕まれているかも知れません。本当に煙草はいいところはひとつもありません。

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白を切る

【漢字】白を切る 【読み】しらをきる 【意味】嘘をつき通す。知らないふりをする。 【例文1】そんな顔は見た事ないと白を切る。 【例文2】カンニングはしていないと白を切る。 知っている事に関して尋ねられても、知らないフリをする事を白を切ると言います。 万引き犯のグループが捕まっても警察に仲間のことを白を切るとか、やっていないと白を切る場面をよくテレビで見ますね。 私は3姉妹の真ん中で育ちました。 お菓子の3当分て今考えれば結構難しいですが、当時の私たち姉妹からすればそんな事関係ないです。同じ大きさでないと喧嘩が始ります。クリスマスや誕生日ケーキともなれば少しでも多いケーキがほしいと切り分けているところをじっと見つめています。母親もケンカしないようにときっちり均等に切ってくれます。冷蔵庫に残ったケーキをこっそり食べて、姉と母からからケーキはどうした?と聞かれ白を切りましたが、すぐにばれて大喧嘩になったことは言うまでもないです。 そんな私も二児の母親となり今では子ども達が私がしたように何でも都合悪くなると知らないと言います。まだかわいいものです。 しかし、成長すればこのままではいけないのできちんと教育はしていくつもりです。

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白羽の矢が立つ

【漢字】白羽の矢が立つ 【読み】しらはのやがたつ 【意味】大勢の中から犠牲者として選ばれること。現在は名誉ある表現にも使われるようになった。 【例文1】専業主婦の私に白羽の矢が立つ。町内会の役員を押しつけられたのだ。 【例文2】1万人のオーディションから白羽の矢が立つ。 こどものころ読んだ昔話です。 ある村では、年頃の娘を毎年一人、神様に供えなければならなかった。人身御供に選ばれた娘の家の戸には、白羽の矢が立ったという話です。 これにはバリエーションが多くあります。人身御供を選ぶのが、神の使いだったり、村の寄合だったりしますし、神様も龍神や山の神など、分岐は無尽です。神だと思っていたのが、実は大猿だったので、供えられた娘や通りがかりの旅人が知恵を尽くして退治する顛末もあります。 庄屋が自分の娘を選ばれるのを怖れて、身寄りのない貧しい娘の家に矢を刺した、というものが一番好きです。娘の境遇を憐れみ、庄屋をはじめ、村人たちの所業に激怒する神は、天罰を下すのです。 昔話では、こうした勧善懲悪が往々にして見られます。弱者は善良であっても、汲々として生きていくしかない理不尽な世の中で、こうした胸が空く結末を求めました。現実にはありえないからこそ、空想の世界では自由に悪者をこらしめ、来ないであろう正義のヒーローを心のどこかで待っていたのです。 物語は、人々に生きる力を与えていました。書物だけでなく、漫画やアニメ、ゲームなどエンターテイメントの世界に、あまねく物語の力は息づいています。

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知らぬが仏

【漢字】知らぬが仏 【読み】しらぬがほとけ 【意味】腹が立つ事も知らないままでいれば平常心でいられる。また本人だけが知らない様子をあざ笑う様子。 【例文1】知らぬが仏で言わない方がいい時だってある。 【例文2】知らぬが仏のままがよかった。 「知らぬが仏」とは、知ってしまうと腹が立ち苛立ったり悩んだりしてしまうようなことも知らなければ何も思う事はなく平常でいられることのたとえとされています。他にも本人だけが本当のことを何も知らないで平気な顔をしている人のことを嘲っている際にも使われます。 使い方として「知らぬが仏と言うからこのことは知らせないようにしよう」「知らぬが仏というから浮気はバレなければいいと彼は言っていた」などと言った使い方をします。 私は以前、友人のカレが浮気しているのを見て友人に知らせると傷付くかもしれないから知らぬが仏だろうと思い友人には言わずにいました。しかし結果的に浮気がバレてしまい、その時に友人に言わなかったことがきっかけで友人とギクシャクしてしまった時期がありました。友人の事を考えての行動でしたが、それが悪循環となってしまい後悔しました。知らぬが仏とは言いいますが言うべきことは言う必要もあるのだと改めて思いました。 世の中には知っておくことと共に知らない方がいいこともあります。しかし、何も知らないことをいいことにと皮肉とする意味合いもありますので、本人に対して言ってしまうと失礼に当たることもありますので注意しましょう。 親友の話です。 親友にはとても仲良しの彼氏がいます。 もう何年かお付き合いしていて、遠距離恋愛も乗り越えた絆の深いカップルです。 とてもお似合いだし、きっと二人は選ばれし運命の二人なんだと思っていました。 あの話を聞くまでは。 知らぬが仏とよく言いますが、まさに知らない方が幸せなことってあるんですね。 先日、親友に久しぶりに呼び出されました。 定期的に食事をする日以外の呼び出しはなにかよからぬことがあったしるしです。 彼女の話はこうでした。 親友へのクリスマスプレゼントがヤフオクで買った中古だった、と言うのです。 更に話は続きます。彼女がクリスマスプレゼントをもらった時、彼は「俺も同じものではないけど似てるやつを買ったんだ、おソロだよ」と言って、一つを親友に、もう一つを自分用に買っていたのですが、自分用のものは正規店で購入した新作品だったのです。 親友は自分のプレゼントをヤフオクで買われていたことよりも自分のものと差別していたことと、嘘が上手かったことにとてもショックを受けていました。 でもそれ以外はとてもいい人なんだよ、と言っていて見ているこちらが辛くなるような切ない笑顔で笑いました。 もっといい人と早く出会って幸せになれますように!

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知らぬ顔の半兵衛

【漢字】知らぬ顔の半兵衛 【読み】しらぬかおのはんべい 【意味】知っているのに知らん顔をする。 【例文1】彼の恥ずかしい行動に知らぬ顔の半兵衛をする。 【例文2】いじめを注意せず皆知らぬ顔の半兵衛だ。 我が家には譲渡会で縁のあった猫のミリがいます。多頭飼育崩壊といって、家の中に何十匹も猫がいるような状況で育ちました。飼い主が避妊手術をさせなかったので、年々増え続けていったそうです。そのため最初に出会った時には小さく大人しい猫でした。譲渡会を開催している団体が世話をして、それでも本当に小さかったんです。そんなミリも、今ではすっかり大きくなり、家族の一員となりました。 そんなミリ、最近はいたずらに困っています。元々実家の猫だった雪乃、保護した元野良猫のラテと家族猫が増えると、何だかとっても楽しそう。みんな仲良くなってホッとしていたのですが、とにかくいたずらをするようになってしまったんですよね。雪乃がいたずら好きなので、それに影響されてしまったのかもしれません。今まではとても大人しい子だったので、喜ばしい反面やはりいたずらには困ってしまいます。 改めて躾が必要なのだと今は奮闘中。私の見えるところではやりませんので、いけないことだとわかっているのだと思います。叱ろうとしても知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいるものですから、現行犯で叱れないので難航中。ただ、躾をすることはミリにとっても正しいことなのでしばらくチャンスを伺おうと思います。

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白河(川)夜船

【漢字】白河(川)夜船 【読み】しらかわよふね 【意味】京都を見物して来た者に白河(地名)はどうだったかと尋ねると、川のことだと思い、夜に船で通ったもんでわからないと答えて嘘がバレた話から、知ったかぶりをする愚か者。または周りで何が起きたのかわからないほどぐっすり眠っている様子。 【例文1】二日酔いで近所のボヤ騒ぎにも気付かず白河夜船だった。 【例文2】経験が乏しくネットの情報だけで白河夜船だ。 白河(川)夜船という四字熟語がありますが、本来白河という地名だったにも関わらす、白河はどんな感じだった?と聞かれて、夜船で通ったけど白川は気付かなかったよというエピソードが残っています。人によく嘘付く人と話していると、そのとき騙されしまいますが、後になってくるとだんだんと矛盾が生じてくるので、それと似たような感じだなと思います。嘘を付く人はもう習慣になってしまっているので、白河(川)夜船のようにバレても平気でいられます。しかし何年か経つと人の心というのは変わるもので、大きな病気をして入院したり、愛する人と別れたりすると孤独になってきて寂しい思いをするようになっていきます。そのときふっと我に返ると今まで嘘付いてきたのを反省するようになっていきます。人と話すときはなるべく本当のことを話さないと、矛盾が出てくるのでいつかバレてしまうものです。 嘘を付く人でなくても自分自身を誇大する人は、周囲から見て知ったかぶりで恥ずかしい思いをしているので白河(川)夜船ような人になっていることもあります。いわゆる、にわかと言われている人です。たいした知識もないのに夢中になって語り始めます。誰かが矛盾点を突くと恥ずかしそうに黙ってしまうので、白河(川)夜船というのはいつの時代もあるんだなと思います。

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助長

【漢字】助長 【読み】じょちょう 【意味】能力を伸ばすために助ける。よかれと思ってした事がかえって悪い結果となる。 【例文1】薬の服用を間違えると副作用を助長する。 【例文2】明るく振る舞ったが、助長の雰囲気になる。 事件や事故が発生すると、テレビなどで報道されます。 事件の手口などが詳しく報じられ、今後事件に巻き込まれる人を抑止する事が出来ます。 正しく報道が伝えられれば問題はありませんが、一方で犯罪を助長している気もします。 このご時世正しい事をしても犯罪に巻き込まれる時代です。 例えば不良グループや酔っ払いに絡まれている人を助けようとして逆にやられる事件がそうです。勇気ある行動なのにいたたまれません。世の中に模倣犯や愉快犯がいるのは事実です。過激な報道で刺激されたのかもしれません。テレビを見ていて気付いたのが、子ども向けのアニメでも、猟奇的な場面や人を簡単に殺すような場面がありますが、興味を持つ事になります。これも犯罪を助長してしまう行為になり兼ねないのでどうかと思います。まあネットでも簡単にアクセスできますので。言えばきりがないですね。少なくとも自分の子どもと身近の人にはきちんと向き合って話しを聞かせようと思います。

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初心忘るべからず

【漢字】初心忘るべからず 【読み】しょしんわすれるべからず 【意味】何かを長く続けていると慣れてきて怠けるものである。始めたころの真剣な気持ちを忘れてはいけないとの戒め。 【例文1】余裕こいていたら後輩に抜かれた。初心忘るべからずだ。 【例文2】初歩的ミスをした。初心忘るべからずだ。 何事も、初心忘るべからずとよく言いますが、最初に思い立った気持ちを忘れずにしていれば、やがて想像以上の人柄や企業で重宝される人材になります。 これはどのような場所においても言えることだと思います。 初心忘れて、横柄を振るう人がどれだけいることでしょうか。 企業においても、お客様と話をしたりしますが、横柄さがあるお客様の会社の財務状況はよくありません。 その財務体質は、お客様の人柄に比例します。 さらに、プロのスポーツの世界においても、人に教えてもらうことがたくさんあります。 それを自分の腕を過信してしまい、コーチからのアドバイスを全く聞かない選手もあります。 このような選手は、数年後にはそのプロの世界から消えているのが実情です。 私もITエンジニアとして15年業界にいますが、日々勉強です。 新しいこともどんどんと出てきます。 古い知識が淘汰されることはありませんが、IT業界に入った際に「色々なことを勉強をしていく」という熱意を忘れてしまっては、この先の成長は全くありません。 毎日10分から20分でもITや、今話題のIoTに関する技術文書をみて、知識をつけるようにしています。 このような日々の努力次第で、その人の成長のスピードが継続するか、それともストップして人材として淘汰されるかの結果が変わってくるのです。 「初心忘れるべからず」とは、何事でも始めた頃の新鮮で謙虚な気持ちと志を忘れることなく持ち続けていかなければならないという意味です。 社会人2年目3年目になると仕事にも慣れてきて、周りが見えてくるようになると仕事に対してモチベーションが上がらなかったり向上心も1年目の頃に比べ減ってくるときに周囲にダラけていると注意され、初心忘れるべからずだなと思うことも多いと思います。 しかしこのことわざの元となるのは室町時代に能を大成させた世阿弥の名言で、本当の意味は「初心のみっともなかったあの頃を思い出してあの惨めな頃には戻りたくないと思うことでさらに精進する」といった意味になります。つまり、初心の頃はわからないことだらけで仕事でも失敗しては注意されたりといった惨めだった頃の自分を思い出すことでモチベーションを上げることが本来の意味となります。過去ばかりを振り返るなとよく言いますが、このことわざは過去を振り返ることはやる気をさらに引き出せることにもつながるというのを伝えたいのです。深く考えると意味も少し違ってきますがどちらにせよ「初心忘れるべからず」ことことわざを聞くと自分を見失っているときに冷静に自分を見つめ直すことが大切だと思えます。

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触手を伸ばす

【漢字】触手を伸ばす 【読み】しょくしゅをのばす 【意味】欲しいものを得ようとして行動に出る。 【例文1】事業拡大で海外まで触手を伸ばす。 【例文2】消費者金融にまで触手を伸ばす。 通販大手のアマゾンは次々新しい戦略を打ち出してきて触手を伸ばすようになってきています。最近ではAIを搭載したエコーを出してきて新時代の一歩を生み出してきています。エコーというのは、声で電気を付けたり、エアコンのスイッチを入れたりしてくれます。寒いといえばエコーが反応して暖房を付けてくれたり、蒸し暑いといえばエコーが冷房のスイッチをオンにしてくれたりします。エコーはその人の声を登録して動くので、他の人が電気を付けてと言っても反応しないようにすることができます。しかしエコーにも弱点があって物まねをするオウムや九官鳥などを飼っていると 鳥が物まねしたときの声に反応してしまうようです。飼い主が留守にしているとき、スイッチを切ったはずの蛍光灯が家に帰ったら点いていたそうです。何度切って出かけても家に戻ると電気が点いていたので、おかしいと思っていたら実はオウムが点けていたという話もありました。アマゾンは新しい分野に触手を伸ばすことをしてきていますが、人間にしかできないようにしないと、これからいろいろ問題が出てきそうです。AI時代に触手を伸ばす時代がすぐそこまで来ていますが、社会が今後どのようになっていくのか興味深いです。

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食指が動く

【漢字】食指が動く 【読み】しょくしがうごく 【意味】欲や興味が湧いてくる。 【例文1】友人の買い物に付き合い食指が動く。 【例文2】グルメ番組を見て食指が動く。 食指が動くという諺がありますが、今までは料理がおいしそうの意味だと思っていました。しかし食欲だけに使われるのではなく、興味がある分野において使われることがあるのがわかりました。ドラマなんかを見ていて人差し指を動かすシーンがありますが、料理が出てくる場面が多かったので今まではそれを食指が動くだと勘違いしていました。元は食事にありつける意味だったのが、興味が起きたり意欲が湧いたときに使われるようになることを知りました。人を呼ぶときに上から目線で人差し指でこっちこいをすることがありますが、あれも食指が動くと思っていましたがまた違うようです。先日、競馬競馬を見ていて強い馬なのに人気がなくて、食指が動くと書かれた新聞を見ました。おいしいという意味が食事以外にも使われているのでなるほどと思いました。勝負の世界において、これはおいしいと思うとき食指が動くという使い方があるのを知ったときシャレているように感じました。スポーツでも強い選手を獲得するときにオーナーの食指が動くと聞いたことがありますが、おいしい選手を獲得できるという意味で使われます。プロ野球のドラフト会議でも2017年に清宮選手を獲得した日本ハムは食指が動いたのではないでしょうか。

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諸行無常

【漢字】諸行無常 【読み】しょぎょうむじょう 【意味】世の中のものは常に変化して永遠に続くものはない。 【例文1】10年ぶりに故郷に帰省したら、林が住宅地になっていた。諸行無常だ。 【例文2】最新技術が進歩して諸行無常だ。 私は中学生の時に授業で平家物語を学びました。 その時に初めて「諸行無常」という言葉を知りました。 その時はこの言葉の本当の意味を知りませんでした。 しかし、年齢を重ねていろいろな経験をしていくうちに、徐々にこの言葉の意味が分かってきたような気がします。 万物は全て諸行無常だと思うことは、一期一会にも繋がっていくような気がします。 今、この一瞬を大切にしていかなくてはと思うようになりました。 特に30代の後半になってくると、人生の後半が見えてきます。 今までは人生がながいと思っていましたが、それがリアルに限りあるものだということが理解できるようになります。 諸行無常という言葉に救われたこともあります。 今が大変な状態にあっても、ずっとこの状態が続くわけではありません。 そのことを知っていれば、乗り越えられない今はないと思います。 実際に後になって振り返ってみると、大変な時こそ、諸行無常を思い出していたような気がします。 逆に上手くいっている時も、気持ちを引き締めるためにも、この言葉が重要だと思っています。 どんな時も諸行無常の気持ちでいれば、無駄な感情に振り回されることもありません。 自分の心が安定していれば、物事もそのように見えてくるものだということを、日々実感しています。

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将を射んと欲すればまず馬を射よ

【漢字】将を射んと欲すればまず馬を射よ 【読み】しょうをいんとほっすればまずうまをいよ 【意味】大将を倒すにはまず大将が乗っている馬を射とめよ。目的を果たすにはその周りから狙う方が良いという教え。 【例文1】将を射んと欲すればまず馬を射よ作戦で彼氏のお母さんと仲良くする。 【例文2】将を射んと欲すればまず馬を射よ戦略で褒めから入る。 「将わ射んと欲すればまず馬を射よ」という言葉は故事から由来しているために、なんだか難しい言葉に聞こえますが、意味を理解すれば極めて単純なことといえます。 敵の大将を射ようとする前に、まず大将が乗っている馬を射よ、という意味で、目的を達成しようとするためには、周囲から固めていった方が成功の近道である、という使い方をされるのが一般的です。 例えば学校や会社でとてもタイプな人を見つけたとしても、直接話しかけるのは難易度が高いですし、相手によっては身構えてしまうかもしれませんよね。 そこで共通の友人を味方につけておくことで、知り合う場もセッティングしやすいですし、友人から自分のアピールポイントを伝えてもらうこともできます。 恋愛においてとても効率的な方法ですよね。 また、仕事において、自分の功績をアピールするためにも、会社のトップではなく、直属の上司を味方につけておくと、会社内での自分の株を上げることも簡単となります。 急がば回れ、という言葉にもあるように、一見遠回りでまどろっこしいやり方に見えても、終わってみたら結果近道になる、という意味で、公私共に共感を呼びそうな言葉ですね。 せひ座右の銘として、密かに掲げてみてはいかがでしょうか。

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枝葉末節

【漢字】枝葉末節 【読み】しようまっせつ 【意味】重要でない事。些細な出来事。 【例文1】車の買い替えには燃費と価格重視で内装は枝葉末節だ。 【例文2】中卒でも稼ぐ友人を見れば学歴は枝葉末節だ。 【例文3】枝葉末節は気にしない。 枝葉末節とは、主要ではない部分、物事の本質から外れた些細なこと、という意味を持つ四文字熟語ですが、木の一番重要な部分であるのが幹であるのに対して、枝や葉などの末節は些末なものである、ということが転じてこの意味になったと言われています。 この言葉を調べて考えてみたんですが、枝葉末節をこだわる人というのは、実際周りからしたら賛否両論であるように思います。 こだわりが強いという意味では職人気質とも言われ、常に丁寧な仕事をすることができるという点で、仕事では安心感があり、とても高い評価をもらうことができますが、人によってはそんな些細なことまで気にしてられないと、イライラさせてしまうかもしれません。 また、小さなことに気を取られることで、本質を見逃してしまう、という本末転倒なことにもなりかねませんよね。 しかし、私はどちらかというと大雑把すぎる性格なので、少しは枝葉末節にこだわる努力をしようという意識付けをしなくては、と思いました。

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小の虫を殺して大の虫を助ける

【漢字】小の虫を殺して大の虫を助ける 【読み】しょうのむしをころしてだいのむしをたすける 【意味】重要なものを守るためには小さなことを犠牲にするのも仕方ない。 【例文1】家族を養っていくためには体裁を考えてられない。小の虫を殺して大の虫を助ける。 【例文2】生活するには身なりやプライドを捨て小の虫を殺して大の虫を助ける。 【例文3】試合に勝つために小の虫を殺して大の虫を助ける。 植木をしているとき花がたくさん咲いたのですが、小さな花がなかなか咲かずにいました。放置していたら小さな花はそのままですし、大きな花もだんだんと枯れてきてしまいました。この場合どちらかを犠牲にしなければならなかったのですが、大きな花が咲くときに小さな花が邪魔して養分を取りすぎていたことがわかりました。そこで大きな花を丈夫に育てるために小さな花はカットしたところ、大きな花は枯れずにしばらく咲いていてくれました。小の虫を殺して大の虫を助ける気分でした。品集改良を行うときも、小の虫を殺して大の虫を助けることをしています。品評会に出す金魚の繁殖をテレビで見ていたときに、よりきれいな金魚を育てるために稚魚の段階で小の虫を殺して大の虫を助けることをしていたのです。生きてる稚魚を捨てて、将来きれいにないそうな金魚だけ助けてるので、裏側を見てしまうと残酷ですが、品種改良のときは劣ってるのを犠牲にするんだなと思いました。魚の養殖場でも果物畑でも育てるときに小の虫を殺して大の虫を助けることをして、より丈夫でしっかりしたものだけを残すようにしています。何かを育てるときというのは犠牲になるものがあって仕方のないことなんだなと思いました。

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少年老い易く学成り難し

【漢字】少年老い易く学成り難し 【読み】しょうねんおいやすくがくなりがたし 【意味】少年だと思っていたが、いつの間にか年を取り老いてから物事を始めるのは難しいものである。 【例文1】少年老い易く学成り難しだから若いうちに何でもチャレンジした方がいい。 【例文2】少年老い易く学成り難しだが、若者には負けない。 【例文3】少年老い易く学成り難しだからと言って諦めない。 少年老い易く学成り難しとは少年のうちは何でもたやすくこなせたが、年老いてくると何かを始めるのは難しくなるものであるということです。 現在学生さんで勉強している人、受験生の方がたくさんいると思われます。時には投げ出したくなる事でしょう。 実際勉強が嫌いだった私も高校を卒業するときは嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。早く仕事に就いて好きな物を好きなだけ買って人生楽しみたいと思っていました。旅行会社の仕事を始めてはや10年。思ったことは人間関係が難しいことです。接客業のためこちらに非がなかったとしても証拠がなかったとしてもお客様には申し訳ございませんと謝罪をしなければなりません。よく大学生と思われる団体客がやってきます。ことあるごとに旅行に行くんだと言っておりました。その時羨ましいなーと思いました。夢はキャビンアテンダントで世界中を旅するのが目的だとキラキラして語っていました。なんて華やかなんでしょう。今から大学なんて無理だと思うしもっと将来の事をよく考えればよかったと後悔していますが、私もこの仕事に就いたからには何か得る物を見つけたいです。私の父は長年務めた建設現場を退職して今はゆっくり過ごしていますが、少年老い易く学成り難しだと思わないで趣味でもなんでもいいから何かにチャレンジしてほしいと思います。

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上手の手から水が漏れる

【漢字】上手の手から水が漏れる 【読み】じょうずのてからみずがもれる 【意味】手でどんなに上手く水をすくっても多少は漏れる。つまり、どんなに上手な人でも時には失敗する事がある。 【例文1】上司も上手の手から水が漏れる事がある。 【例文2】主婦歴が長くても上手の手から水が漏れる事がある。 【例文3】先生でも上手の手から水が漏れる事がある。 上手の手から水が漏れるは、どんなに上手な人でも失敗することがあるという意味です。 同じような意味の諺はたくさんあり、猿も木から落ちるや、弘法も筆の誤りなどです。 上手はカミテではなくジョウズと読み、ここでは達人を指します。 達人が万が一失敗した時に、周囲がミスをした達人を弁護したり、励ましたりする時に使われることが多いようです。 達人に限ったことではありませんが、人と比べて秀でている人やあることに対して上手な人というのは、尊敬される対象でもあります。 そういう人に対して、万が一の間違いやミスに対して、弘法も筆の誤りは正解だと思いますが、猿も木から落ちるは微妙です。 どちらかというと不正解と言い切ってもいいかもしれません。 というのも諺とはいえ、その人を何と一緒くたにしてしまったかという点なのです。 弘法も筆の誤りなら、あの有名な弘法大使を例えにして、つまりミスをした達人を弘法大使レベルで例えたことになります。 悪い気がするはずはありません。 しかし猿も木から落ちるでは、あの動物の猿で例えたことにもなるので、失礼にあたる場合もあるのです。 言葉は本当に難しく、悪気はなくても、猿よりは弘法大使を引き合いに出してもらった方が気分がいいのは当然です。

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正真正銘

【漢字】正真正銘 【読み】しょうしんしょうめい 【意味】全く偽りがない。間違いなく本物である。 【例文1】正真正銘、鑑定証付きのダイヤモンドネックレスだ。 【例文2】正真正銘本物のシャネルのバッグだ。 【例文3】正真正銘名家のお嬢様だ。 正真正銘とは間違いなく本物だということを意味します。 世の中にはブランド品がたくさんあります。 わたしはブランド品が大好きです。 そのブランド品にも正真正銘本物の品もあればコピー品もあります。 18の時から興味を持って、仕事に就くと稼いだお金はすべてブランド品につぎ込みました。海外にも行って専門店で買い物ツアーにも行き、サンブラス、スニーカー、チェーンバッグ、財布、イヤリング5点まとめ買いしました。正真正銘本物ですから、安心して買う事ができましたからね。 結婚して家計を預かる主婦としてはブランドばかりを買うことができなくなりました。 ついつい偽物の安い品にも目がいきそうです。 偽物と言っても精巧に作られている品物もあり、素人目には正真正銘の本物かどうか見わけなどつかない物もありますね。そんな時はネットで見分け方を調べます。 ギャランティカードも判断材料のひとつです。

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正直者が馬鹿を見る

【漢字】正直者が馬鹿を見る 【読み】しょうじきものがばかをみる 【意味】ズル賢い者はうまく言い訳をして逃れるが、正直者は規律を守るために、かえって損をする事が多いものである。 【例文1】イジメを注意したらターゲットにされた。正直者が馬鹿を見るとはこの事か。 【例文2】正直者が馬鹿を見る世の中だ。 【例文3】正直者が馬鹿を見ると躊躇する。 「正直者が馬鹿を見る」 全うに生きている者が、割に合わない憂き目にあう境遇を「正直者が馬鹿を見る」と言います。正直であるが故にどんな時でも卑怯な事が出来ず、結果的に損と言える状態しか待っていないのです。世渡り上手に生きている人達は、自分にとって必要な嘘をその時々に応じ付く事を厭いませんし、それに対し決して罪悪感を感じたりはしません。それは最低限の謂わば必要悪の範囲内で行っていると何処かで割り切っているからです。しかしそれに嫌悪感を拭えない人には、どうしてもその必要な嘘を付けず親切が親切として機能しなかったり、良かれと思った正直さが仇となるケースも起こるのです。それはその人自身が純粋であるが故に招く事であり、悲運としか言い様がありません。運というものが時に作用し、清廉潔白さが人間関係をおかしくするのは何とも皮肉な話です。だからと言ってその人の持つ気質は簡単に変えられはしませんし、不慣れな事をすれば余計に空回りを起こす可能性が出て来ます。確かに純粋な生き方が結果に反映されないのは、到底納得がいくものではありません。しかし世の中は良い事も悪い事も半分ずつで人生が成り立っていると聞きますから、だとすれば先の未来でその正直さが報われる時が来ると信じ、それを貫くしかないのではと思うのです。例え誰かに揶揄されようと自分の生き方を信じて行けば、きっと何処かで運が反転すると思いますしそう信じたいものです。

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正直の頭に神宿る

【漢字】正直の頭に神宿る 【読み】しょうじきのこうべにかみやどる 【意味】正直に生きる者には必ず天の助けがある。 【例文1】彼女は素直で明るいので、周りの人がいつも正直の頭に神宿って過ご す。 【例文2】素直になれば正直の頭に神宿るんだよ。 【例文3】近所同士助け合って正直の頭に神宿る。 「正直の頭に神宿る」の意味を辞書で調べると、正直に生きる人には神のご加護がある、神様が見守ってくださるとあります。正直でいることの大切さを教えてくれる、子どもたちに一番に知ってほしいことわざでもあります。一方で、「正直者は馬鹿を見る」、「馬鹿正直」など、正直であることをからかうようなことわざが存在するのも事実です。しかも「馬鹿」という言葉は子どもが好んで使う言葉です。 まだ幼い子どもがこちらのことわざを先に覚えてしまったら大変です。実際、社会に出ると正直であることがバカらしく思えるようなことが多くあるのも事実です。昨今のニュースを見ていても、日本を代表する一流企業による不正問題が多発しています。しかしやはり不正直であったがゆえに、公の前で謝罪し会社の信頼を失うという結果を招いています。やはり神様は見ていらっしゃるのです。「正直の頭に神宿る」を常に心に留め、自分の行い、思い込んでいることが本当に正しいことなのか常に判断しなければならないということを思い知らされます。一流、三流も関係ない。たとえバカがついても正直に生きることが大切なのであり、そうすれば、自然と神様が正しい方向へ導いて下さるのだと信じていきたいです。

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将棋倒し

【漢字】将棋倒し 【読み】しょうぎだおし 【意味】大勢の人が押し合って倒れる。 【例文1】出待ちのファンが将棋倒し状態になる。 【例文2】バーゲンセールで将棋倒しになる。 【例文3】火災発生で非常口が将棋倒しになる。 将棋倒しは混雑した人混みの中で起きやすいですが、エスカレーターに乗っていても将棋倒しに巻き込まれることがあります。ニュースでもやっていた事故ですが、比較的空いているエスカレーターで車椅子ごと載せた老人夫婦がいました。高低差5メートルのエスカレーターだったので、それほど長い距離だったわけではなかったのですが、車椅子が上から落ちてきて下にいたお婆さんが将棋倒しのように押されてしまい、全身を強く打って数時間後に亡くなってしまいました。車椅子に乗っていた主婦もあばら骨を折る重傷でした。この事故の場合は車椅子でしたが、小さいお子さんと一緒にベビーカーを乗せているマナーの悪い主婦もたまに見かけます。手を離したら後ろに落ちてくるわけですから、人が乗っていたらつられて将棋倒しになる危険があります。エスカレーターに乗るときは、前に車椅子やベビーカーを乗せている人がいないか見てから乗った方が良さそうです。他にも日常的に起こりえる将棋倒しとして、通勤電車やバスが混雑しているときに運転士が急ブレーキをかけることで、一度に将棋倒しとなり場合によっては圧迫されて心肺停止になるので怖いです。吊り革につかまっていても人の波が押し寄せてくると手を離してしまい、それにつられて隣の人を押してしまいますから、次々将棋倒しとなっていきます。将棋倒しの経験をしていないとわかりませんが、一度そうした経験をしてしまうと大勢の人が倒れてくる怖さを思い知らされます。 将棋倒しとは将棋の駒の遊びとしてあります。 将棋の駒に親しむ意味では、昔からある遊びですが、一方で将棋倒しという言葉が事故の意味で使われることがあります。 例えば、イベントでたくさんの聴衆が集まっている場合、1人か、数人によって不意にバランスを崩し、倒れたことによって、周辺の人たちが連鎖的に転倒する事故がありますが、この連鎖的に人が倒れてしまう様子が将棋の駒を使う「将棋倒し」に類似していることから、事故の様子を将棋倒しという表現を使うことがあります。 連鎖的な発生により、多くの人が死傷をしてしまう状況は大変悲惨なものがあります。 このような将棋倒しの事故は、警備が疎かになっている場合に発生します。 人が会場に押し寄せる際には、人の流れを把握し、流れを抑止するといった対策を施しながら、スムーズな運営をしていかねばなりません。 よく事故が起こるとされているのは、花火大会や、コンサート会場、または緊急避難時に出口に人が押し寄せる場合など、人が局所的に集中する際に発生します。 日常生活においても、駅のホームから出口に向かう際に、エスカレーターや階段に人が押し寄せる場合がありますが、このような場合でも、将棋倒しによって沢山の方々が怪我をする場合もありますので、注意しましょう。

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春眠暁を覚えず

【漢字】春眠暁を覚えず 【読み】しゅんみんあかつきをおぼえず 【意味】春の眠りは心地良く寝過してしまう。 【例文1】春眠暁を覚えずで布団から出られない。 【例文2】春眠暁を覚えずでうっかり二度寝する。 【例文3】春眠暁を覚えずでデートに遅刻した。 詩人の孟浩然は689年から740年に中国で生きた人ですが、その頃からに春眠暁を覚えずを書いたのかと思うと驚きました。現代社会に当てはめると休みの日に春眠暁を覚えずになることがあります。春眠暁を覚えずになるときは暖かいときが多く、休日になるといつもより遅い時間に起きてしまいます。日曜日は周りが静かだとお昼ごろ起きることもあるので、一日があっという間に過ぎてしまうこともあります。 休みの日に遅くまで寝ているのはいいのですが、普段早起きしている習慣を付けている人が、春眠暁を覚えずになると調子が狂ったり、寝すぎて頭痛がしたりして逆に疲れてしまうこともあります。寝ていたい気持ちは山々ですが、春眠暁を覚えずを休日にしていると平日の月曜日が辛くなってきてしまいます。体内時計にも影響してくるので午前中はあくびをしながら仕事をするといったこともありました。人間は体内時計が狂い始めると、どうしても夜型になってきてしまうので、休みの日に春眠暁を覚えずにならないように気をつける必要があると思います。

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順風満帆

【漢字】順風満帆 【読み】じゅんぷうまんぱん 【意味】物事が順調に進んでいる。 【例文1】自分の人生が計画どおり順風満帆である。 【例文2】仕事もプライベートも順風満帆である。 【例文3】順風満帆で充実した毎日を送る。 去年から本業の他に副業を始めました。やっぱり若い内に出来るだけ稼いでおきたいし、将来は早期リタイア出来たらと思っています。副業は、気になるものを複数ピックアップして、それを一気に始めてみることにしました。その中でも、やっぱりちょっとやってみただけでも難しいな、合わないなと思うものってありますよね。結局、今は1つの副業に集中してやっています。何かを初めて、それが駄目ならまた次のものをやってみて…これだと時間がかかってしまいますので、相性を確かめるためにも一気にトライしてみて良かったと思います。 さて副業の状況ですが、まさに順風満帆ですね。正直ここまで順調に進むとは思っていませんでした。副業がそんなに楽なものだとは思っていませんでしたし、長くやって利益を確保するなら最初は月に1円でも良いと思っていたくらいです。しかし、半年ほどで月に10万円以上稼げるようになってきました。もちろんほったらかしではなく、毎日作業をしているので時給換算するとまだまだだと思います。とは言え、半年で月に10万円なら順風満帆にいっていると言って良いと思います。 今後はコツを掴んできたので、同じことを繰り返しつつもっと新しいことにも挑戦していきたいですね。

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春風駘蕩

【漢字】春風駘蕩 【読み】しゅんぷうたいとう 【意味】のどかに吹く春風の様子から穏やかな性格の人をいう。 【例文1】結婚して春風駘蕩になる。 【例文2】子どもが生まれ春風駘蕩になる。 【例文3】年を取って春風駘蕩な性格になる。 春風駘蕩はスッと読めない人もいるかもしれない四字熟語です。 春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)読みます。最近ではあまり耳にしません。 意味は春の穏やかで暖かい様子から温和な人柄を指したり、また春の風そのままにゆったりした春風の吹く様のことを指します。 春風駘蕩なお人柄と言われれば物凄い褒め言葉だと思いますが、とにかく春から連想されるイメージの力は大きいです。 寒い冬を超えてやっと巡ってくる春は、希望の象徴のようでもあり、新しい息吹芽吹きに恵まれる季節です。 四季のある日本では入園式や入学式が春なのも、こういった理由からかもしれません。 ところでもしこれが秋だったら、春とは真逆の意味になるのでしょうか。 たとえばもし仮に秋風駘蕩という四字熟語があるとするなら、秋風駘蕩なお人柄というと少し悪口を言われたような感じになるかもしれません。 秋は木の葉も落ちることから寂しいイメージがあります。 しかし落ちるのは葉だけでなく、その前に実りの秋と言われる由縁の、秋ならではのたくさんの果物があります。 秋はこのように寂しいだけでなく、豊かで有難いプラスの面もあるので、ある意味どっちつかずです。 ギラギラ太陽の眩しい夏にしても、ヒューヒュー凍えそうな冬にしても、春の持つ絶対的なプラスのイメージには及びません。 春風駘蕩という言葉を意識して使うと、自分のイメージアップにもつながるかもしれません。

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春宵一刻値千金

【漢字】春宵一刻値千金 【読み】しゅんしょういっこくあたいせんきん 【意味】春の月夜は風情があってわずかな時間でも千金に値する心地よさがある。 【例文1】春宵一刻値千金の下で夜桜を楽しむ。 【例文2】春宵一刻値千金で和む。 【例文3】春宵一刻値千金は癒やされる。 春宵一刻値千金は、中国の北宋代の詩人「蘇軾」が読んだ詩「春夜」にある文言です。春の夜は趣深く、そのひと時は値千金の価値があるという意味です。一刻はおよそ30分を指し、千金はとても価値があることを大げさに表現しているのです。中国的な誇張表現で、三国志などでもすごく驚いたことを「血を吐いて昏絶す」などと表現しています。まあ、かなり話を盛っていることを差し引いても、長く厳しい冬を抜けて草木が芽吹き命が野山に満ち溢れる春の季節は酒を飲まずとも楽しいものです。多少酒が入ればついつい夜更かしして浮かれて遊んでしまうのも仕様が無いことでしょう。 そして、ぬくぬくと朝の起床時間ぎりぎりどころか限界いっぱいまで寝床から離れられない状況が出来るわけです。こうなると早起きは三文の徳とかはどこへやら、金を多少腹って寝ていられるなら払ってしまいそうな勢いで布団にしがみついてしまいます。春宵が30分で千金なら、春の朝は5分で千金に値してしまいそうです。風情もへったくれもない話ですが、眠いという本能に逆らって起きることは困難極まります。 結局のところ、一時間いくらで雇われることはあっても、自分の自由な時間は金を出せば手に入るというものではないという世知辛い現実に行き着いてしまいます。逆に、普段のしがらみなどを忘れられる時間こそ、まさに値千金と言えるでしょう。

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春秋に富む

【漢字】春秋に富む 【読み】しゅんじゅうにとむ 【意味】若い青年の将来が満ち溢れている。 【例文1】青年は人脈が厚く春秋に富む。 【例文2】息子は春秋に富むと期待する。 【例文3】春秋に富む逸材だ。 歳が若くて将来が長いことを「春秋に富む」と言いますよね。特に、いろいろな才能を持っている子どもについてはそういう表現を使いたくなります。 私の知り合いで、学生時代に仲良くなったAさんという女性がいます。その方が、あるご親戚の話をしてくれました。とても興味深い話だったので、こういう場所で書きたいと伝えてみたところ、誰かのためになるのならと快くOKしてくださったので、紹介したいと思います。 Aさんのご親戚に、幼少期からものすごく記憶力がよく、いわゆる神童と称されていた方がいたそうです。なんと、三、四歳のころから、百人一首を覚えたりしていたのだそうですよ。頭の良い子は、早いうちから文字を読めるようになったりしますよね。ましてや百人一首なんてすごいなと思いました。 しかし、中学校三年生くらいになったとき、その方は急に引きこもり状態になってしまったそうなんです。理由は「先生に怒られたから」とご本人は話していたそうですが、真相は分からないということでした。そのまま生活を続け、今は三十代になっているそうです。 春秋に富む子どもだった方が、ふとした意外なことで引きこもりになってしまうこともあります。ご本人の悩みを解決できたらいいなとは思うのですが、難しいことですね。

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春夏秋冬

【漢字】春夏秋冬 【読み】しゅんかしゅうとう 【意味】春・夏・秋・冬の四つの四季。 【例文1】日本の春夏秋冬の景色は美しい。 【例文2】春夏秋冬の中で春が好き。 【例文3】春夏秋冬にはそれぞれ風情がある。 日本には春夏秋冬という素晴らしい四季があります。私は気候がよく過ごしやすい春が好きです。 2人の子どもたちの入学式や卒業式も経験してきました。とても感動的な場面でした。 夏は暑いので子どもたちと海やプールに出かけました。私は色が白いので赤くはれ上がって黒くはなりませんが、子どもたちは元気いっぱい真っ黒になるまで泳ぎました。家に帰るとエアコンの効いた部屋でゆーっくり過ごします。 秋もいいですねー。家族で長野の田舎に観光に行きました。紅葉も綺麗で和みます。 冬になると東北地方は雪が降っている模様ですが、九州育ちの私たちにはテレビでみる光景に驚きを隠せません。自分の背の高さまで積もった雪なんて想像もつきません。 九州は雪が積もりません。積もったとしても年に1回くらいです。大雪の予報が出た翌朝窓を開けてみるとなんだか明るく感じました。子どもたちは大はしゃぎです。さらさらした雪道を歩くと足跡に喜びながら1日を過ごすのです。大人は寒くて外から出ることができません。前日に買いだめした食糧でしのぐのです。といっても1、2日だけですが・笑

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首尾一貫

【漢字】首尾一貫 【読み】しゅびいっかん 【意味】初めから最後まで一つの意見や方針で貫く。終始矛盾がない。 【例文1】彼女の進路は首尾一貫で決意が固い。 【例文2】首尾一貫で反論する。 【例文3】首尾一貫で主張する。 首尾一貫、意味として考え方の最初から終わりまで変わらないでいる事です。 首尾一貫という言葉を検索して見ると直ぐに出てくるのが首尾一貫感覚という言葉です。 首尾一貫感覚を養ってストレス耐性を・・というタイトルのホームページ。ストレス耐性といったあたり今の時代ですね。 で、その内容は有意味感、全体把握感、経験的処理感を養ってストレス耐性を作るというものです。 有意味感、今の過酷な境遇でもその境遇に意味を見出して乗り越える(この選択肢を選んでしまっても経験になるから大丈夫)。 全体把握感、自分の今の境遇を全体から見届けて理解した上で今後を考える感覚。 経験的処理感、自分の出来る事、自分の出来ない事を見極めて出来ない事は人に託す事。自分には無理だから全てを投げ出す、とヤケにならないためにどうするか?を考える感覚です。 首尾一貫という言葉から少しズレていますが、首尾一貫感覚というものがストレスの多いこの社会に置いて結構重要なファクターと言えます。 自分の場合、全体把握の能力はかなり高いのですが、有意味感や経験的処理感はかなり低いと周りに言われています。 昔から人生に対して無意味感(後ろ向き)、何かあると投げ出す感覚。直さないといけないと思います。 「首尾一貫」という四文字熟語は、割りと多くの人に知られている言葉だという印象があります。 首は始めを、尾は終わりを表し、最初から最後まで一つの方針や態度で貫かれている、といった意味があり、終始一貫や徹頭徹尾のような類義語も多く存在しています。 しかし、改めて首尾一貫という言葉を耳にして考えてみましたが、この言葉はビジネスをする上ではとても重要な要素を秘めた言葉だと思いました。 自分の信念がしっかりとしていて、目標を定めている、まさに首尾一貫している人は端から見てもキラキラとしていますし、この人についていけば大丈夫、この人のような存在になれるように頑張ろうと、人望も得られると思います。 私はこのような態度を示してくれる人に日本の将来を任せられたらいいのに、という風に思いました。 ニュースを見ていると、言ってることがコロコロ変わる人ばかりでなんだかうんざりしてしまい、周りが評価しないのも当然、といった印象を受けます。 首尾一貫の対義語に、前後矛盾や支離滅裂といった言葉がありますが、なんだかそっちの方がしっくりくるような人ばかりです。 最初に言ったことは最後まで貫く、と、首尾一貫を座右の銘としてあげてみたらどうかと私は思いました。 流行語になるくらいに浸透すれば、日本も明るくなるんじゃないか、と、一国民として考えた日のことでした。

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朱に交われば赤くなる

【漢字】朱に交われば赤くなる 【読み】しゅにまじわればあかくなる 【意味】人は交流する友達や環境で良くも悪くも変わる。 【例文1】クラスに良きライバルがいたからこそ朱に交われば赤くなるで成績が上がった。 【例文2】朱に交われば赤くなるので子どもに良い環境を探す。 【例文3】付き合う友で朱に交われば赤くなる。 人というのは、朱に交われば赤くなる生き物です。それは生きていくために必要な能力でしょう。人は一人では生きていけませんから、周りの人たちと協力して生きていかなければなりません。それは男性でも女性でも同じでしょう。 それは原始時代、男性は獲物を狩るために、女性は子どもたちを守るために、それぞれ仲間たちと協力しなければなりませんでしたから、当然の能力と言えます。だからこそ人は、朱に交われば赤くなってしまう生き物だと言えるのでしょう。 かといって、なんでもかんでも周りの人とあわせてしまうのは、かえって良くありません。そういった人は『自分の意見を持たない人』あるいは『自分で考えようとしない人』といって、あまり良い印象を持たれないことが多いからです。現代では原始時代ほど、周りと合わせる必要はありません。しかしあまりに自己主張が強すぎると、それはそれで協調性がないと判断されてしまい、自分が所属している組織からはじき出されてしまうことでしょう。 『自分の意見を持つこと』は大事です。けれど『自分の意見を押し付けること』とはまた違います。現代社会で上手に生活していくために大事なのは『他人と協調すること』と『自分を主張すること』のバランスなのかもしれませんね。

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出藍の誉れ

【漢字】出藍の誉れ 【読み】しゅつらんのほまれ 【意味】弟子が師匠より優れている。 【例文1】60歳の母は創業当初からの社員で、3代目の社長より出藍の誉れだ。 【例文2】覚えが早く出藍の誉れだ。 【例文3】若き才能が出藍の誉れだ。 「出藍の誉れ」という言葉は知っている人もいるかもしれませんが、言葉の由来までは知らない人が多いと思います。出藍の誉れというのは、元々は藍という青色の染料を作るための草が由来になった言葉です。藍という草はそれだけで非常に鮮やかな青色をしており、非常に綺麗な色なのですが、この藍を使って青色の染料を作ると、その色は元々の藍の青色の鮮やかさを超えて、さらに青くなるとされています。このことから、出藍の誉れというのは教えを受けた者がその教えを与えた者を超えてしまうことという意味を持っています。弟子が師匠を超えるといった言い方が1番分かりやすいかもしれません。そういったケースはあると言えばありますし、いろいろな世界で発生する可能性を持っていると思います。ただ、それは弟子がすごかったということも言えるかもしれませんけど、教えた側の教え方のすごさみたいなのも存在すると思いますから、教えられた側だけがすごい才能を持っていたと評価するのではなく、教えた側についても上手く才能を引き出したと評価すべきな気もするのです。出藍の誉れという言葉は現実的に使えるシーンが多くあると思うので、知っておくと便利な言葉と言えるでしょう。 故事成語に「出藍の誉れ」(しゅつらんのほまれ)というものがあります。皆さんの中にはこの「出藍の誉れ」という故事成語を知らない方もいるかもしれません。この故事成語は聞き慣れないものかもしれませんが、実はある有名な言葉と同じ意味なのです。それは「青は藍より出でて藍より青し」(あおはあいよりいでてあいよりあおし)という言葉です。 「青は藍より出でて藍より青し」という言葉の意味は皆さんもご存知の通り、弟子である身分の者が師匠である立場の人の技量や学識を超えるという意味です。「出藍の誉れ」も同じ意味を持つ故事成語で、イコールと捉えても考えて良いと思います。藍は、染料に使う藍草のことであり、藍草で染めた布は藍草よりも鮮やかな青色となることから、その関係を師弟関係に当てはめ、弟子である身分の者が師匠である立場の人の技量や学識を超えるという例えのことわざになりました。 「出藍の誉れ」は現実社会でもよく見られ、テニスプレーヤーの錦織圭選手と松岡修造さんの関係性に当てはめることが出来ます。他にもこの「出藍の誉れ」関係性が頻繁に見らえれることがありますよね。 「出藍の誉れ」のようにあまり聞き慣れない言葉でも意外に同じような意味を持つ有名な言葉があるので、一緒に覚えることも良いかもしれませんね。

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守株

【漢字】守株 【読み】しゅしゅ 【意味】古い習慣にこだわり現状に応じた処理ができず進歩しないこと。農夫が切り株に激突して死んだ兎をたまたま簡単に獲る事が出来て以来、仕事そっちのけでずっと切り株を見張って獲物が来るのを待っていたが、一向に来ず村の笑い者になったという中国の「韓非子」が由来である。 【例文1】今の時代、大事な情報はパソコンで管理しなかったら守株だ。 【例文2】パソコン導入が守株だ。 【例文3】コンパクトに守株。 「守株」とは、いつまでも古い習慣こだわって、進歩がないことや時に応じた対処が出来ないという意味です。 現在の日本は豊かな社会を経て「相対的貧困社会」という状況に陥っていますが、未だに先進国として世界を代表する国として認識されています。日本は戦後の焼け野原から高度経済成長、バブル景気、ロスジェネ、デフレ平成不況、リーマンショック、そしてデフレ脱却のために自民党政権が経済政策に尽力をしている現状です。 日本社会は、旧習に従うことを重視する社会で、時に応じた物事が処理することが出来ない気がします。特に大手通販サイトある「Amazon」が台頭し、町の本屋が軒並みに閉店、潰れていったことが象徴していると思います。何時でもどこでも画面で購入すること出来、そして、商品を自宅までに届けてくれる通販サイトと違い、旧態依然の委託販売という経営で、それ以外の経営努力をしてこなかった本屋は軒並みに閉店もしくは潰れてしまっていたり、これからもその傾向は続くと思います。 書籍には「再販価格維持制度」という文化を守るために制度化したものがあります。どの本屋でも価格が一律定価で販売されるもので、この悪しき古い制度が町の本屋の存在を無にしていると思います。どこの本屋でも価格が同じであれば、手間もかからない通販サイトで購入する方が楽ですし、簡単だと思います。 習慣を守るということも大切だと思いますが、時代とともに臨機応変に対処する姿勢を持つことも大切だと思います。

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取捨選択

【漢字】取捨選択 【読み】しゅしゃせんたく 【意味】必要なものを選び取り、不要なものは捨てる。 【例文1】収納が狭く取捨選択をする。 【例文2】引っ越しで取捨選択をする。 【例文3】クローゼットの中を取捨選択をする。 取捨選択は今回の衆議院選挙では厳しいものとなりました。 選挙前の公約や訴えと実際に行う政策が、2014年衆議院選挙で一致していない安倍政権。加計問題や森友学園問題が解決しない中、安倍首相率いる自民党の圧勝を願った人は少なかったと思います。 そして希望の党の出現により、風が動くかと思われたときに小池百合子代表が「排除」という最悪のキーワードを使ってしまい、野党3分裂へと繋がってしまいました。このことにより私たちには「自民党」か「野党第1勢力」かという2者の取捨選択ではなく。「自民党」か「自民党以外のどこかの党」という複数の取捨選択となってしまいました。 結局風は吹かず、支持基盤が厚く、選挙態勢が常に整っている自民党候補への取捨選択へと繋がったと思います。その中で「希望の党」か「それ以外か」を取捨選択した立憲民主党の枝野代表の判断は、選挙結果を見る通り正しかったと思います。「共謀罪(組織的犯罪処罰法改正案)」であれだけ反対した仲間が、本来の政治判断を捨て希望の塔に合流したのに対し、希望の党とは考え方が違うと真っ向から言った枝野氏には正直感動しました。 私にもあと複数回、取捨選択が必要な場面が来ると思います。その時には他人や世間の情勢に流されず、自分自身の取捨選択をしたいと思います。

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主客転倒

【漢字】主客転倒 【読み】しゅかくてんとう 【意味】主人と客からきていて本来の立場が逆転している。 【例文1】新人大卒に、高卒で入社している年下の自分が指示するのは主客転倒でやりづらい。 【例文2】社長の息子との仕事は主客転倒だ。 【例文3】取引先の年下との接待は主客転倒だ。 私が勤務する会社には、主客転倒の仕事をする事務さんがいて、色々なデメリットがあるものの誰も指摘できません。 その事務さんは、要領が悪いという部分もありますが、現代の便利な機能を使わないで仕事をする為、作業効率が悪くミスも多目です。 それだけ主客転倒の仕事をしているのに、何故誰も指摘できないかという理由は、社長の娘さんだからです。 私がいる事務所は支店の為、社長は常時いませんが、社長の娘さんというだけでみんな警戒していて、ぎこちない職場雰囲気になっています。 以前まで本社の経理をやっていましたが、最近私がいる支店にやって来て、しばらくいるという話です。 たまに会う時は、社長の娘というオーラを出さず控えめな感じだったので、素敵な娘さんだなと思っていましたが、一緒に働く機会が増えたら社長の娘オーラ全開で仕事をする為、みんなの悩みのタネになっています。 ただ、娘さんがいる事で常に身が引き締まる感じになるので、刺激がなくだらけ気味だった私には良い環境かなと思って、気持ちを引き締めて仕事をしています。 しかし、要領の悪い仕事は問題があり、しわ寄せが私に来る事が多々あり残業をする日が増えています。 今度勇気を出して、遠回しに指摘してみようかと考えています。

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雌雄を決する

【漢字】雌雄を決する 【読み】しゆうをけっする 【意味】きっちり勝敗をつける。 【例文1】どっちが彼女にふさわしいか雌雄を決する。 【例文2】どちらが有能か雌雄を決する。 【例文3】売上金額で雌雄を決する。 勝負事の勝敗が決まるときに「雌雄を決する」と言うことがありますが、どういったことが由来になっているのでしょうか? これは雄と雌の区別をはっきりさせられれば、どっちが勝つか?なんていうのはすぐに分かるといったことが由来になっています。 つまり、雄と雌では雄の方が基本的に強いという前提があるので、両者が戦っているときに、どっちが雄で、どっちが雌か?が分かれば、どっちが勝つか?ということが簡単に判断できるということなのです。 雌雄を決するというのは雄と雌の区別をすることであり、それが勝負における勝敗を決めることと同義であるという意味になります。 現実的には雄と雌で雄が必ずしも強いとは言えないですし、人間においてもどの男性とどの女性を戦わせるか?によって勝敗は変わりますから、雌雄を決するの由来がそのまま現実に適合するわけではありません。 だから、一般論としては全く言えないということではないものの、雌雄を決するの元々の由来となっていることは確実なことではないということは知っておくと良いと思います。 日常の中で雌雄を決するという言葉を使うケースというのはそう多くはないかもしれませんが、何が由来になっているのか?くらいは知っておくと良いのではないでしょうか?

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柔よく剛を制す

【漢字】柔よく剛を制す 【読み】じゅうよくごうをせいす 【意味】柔軟性のある弱い者が強者を負かす事もある。 【例文1】柔よく剛を制すと言うだろ。相手の体が大きいからって見た目に怯えるな。 【例文2】意外に子どものアイディアが柔よく剛を制す。 【例文3】女子が練習相手の男子を柔よく剛を制す。 格闘技の試合なんかを見ていると「柔よく剛を制す」場面を見ることがあります。元は中国の老子の言葉で、柔らかく対応して力を抜けば相手を押さえつけることができることを意味しています。柔道に例えられることがありますが、合気道などでも「柔よく剛を制す」ことをしているように思えます。体の大きい人なのに手を触れただけで簡単に倒しているのを見ると、柔よく剛を制すの心得を持っているのだなと思います。相撲でも力と力がぶつかりあっていますが、横綱クラスになると柔よく剛を制す形で相手を倒していきます。「柔よく剛を制す」技を出すのは相手の呼吸を読むのが大切と教わったことがあります。呼吸を吐き出すタイミングは最も力を発揮するときですが、相手の呼吸を見ながら戦うことで、今まで倒せなかった人でも簡単に倒せてしまいます。勝負の世界はプレッシャーとの戦いともいわれていて、緊張すると不用に力が入ってしまいます。ゴルフでもボーリングでもそうですが、1対1の戦いになると力が入りすぎて実力を発揮できなくなってしまいます。柔よく剛を制すのは自分自身にもいい聞かせることが大事で、プレッシャーを跳ね除けるぐらいの気持ちで望まないと、いい結果が出せないことがあります。柔よく剛を制すを意識して肩の力を抜いて事に当たれば、問題は解決するのではないかと思います。

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愁眉を開く

【漢字】愁眉を開く 【読み】しゅうびをひらく 【意味】心配事や悩みがなくなり安心する。 【例文1】大手企業から内定をもらい愁眉を開く。 【例文2】結婚が決まり愁眉を開く。 【例文3】元気に産声をあげ愁眉を開く。 愁眉を開くとは心配事や悲しみがなくなって、安心することのたとえです。 人が求めているところの最後って、これですよね。安心したいってことなんですよね。 どの悩みも、例えばお金が欲しいっていう願望は、日々お金の勘定に気を取られないで、好きなものを選べて衣食住が満たされて安心した生活を送りたいってことなんですよね。 お金そのものが欲しいってわけではないんですよね。 他の悩みで、いい人と結婚したいっていうのだって、一緒にいて心の中が安定して生活にも困らず愛を注いでもらえて安心した環境に身を置きたいって事なんだと思います。 つまり、心がほっとするとか、リラックスしていたいというささやかで単純な願いなんですよね。 皆それを願っているんですが、現代人はなんだかんだと気が立っていて忙しさでそれが叶える時間が少ないのかもしれないですね。 でも、一日の数分でも意識してリラックスできる環境を作るっていうのは大事ですね。 コーヒーが好きな人だったら、好きなカフェで飲むのもいいし、家で好きなマグカップで好きなコーヒーを飲むのもいいですよね。 または、好きな歌手のライヴDVDを毎朝見てから出勤するとか、自分がリラックスできることならなんでもいいんですよね。 もっと、自分を自分でリラックスさせる努力は必要ですね。 毎年10月の下旬の時期に行われるスポーツ界だけでなく、社会全体が関心を抱く恒例行事があります。 関係者、もしくは球団からすれば球団の運命を左右されかねないことであり、ドラフトに指名される選手側にとっては人生を左右されかねない行事ですよね。特に選手側からすれば入団する球団によっては上手くいかなかったり、逆に成功し、球団もしくはリーグ、球界を代表するプレーヤーになれるかもしれません。いち視聴者からみれば、選手がどこの球団に指名されるか、もしくは球団がどの選手を指名するかという楽観的な立場で観ることが出来ますが、指名を待つ選手側からすれば公開就職活動みたいなものですよね。本当に凄いと思います。 ドラフト会議で個人的に一番好きな場面、瞬間があります。それは、指名された時に見せる緊張解け、指名漏れするかもしれない不安が解消された時に見せる選手の満面の笑みがテレビ上で観える時です。まさにことわざでいう「愁眉を開く」瞬間が個人的にドラフト会議で一番好きな場面、瞬間だと感じます。

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重箱の隅をつつく

【漢字】重箱の隅をつつく 【読み】じゅうばこのすみをつつく 【意味】重箱の真ん中のご馳走には目もくれず端ばかり突くことから、どうでもいいような問題を取り上げてはイチイチうるさいく言う。 【例文1】重箱の隅をつつく上司にはうんざりする。 【例文2】重箱の隅をつつく発言にイライラする。 【例文3】重箱の隅をつつく話はもうおしまいにしてくれ。 「重箱の隅をつつく」とは、非常にどうでもいいような細かな事ばかりを取り上げて口うるさくいうことのたとえです。このことわざの由来は重箱といえばお正月におせちが入っている箱のことで、この重箱の四隅に残ったものまで爪楊枝などでつついて食べることから余計なことにも神経を使う細かな人、せこせこした態度の人に対して使うことばです。 例えば会議に出ると中に重箱の隅をつつくような発言をする人がいるだけで話の路線がずれ会議が長引いてしまうなんてことや、上司に書類を提出するとホッチキスの位置を注意されたり、どうでも良い話ばかりをして内容を見てもらうまでに時間がかかることがありますよね。そのような時に「あの人は重箱の隅をつつくような人だよね」といった使い方をします。 私の周りにもメールの内容に少しの打ち間違いがあったら訂正してきたり、洋服に少しのシワがあると注意してきたりします。やはりそのような子は重箱の隅をつつくような子だよねなんていって煙たがれることもあります。 あまり細かなところまでネチネチと言っていると周りにも良く思われませんし、自分の評価も下がってしまいますので、どうでもいいようなことまでは気にしないといった考え方も大切ですね。

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十年一昔

【漢字】十年一昔 【読み】じゅうねんひとむかし 【意味】世の中の移り変わりが早く十年も経てば遥か昔の話。 【例文1】1年前のファッションなんて十年一昔の服と一緒だよ。 【例文2】十年一昔でかわるがわる芸能界。 【例文3】機械の技術が十年一昔だ。 私が「十年一昔」という言葉を知ったのは、小学校の時に読んだ壺井栄の小説『二十四の瞳』がきっかけです。 この小説の冒頭は「十年をひと昔というならば、この物語の発端は今からふた昔半もまえのことになる。」となっていて、いきなり出てきた「十年一昔」という言葉が、子ども心にも大変印象に残りました。 当時はこの小説は小中学生にとっての大定番の必読書でしたから、ある程度の世代の人の多くは、この小説で「十年一昔」という言葉を知ったのではないでしょうか。 確かに、十年というのは一つの区切りではあり、「十年前のあの頃」のことを、過ぎ去った昔と感じることはあるでしょう。 ただ、今は流行りすたりが大変早くなっているような気がします。流行語でもなんでも、あっという間に古びてしまうことを考えると、「七年一昔」とか「五年一昔」と言った方が、ピンと来るのかもしれません。 この言葉から私が連想することがもう一つあります。それは歌舞伎の人気演目、『一谷?軍記(いちのたにふたばぐんき)』の三段目、通称「熊谷陣屋」と呼ばれる場面です。 源平時代の武将熊谷次郎直実が主君の命によって、わが子を身代わりにするのですが、そのドラマのラストで、出家を決意した直実がこういうセリフを口にします。 「十六年は一昔。夢だ」 十六年前に起こった出来事が、現在の状況を生んだというところから出たセリフですが、ここでは「十六年」というスパンを「一昔」と考えているところが、面白いと思うのです。

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十年一日

【漢字】十年一日 【読み】じゅうねんいちじつ 【意味】長い間、変化もなく成長もしない。どちらかと言えば悪い方で使われる。 【例文1】十年一日の節約生活を送っている。 【例文2】恋人も出来ず十年一日だ。 【例文3】転職の繰り返しで十年一日だ。 「十年一日」という言葉は、多くの場合「十年一日のごとし」という使い方をしますが、その意味は「まるで十年間が一日のように感じられるほど、変化がない」ということになるでしょう。 十年前の状態が昨日のことに思えるように変わっていないというイメージですが、あまりよくない意味に使われることが多いようです。 しかし、私は以前、「十年一日のようになれたらいいな」と思っていたことがあります。 私は脱サラをして、小売業を始めたのですが、最初のうちは大苦戦。思うように店の売り上げが伸びません。 そのころ、店の近くにある飲食店の店長と話をする機会がありました。その店は店長が初めて30年を超えるキャリアを持っていました。同じ自営業者として、うらやましく感じていましたが、店長は「いやあ、十年一日のごとしで、店も私も一向に成長しません」と言うのです。 もちろん、謙遜してそうおっしゃったのでしょうが、その時、「自分もなんとか店の経営を軌道に乗せて、『十年一日のごとし』と言えるようになりたいなあ」と思いました。 その後、かなり時間はかかりましたが、なんとか店を続けることができています。うちの店ももうすぐ30周年。憧れだった「十年一日のごとし」の状態になることができたのです。 「長年まったく変化がない」というのも、場合によっては、悪いことではないのではないでしょうか。

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十人十色

【漢字】十人十色 【読み】じゅうにんといろ 【意味】十人いれば性格や考え方が違うものである。 【例文1】十人十色でイベント企画を出し合う。 【例文2】十人十色で個性的だ。 【例文3】十人十色で正解はない。 人が社会で生きて行くためには、人と上手に付き合っていかなければなりません。 しかし人と上手に付き合うと言うのは、言うは易し行うは難しだと言えます。 何故なら、人は十人十色の性格を有しているからです。 良く人と上手に付き合うには、こうすれば良いと言うような本が売られています。 この本に従って行動すれば、ある程度の人間とは上手に付き合う事が出来ます。 しかしこのような方法を持ってしても、全ての人と上手に付き合えるわけではありません。 同じセリフを言ったとして、人によってとらえ方が様々で、同じ展開になってはくれません。 Aさんは喜んでくれたのに、Bさんの場合は怒らせてしまったと言う事もあるのです。 言葉をストレートにとらえる人ばかりではなく、穿って捉える人もいるので、このように違った展開に陥ってしまう事があります。 コチラが良いと思って発言した言葉を、変に穿って捉える人がいるので、思うような展開に持って行くことができません。 ですから仲良くしようと思っても、仲良くなれない場合があります。 人は十人十色性格が違うので、それが付き合う楽しさであるとも言えますが、逆にそれがアダとなって、人の交流を上手く行かせない原因となってしまう場合があるので、本当に困ってしまいます。 考え方、捉え方は十人十色。 恐らくほとんどの人が自分の考えがある程度正しいと思っているのではないかと思います。 正しいとまでは言わなくとも、自分の考えが基準となっているのは間違いないと思います。 大事なのは自分の考えが基準として存在していても、自分と対局の意見も受け入れようとする心、理解しようとする気持ちが必要なのだと思います。 例えば揉め事が発生した時、その根底にあるのは自分のことしか考えていないということが原因のように思います。 全てにおいて、相手の立場になって考えることが出来ればそこまで揉めることはないのではないか、と思っています。 簡単なように思えてそれがかなり困難であるから北朝鮮はミサイルを飛ばし続けるし、いじめによる自殺が起こり、パワハラや体罰なども起こってしまうのです。 もし、全ての人類が相手の立場に立って考えることができれば北朝鮮はミサイルを発射しないし、いじめも起こらず、自殺も起こらないと思います。 自分の考えと違う人に対して感じる違和感は、相手も同じように違和感として感じているはずで、誰の考えが正しいのかなんて、考え方は十人十色。正解はないのです。 わたしも含め、自分と正反対の意見にもじっくり耳を傾けられる人でありたいと思います。

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秋霜烈日

【漢字】秋霜烈日 【読み】しゅうそうれつじつ 【意味】日本の検察官記章の通称である。秋の霜と夏の強烈な日差しがをたとえている。刑罰が非常に厳しいこと。 【例文1】秋霜烈日の求刑を求む。 【例文2】秋霜烈日の処罰を受ける。 【例文3】秋霜烈日の罰を下す。 秋の早朝の霜(しも)が降りるような寒さや夏の苛烈な強い日差しなどの厳しい気候を指す秋霜烈日という表現があります。 検察官記章のデザインを指す場合ものありますが、その場合は霜の厳しさばかりでなく日差しの暖かさも表現していると言われます。 実際に検察官記章の画像を検索してみると、中央の赤丸から上下左右の四方に三枚ずつ白い花びらが伸びその間に金色の三本の突起が覗いています。 白い花びらのような部分が霜で、金色の突起のような部分が日光を表現しているのでしょう。 もともとは特に秋の霜や日差しなどを考慮してデザインされた訳ではなく、平等公正に正義を追求するイメージを形にしたらしいです。 検察とは警察とは別もので、裁判所に公訴したりすることが仕事のようです。 罪を憎んで人を憎まずとは言いますが、そのような匙加減など犯罪被害者は全く要求しないでしょう。 既に社会的に罰せられているからとか何やかやの理由をつけて情状酌量を求めるのは、悪事を働いたことがばれて逃げられなくなった犯罪者です。 やりたい放題やっておいて、いざ自分が刑罰を受ける段になって慈悲を請うなど身勝手にもほどがあります。 社会の秩序を守るならば秋霜烈日の元の意味のとおりに粛々と公正な裁きを要求するべきだと思います。

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周章狼狽

【漢字】周章狼狽 【読み】しゅうしょうろうばい 【意味】予想していなかった事態が起きて非常に慌てる様子。 【例文1】息子が初めて彼女を連れてきて周章狼狽している。 【例文2】火事騒ぎで近隣が周章狼狽だ。 【例文3】深夜の地震で周章狼狽だ。 驚いて慌てふためいたり、うろたえたりしてしまうことを表現する四字熟語に「周章狼狽」があります。「しゅうしょうろうばい」と読みますが、この難しい四字熟語がどうしてそういう意味になるのかは、あまり知られていないのではないでしょうか。 私もこの言葉の由来を知らないままに使っていました。私はすぐに慌ててしまう性格なので、比較的なじみのある言葉だったにも関わらず、由来を知らないで使っていました。 そのことにある時気づいて、調べてみたところ、面白いことがわかりました。 それは「狼狽」の「狼狽」の意味。この二文字だけで「狼狽する」という言い方をよくしますが、「狼」「狽」も想像上の動物なのだそうです。ふつう「狼」はオオカミと読みますが、ここでは私たちの知っているあの動物ではありません。 さて、狼と狽にはたいへん変わった体の特徴があります。狼は前脚が長くて、後ろ脚が短く、狽はその逆に前脚が短く後ろ脚が長いのだそう。それも極端なので、一匹ではうまく歩けないんでしょう、必ず二匹一組になり、狽が狼に乗っかる形になっていっしょに行動するのだと言います。 その形でないとうまく行動できず、離れてしまうと動けなくなって倒れてしまうところから、「慌てる」という意味になったのだそうです。 なんとも不思議な、そのようすを想像するとちょっと笑える語源ではないでしょうか。 ちなみに「周章」だけでも「慌てる」という意味になるようです。

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終止符を打つ

【漢字】終止符を打つ 【読み】しゅうしふをうつ 【意味】終わりにする。ピリオドを打つとも言う。 【例文1】長年の独身生活にようやく終止符を打つ。 【例文2】結婚生活に終止符を打つ。 【例文3】長期戦に終止符を打つ。 終止符を打ちたい 私は自分で弱い人間だと思っています。しかしそれに終止符を打つことを今実行しています。いつも人の機嫌を伺って行動している自分、自分からはあまり発言しない。きついときはすぐに諦める。すぐに落ち込むなど沢山ありますが、本当に終止符を打ちたいと思っています。この性格が故に分析してみると金儲けが下手くそです。大学卒業してから今に至るまで給料はあまり上がっていないし、家庭の台所事情も苦しいです。思いはあります。こんな自分に終止符を打ってもっとお金を稼いで、性格も上記に書いた性格とは反対の性格になりたいと思っています。こう思って何十年、歯痒くもなります。終止符を打つ決心はよくよくするのですがどうしても性格は変わらないし生活も苦しい。どうしたらいいから考えているようで考えていない。本当にこんな自分を卒業しなければなりません。妻と子ども2人いますのでもっと幸せにしてやらないといけないとも思っています。だからこんな自分に終止符を打ってもっと人間改造をしていかないといけないと思います。そうしないとわが子もちゃんと育てることが出来ないのではないかと思っています。いっぺんには改造できませんが、色々なことを学んで毎日を成長できたらと強く思っています。

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自由自在

【漢字】自由自在 【読み】じゆうじざい 【意味】自分の思いのままにする。 【例文1】子どもの成長に合わせて間取りを自由自在に変える事ができる家を建てる。 【例文2】ロングヘアーを自由自在にアレンジする。 【例文3】夫を自由自在に操る。 私には小学1年生になる娘がいます。 娘は年中さんになったあたりから、あーゆー服が着たいだとか、髪型はこんな感じでだとか、靴はこれでとかとてもおしゃれに興味を持っていました。 服や靴などは娘と一緒に買い物へ行って娘の気に入るもを買ってあげればそれですみます。 ですが、髪型が問題なのです。 私が髪を結んであげたりしてもかなりの確率でクレームを言ってきます。 例えば、ツインテールをしてほしいといわれてツインテールをしてあげると、左右で高さが違うだとか、髪の毛の量が違うだとか言ってきます。 また、〇〇ちゃんのお母さんはいつも〇〇ちゃんをおしゃれな髪型にしてくれてるのに!なんて言われてしまいます。 確かにその子はいつみても親が美容師なんじゃないかというくらいかわいい髪型をしています。 きっと手先が器用で子どもの髪型なんて自由自在にできるのかもしれません。 私はそんな器用じゃないのでツインテールさえうまくできません。 どうやったらあんなに自由自在に子どもにいろんな可愛い髪型にしてあげることができるのか、聞いてみたいくらいです。 聞いたからって私が出来るようになるわけではないんですけどね。 娘よ、不器用な母で申し訳ない。 早く自分で髪を好きなようにできるようになってくれ。 自由自在とは色々な表現の仕方、使い方があると思います。空を自由自在に飛べたらいいなとか、自由自在何でもこなせたらいいなとか自由自在に時間を有効活用したいとか無限に近くあると思います。私は自由自在に人を扱えたらいいなりたいなと思います。理由は自由自在に人を扱えないからです。私は受身な人間で、いつも人の指示待ちで支持を受けてから行動するからです。これは社会人になった今はとても不利になりつらい思いをすることもたくさんあります。もっと自分自身から主張をして主体的な人間になれば自由自在に仕事もできるのではないかと思っています。 それと感情を自由自在に操れたらと思います。少しうつ傾向の所がありまして、仕事中とかつらい思いをしています。クスリで誤魔化している所もあります。心が大きく言うと弱いのです。もっと強くなって自由自在に行動したいと思います。とても真面目なことを考えるのに、受け身であったり、うつ傾向であるために今までたくさんの事を逃してきましたし損をしてきました。だからもっと自由自在に人を扱えたらいいのにと凄く思います。それには自分の性格をもっとコントロールしなければならないと思っています。今から少しずつ自分を変えていきます。

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終始一貫

【漢字】終始一貫 【読み】しゅうしいっかん 【意味】初めから終わりまで態度や行動を変えないで貫き通す。 【例文1】何度注意しても彼は終始一貫聞く耳を持たず。 【例文2】終始一貫否定する。 【例文3】終始一貫反対する。 最初から終わりまで変わる事無く同じである事を「終始一貫」と言い、「終始一貫、彼を信じ続ける」という具合に決して途中でブレる事なく最後まで貫く姿勢がそこにあります。ともすれば頑固者と言われかねませんが、そこにある一途さが何とも小気味よさを感じられ、どうしても共感せずにはいられません。それにはやはりそのモノに対する思い入れが強くなければ、そうはなりません。そこまで入れ込まれる事はとても光栄な話であり、冥利に尽きるというものです。利害で動く人ならその時の動勢であっさり態度を変える変わり身の早さを発揮するでしょうが、信じた物に最後まで付き従うと決められる人に迷いはなく、結果より貫く事が重要と信じ抜けるのです。それはどんな誘惑や動揺などの揺さぶりを掛けられようと、心変わりをしない芯の強さの持ち主なのですから。一旦こうと決めればやり遂げられる強さの源にあるのは、一本筋の通った心根があるからだと思われます。俗に言う「二心無き思い」がそうさせるのです。誰の誘いにも動じず初心を忠実に守れる人は、いざという時本当に頼りになり、窮地に於いて心から感謝できる存在でいてくれるのです。時にはその姿勢が煩わしく感じる事もあるやもしれませんが、味方にすればこれ程心強い者は早々見付かるものではありません。であるなら、人選はよくよく吟味して行った方が後になって後悔せずに済むという事です。 私の人生は付和雷同と言う言葉がしっくりとするほど、人の意見に直ぐに賛同して、その場を上手く取りつくろっています。 そんな私の人生と真逆の生き方をしている人がいます。 生まれてから亡くなるまで一切考え方を変えない、終始一貫タイプの人です。 この終始一貫タイプの人は、人の意見に直ぐに賛同するような事はしません。 自分の主義主張にそぐわない場合は、人の意見に一切賛同しません。 ですからこの終始一貫タイプの人は、人と衝突することが多いタイプであると言えます。 私なんか直ぐに人の意見に賛同しますから、ほとんど人と衝突した事がありません。 社会で楽に生きて行くには、私の様な付和雷同タイプの方が適しています。 ですが人生をかっこよく生きるためには、終始一貫タイプでなくてはダメです。 人の意見にいちいち賛同していたのでは、自分の存在感を示す事が出来ませんから、とてもかっこの悪い生き方であると言えます。 ですから私は付和雷同の生き方をしていながら、終始一貫タイプの生き方をしている人に憧れを持っているのです。 自分の主義主張を貫き通す為には、過酷な試練を潜り抜けて行かなくてはならず、並大抵の人に出来る事ではありません。

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縦横無尽

【漢字】縦横無尽 【読み】じゅうおうむじん 【意味】自由気ままに振る舞う様子。 【例文1】親の心配をよそに縦横無尽に旅をしている。 【例文2】若いうちは縦横無尽に過ごす。 【例文3】子どもが縦横無尽に走り回る。 私は子どもの頃から、好きなことには夢中になって遊んだり、趣味に没頭していました。母の話では幼い頃から元気いっぱいで家の中を走り回ったりしていたのでよく下の住人から苦情がきていたそうです。さらに弟ができてからますますパワーアップしたのでのちに中古の家を買って引っ越しました。 そこからは公園が目の前でしたので宿題もせずに暗くなるまで自転車に乗ったり、遊具で遊んでいました。帰宅するとよく母に怒られていたもんです。そんな時ちちは「いいじゃないか思い切り走りまわることができるだけでも幸せなことだぞ」と笑い散らしていました。 成人した今、近所の保育園の園庭で縦横無尽に走り回る園児を見て微笑ましく見て通勤しています。今保育園の園児たちの声がうるさいとか保育園建設反対とかニュースで騒がれてますけど、未来を支える大切な子どもたちですからね。政治家は子どもをたくさん産んでほしいだの、でも保育園建設は反対だの勝手なことを言わないでください。

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蛇の道は蛇

【漢字】蛇の道は蛇 【読み】じゃのみちはへび 【意味】同じ仲間の考えや行動は同類ならわかりあえる。 【例文1】長年の付き合いでヤツの考えが分かる。蛇の道は蛇だ。 【例文2】蛇の道は蛇で機械の修理はエンジニアの友人に任せる。 【例文3】言葉に出さなくても蛇の道は蛇。 その道のプロは素人が知らないことを知っていたりして、まさに蛇の道は蛇だなと思います。蛇の道は蛇とは、同じ仲間なら知っていたり、蛇を見分けることができる人のたとえです。海で魚釣りをしているとたまに変わった魚を釣ることがあります。素人だと図鑑で調べたり、スマホが手元にあれば魚の画像を撮影して画像検索して調べたりします。漁師さんなら蛇の道は蛇のごとくひと目でわかってしまいます。似たような種類の魚でも微妙な違いでわかります。山に行ったときキノコ狩りでも、蛇の道は蛇のごとく専門家ならすぐに見分けがつきます。一般人がキノコ狩りに行って毒キノコを採ってしまうことがありますが、その道何十年というベテランなら本物のキノコと毒キノコをその場で見分けてしまいます。最近では山でヒアリがいるのではないかと噂されていて、ヒアリの違いを見分ける専門家も出てきています。ヒアリは港近くのコンテナにいることが多いと聞きますが、港から離れた場所でも発見されています。ツイッターなどでもヒアリの専門家が投稿写真を見分けて、普通のアリかヒアリかどうか判断してくれる人まで現れています。ヒアリによく似たアリもいるので神経質になりすぎるのも良くないですが、似たようなアリを見かけたら蛇の道は蛇のごとく詳しい専門家に相談してみると早く発見できることもあると思います。ネットで自分でも調べられるようになってきていますが、まだまだ専門家による判断は必要なような気がします。

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しゃちほこ張る

【漢字】しゃちほこ張る 【読み】しゃちほこばる 【意味】緊張して体が固まる。または威厳がある。 【例文1】会議での発言にしゃちほこ張る。 【例文2】しゃちほこ張る態度を取る。 【例文3】面接試験でしゃちほこ張る。 昔通っていた学校に、遠慮なくズケズケと自分の意見を言う五十代の男の先生がいました。彼は美術の先生で、けっこう下品な話題とかも好きで、普段は人なつこくてしゃべりやすく、ひょうきんな感じの人なのですが、たとえば授業中にほかの先生がその先生を呼びにきて、「ちょっとこういう用事なんですけど、〇〇先生今から来ていただけませんか?」というようなお願いをするんですけど、そういうときでも先生は「いま、俺がこれやってるのが分かんないのか。行けるわけがないだろう」という感じで突然怒り出して、その場が嫌な空気になってしまうのです。 怒られた先生のほうは、「はい、すいません」と言って全然言い返せないでいて、謝るだけなんです。しかも、四十代後半とかけっこう年齢がいっている先生でも、その先生に怒られているので、なんかかわいそうだなと思ってしまいました。担任の先生が叱られてしゃちほこ張るところも見てしまい、あまり良い気分ではありませんでした。 その美術の先生は女子生徒への連絡メールにハートマークをつけたり、ボディタッチが多いことで有名で、ちょっとそれはおかしいんじゃないかと思うこともたくさんありました。好き勝手に怒るのは本当にやめてほしいですね。

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知らぬは亭主ばかりなり

【漢字】知らぬは亭主ばかりなり 【読み】しらぬはていしゅばかりなり 【意味】 【例文】 子供が保育園の時の話。 とあるママ友の旦那さんはとても子煩悩で、自営業ということもあり、よく保育園の行事に積極的に参加していた。今で言う「イクメン」で「〇〇くんパパは育児に協力的で羨ましい」とみんなから羨望の眼差しを浴びていた。 うちは当時単身赴任でパパ不在だったためわたしも素直にいいご夫婦だと羨ましく思っていた。 わたしたちのグループは1クールに一度のペースでパパたちに子供たちを預けて(パパたちは子供たちと焼肉パーティーしたりする)ママたちだけでリフレッシュ女子会をしていた。 その時にママたちのぶっちゃけ話などで盛り上がり、みんな若い頃はイケイケだったんだねーと若気の至りトークを楽しんでいたところにイクメン旦那を持つ〇〇くんママが急なカミングアウトを始めた。 「私、好きな人がいて離婚しようと思うの。」楽しく飲んでいた時の唐突な重たいカミングアウトにみんなドン引き。でも話は止まりません。その相手は元カレだということ。元カレにも家庭があること。それぞれ別れてやり直そうと盛り上がっていること・・・ そんな時、なぜかわたしの携帯にイクメン旦那さんからの着信が。熱弁しているママは着信に気づかなかった模様。 「みんな楽しんでる?子供たちはみんなぐっすりだからごゆっくりね?」 ・・・知らぬは亭主ばかりなり それからなんとなくみんなで集まらなくなりましたが、間もなく離婚し、旦那さんが子供たちを引き取りました。

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車軸を流す

【漢字】車軸を流す 【読み】しゃじくをながす 【意味】大雨が降る。 【例文1】車軸を流す波浪注意報が出る。 【例文2】車軸を流す豪雨だ。 【例文3】車軸を流す大災害だ。 日本は穏やかに四季が移ろい、一年が過ぎていくというのが普通だったのですが、世界的に地球温暖化が進んだためか、すっかり様変わりしてきました。 最近は雨が降ると言ってもバケツをひっくり返したような振りようだったり、まるで車軸を流すような怒涛の降りようだったりで、泡を食ってしまいます。 最近はそうした予想外の大雨を見越して対策を立てられている地域では、雨水を受けるための大きな地下壕があったりするようです。 そんな地下壕が無かったころは、けっこう住宅にも川の水が氾濫して、地下室のある家はたいへんだったようです。 東京の杉並区に知人がいますが、近くに流れる善福寺川が氾濫してえらいめにあったと話していました。 アメリカでもハリケーンが広範囲に影響を及ぼしています。 これから地球規模でこんな天気が増えて行くのでしょうか。 日本は、穏やかな季節が日本人の性格を作ってきたのだとも思います。 どんどん激しい天候が襲ってくるようになると、日本人もエキセントリックなタイプの人が増えて行くようになるのでしょうか。 なんだか残念なことです。 俳句の季語も、これからはこうした激しい天候に関するものが増えていくのでしょうか。 ちょっと俳句には向いていないような気もします。 以前、車軸を流すような雨が降りました。その時はちょうど用事があって友人の家に行っていたんです。これはまたよく降るな、音がすごいな、なんて思っていたらまさかの雨漏り。賃貸専門のアパートですから経年劣化もあったらしく、天井のクロスが剥がれてしまって大変なことになっていました。その日は同じアパートで複数の家が被害に遭ったそうですから、それだけ強い雨だったのですね。車軸を流すような雨。まさにその言葉がふさわしいほどの雨でしたから。 ちなみに、火災保険では雨漏りは補償されないそうです。友人の家の場合は認められなかったので、大家さんの方で補償されました。わりと新しいパソコンも被害に遭って落ち込んでいましたので、せめても良かったかなと思います。例えば風が強く吹いてその結果屋根が剥がれてしまったりだとか、屋上の排水口が詰まってしまっての水漏れだと風災扱いになるらしくこれなら補償してもらえるそうです。とはいっても保険会社によって対応も違うらしいので、本当に難しいなと思いました。 友人は子どもが生まれたばかりですから私が色々調べたりしていたのですが、調べれば調べるほどどうなっているのかわからなくなってしまったり。本当に災害は困りますね。

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癪に障る

【漢字】癪に障る 【読み】しゃくにさわる 【意味】気に入らない、腹が立つ。 【例文1】あいつばかり上司に気に入られて何だか癪に障る。 【例文2】先生の前だけ良い子ぶって癪に障る。 【例文3】嘘ばかりついて癪に障る。 小学校三年生くらいのときだったでしょうか、私ともう一人のクラスメイトが、体育を見学していたか何かで、そのあいだ教室に残ってノートに漢字の練習をさせられていました。先生はいなかったので自習という形だったんですけど、私が先生に指示されたぶんのページ数をちゃんとやろうとしていたところに、そのもう一人の子が「違うよ、〇〇ページやるんだよ」と訂正をしてきました。 私が思っていたよりも、その子が言ってきたページ数のほうが少なかったので、そうだったかなと思いました。 結局、私はその子の意見を素直に信じて、教えられたページ数だけ漢字練習をしました。ですが、先生が戻ってくると、私のノートを確認して「これ、△ページ書きなさいって言ったでしょう!!」と怒り出しました。 私は横の子に〇〇ページだと言われたのでそうしたんですと説明したんですけど、先生が「じゃあ聞いてみます。あなた、本当に〇〇ページだと言ったの?」とその子に質問したら、「ちゃんと△ページだって言いました」という答えが返ってきました。それでまた先生がさらに「△ページだって言ったって!」と私を怒りました。 平気で嘘をつく彼女は、私にとってものすごく癪に障る存在でした。

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弱肉強食

【漢字】弱肉強食 【読み】じゃくにくきょうしょく 【意味】強いものが弱いものをつぶして繁栄していく。 【例文1】弱肉強食の世界だ。 【例文2】弱肉強食が生き残る。 【例文3】弱肉強食で生き抜く。 世界は強い物が生き残り弱い物が滅びるという言葉を聞きますよね。「弱肉強食」という四文字熟語も存在するように、生物にとっての自然の摂理として受け止められている要素なのです。 しかし、そんな摂理を感じさせない生物が存在することも事実。物事をよく考えられる人類が浮かびますが、野生生物でも感じることがあります。野生生物の多くが集団で生活したり、独自のコミュニティを形成して生きていますが、中には年老いた・小さな子どもへ優先的に食料を与えたり、苦しむ仲間に手を差し伸べようとする生物が確かに生息しているのです。 例えば、弱肉強食の代名詞のサバンナにおいて、狩りの成功率が8割を超える「リカオン」。リカオンは社会性の非常に強い生き物で、雌がリーダーとして群れを指揮する珍しい生態系です。チームワークに優れており、獲物を狙う時もチームプレイにより狩りを行います。群れの中では弱い立場である子ども・老人など、野生社会において見捨てられることが多い存在でも見捨てることがなく、エサを分け与える強い社会性を持ち合わせていることが特徴です。 リカオン以外の生物でも弱肉強食の世界で弱い立場を気遣う様子が確認されています。この事実からも残酷に見える世界で希望を感じずにはいられません。

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杓子は耳かきにならず

【漢字】杓子は耳かきにならず 【読み】しゃくしはみみかきにならず 【意味】杓子は耳かきと形は似ているが、代用にはならない。つまり大きいものが小さいものの代わりになるとは限らないという意味。 【例文1】子どものお下がりは杓子は耳かきにならずだ。 【例文2】日帰り旅行でキャリーバックは杓子は耳かきにならずだ。 【例文3】小窓に大きいサイズのカーテンは杓子は耳かきにならず。 「杓子は耳かきにならず」(しゃくしはみみかきにならず)ということわざの意味は、大きいものが必ずしも小さいものの代わりにならないという意味です。杓子は耳かきに形状が似ているが、耳かきのサイズよりも大きすぎて代わりにならないということから由来したことわざ、慣用句です。 反対のことわざで「大は小を兼ねる」ということことわざがあります。皆さんもご存知のように、意味は大きいものは小さいもの代用として使える、小さいものより大きいものほうが使途が広く、使い勝手が良いという意味ですよね。小さいものより大きいもののほうが役に立つという意味として使われる言葉です。 このことわざからいつも連想されることは「昭和」です。小さいものより大きいものが良いとされていた昭和時代を象徴している言葉で、何より、大きければ大きいほど良いとみなされていた時代だったと思います。逆に、今の時代は物が小さくなったり、コンパクトになっている時代です。まさに「大は小を兼ねる」の反対語であります。 昭和時代と違って、現代は大きさを求める時代ではなくなったと思います。よりコンパクトさや効率性を求める時代となったと思います。ですので、現代を表す言葉は「大は小を兼ねる」より「杓子は耳かきにならず」のほうが相応しいのではないかと思います。

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杓子定規

【漢字】杓子定規 【読み】しゃくしじょうぎ 【意味】昔の杓子の柄は曲がっていた。曲がっている杓子の柄を定規代わりに使おうとしたことから、何事にも頑固で融通が利かない者をいう。 【例文1】彼は頑固な杓子定規だ。 【例文2】上司は昔堅気で杓子定規だ。 定められたルール内でしか物事を判断する事が出来ない人・価値観を「杓子定規」と言い、「杓子定規な判定」や「杓子定規な回答」など何処か融通の効かないイメージが存在します。割と多くそう見受けられるのが普段規則正しい生活を送られている方達で、いつも通り日課をこなさないとどうにも気が済まなくて違う事は極力やりたくないと思われている様です。確かにルールを守る事自体は大事ですが、しかしそこに縛られ過ぎて一寸機転を利かせれば何て事ない話でも、規定通りやって余計な手間を取る事があります。そこに少しの融通を利かす余裕があれば良いのですが、ルールに縛られている人にはその余裕がどうしても持てないのです。それはまるで長さを図る定規の様でもあり、作られた長さ以上は計る事の出来ない所と、枠に囚われ過ぎた価値観が似ている事からそう呼ぶ様になった思われます。確かにあまりに突飛な発想でしか物事を捉えられないのは如何なものかと言えますが、だからと言って何時如何なる時も決められた通りというのは逆に息が詰まります。その辺のバランスをうまい匙加減でやって行ければ物事がスムーズに進んで行くのではと思えてなりません。要はどっちも活用する臨機応変さがあれば言う事はないでしょう。

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釈迦に説法

【漢字】釈迦に説法 【読み】しゃかにせっぽう 【意味】その道を知り尽くしている人に色々と教えている愚かな者。 【例文1】新入部員に手取り足取り教えていたが、彼は国体選手で釈迦に説法だ。 【例文2】留学経験があり彼女に通訳は釈迦に説法。 【例文3】元国体選手に指導は釈迦に説法だ。 釈迦に説法とはその道に精通した者に、もっともらしく説明している様子を言います。 人間、自分が覚えたての言葉や知識をそれとなく使ったり自慢したくなるものです。ただその相手の方が自分より下回っていたのならば問題ありませんが、上回っていたら愚か者に見えてくるだけです。 そこはきちんと相手を見て話をするべきでしょう。 わたしも趣味を自慢して少々恥をかいたことがありました。 小物作りを楽しんでいます。下手の横好きとでもいいますか、小さいものならコースター、大きいものはカラーボックスを使って部屋に合わせてリメイクをしています。友人が遊びに来た時にわたしの数々の作品を見て絶賛されて嬉しい気持ちでした。なので会社の同僚にノートパソコンが収まるトートバックを作ってあげました。あとから聞いた話ですが、彼女のお母さんは手芸教室の先生らしいです。きっとお母様の背中を見てきて育っているので私の作品なんか釈迦に説法だったでしょう。

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四面楚歌

【漢字】四面楚歌 【読み】しめんそか 【意味】周りが敵ばかりで味方がいない。 【例文1】彼はごう慢で四面楚歌だ。 【例文2】四面楚歌で孤立する。 【例文3】四面楚歌で負ける。 周囲がすべて敵や反対者で、まったく孤立して、助けや味方がいないこと。また、そのさま。(出典:新明解四字熟語辞典) 昔からとりあげられる、いじめ問題。学校でのいじめばかりクローズアップされますが、いじめ問題は大人になってからもなくなることはありません。 特に女性の場合、会社内やママ友仲間など、集団でいる限りは常にいじめ問題はつきまといます。 ちょっと集団からはずれた言動をするだけですぐにターゲットにされますし、可愛くてムカツク、自分の好きな人と仲が良いからムカツクなどと理不尽な理由でいじめられてしまいます。いじめられっ子をかばうとかばった自分までターゲットになっていじめられてしまうので、たいていは見てみぬふりをされてしまいます。 そうすると、完全に四面楚歌になります。 1日の大半を過ごす学校や会社、幼稚園や社宅のママ友など、狭いコミュニティの中で四面楚歌になってしまうと、本当に孤独でつらいものです。 子どもだったら、自殺も考えたくなるくらい、つらいでしょう。 そんな時は、自分が属するコミュニティを、増やしましょう。 学校だけでなく、習い事や塾。会社だけでなく、学生の頃の友達や習い事。コミュニティを増やして自分の世界を広げると、いじめられている世界が、とても狭く感じます。 世界は広いのです。その広さを、子どもに教えてあげましょう。

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始末に負えない

【漢字】始末に負えない 【読み】しまつにおえない 【意味】どうしようもない。処理できない。 【例文1】始末に負えないクレーマー。 【例文2】始末に負えない不良グループ。 【例文3】始末に負えないゴミ屋敷だ。 私が日頃から始末に負えないと感じているのは、自分自身の心の波です。今年のはじめから職場の人間関係が原因で鬱っぽくなり、つい落ち込みがちになってしまう自分に困っています。今は仕事を辞めて実家で静養していますが、服薬中であることとまだ病気が完治していないということもあり家族に八つ当たりしてしまうこともしばしばです。自分の感情を自分でコントロールできないと、また仕事は始められないと思うので焦っています。しかし、そんな辛い日々でも、好きなことをしている時は楽しいと感じることもあります。私は将棋が趣味で、対局のインターネット中継を見たり、詰将棋を解いたりしている時は嫌なことを忘れられます。読書も好きで、本を読んでいる時は夢中になれるので悲しくなることもありません。そんな風に好きなことをして毎日を過ごし、治ってきたかな?と思うと突然辛くなって泣いたりすることもあります。自分の心なのに晴れたり嵐になったりと目まぐるしく変わってそれに振り回されてしまい、もう大人なのに情けないです。心身ともに健康な人のように働くのは難しいかもしれませんが、この始末に負えない自分の心をコントロールして少しでも社会に出て行きたいです。

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四方八方

【漢字】四方八方 【読み】しほうはっぽう 【意味】ありとあらゆる方向・方角。 【例文1】噂が四方八方にすぐ広まる。 【例文2】犯人グループが四方八方に逃げる。 【例文3】GWは四方八方から集まる。 蜘蛛の子を散らすという言葉の意味は、大勢が一斉に四方八方へと散って逃げ出す、という意味です。 子どもの頃から、本を読むのが好きだった私が、この言葉に初めて触れたときのことは覚えていませんが、意味を知ったのは、それから大分時間が経ってからのことだったと思います。 その意味を初めて知った時点でも、私はまだ蜘蛛の子を散らす状態というのが、正確には想像できていませんでした。 何しろ、蜘蛛の子が散る様子を見たことがないので、仕方ありません。 それから数年が経ち、窓掃除をしていたら、隅に蜘蛛の糸が固まったような塊を見つけました。 何の気なしに雑巾で取り除こうとしたら、その塊を潰してしまったらしく、 中から小さな蜘蛛がたくさん現れ、散り散りとなって逃げるではありませんか。 その数の多さと動きの速さに、思わず鳥肌が立ちました。 逃げ遅れて窓の枠などにしがみついている蜘蛛の子を、雑巾で窓の外に払い落としながら、 「これが蜘蛛の子を散らすということか…」と、しみじみ納得したことをよく覚えています。 夏の朝には、夜の間に一生懸命張った巣をことごとく払い落とされる蜘蛛が、ときどき気の毒になります。 しかし、散り散りに逃げた蜘蛛の子の数を思い出すと、 我が家に巣を張る蜘蛛の一匹や二匹を気の毒がっても、蜘蛛全体にはなんの影響もない、とも思ってしまいます。 毎年秋の敬老の日あたりになると私の町の近所の神社で秋祭りがあります。東京23区外ですが、一応東京都でこういった昔ながらのお祭りが続いているのです。一日目は子どものおみこしが町内を練り歩きます。少子化とは言いますが、結構な人数の子どもたちがおみこしを担ぐ姿は毎年見ていて微笑ましいものです。神社の境内には小さいながらも食べ物屋さんや射的、輪投げなど簡単なゲームを楽しめるところがあります。毎年このお祭りの目玉はビンゴゲームです。一等商品が結構豪華でその年にみんなが欲しいであろう家電や自転車などが景品になります。景品が豪華なので他の町からもビンゴ目当てで大勢お祭りに遊びに来てくれます。なのでお祭りの経費は全て町内会から出ているのですが、一等商品を当てるのは他の町の人というパターンになっています。それでも神社に沢山人が集まってくれて楽しんでもらえるならと毎年町内会主催でお金を出してお祭りは続けられています。 ただ一つちょっと心配りをしてほしいなと思う事があります。たった二日間とはいえカラオケやビンゴゲーム、盆踊りの音が四方八方に響き渡ります。せめて神社の近所の人には「お祭りでご迷惑をおかけします」のご挨拶があってもいいのかな?とちょっと思ってしまいます。四方八方周りの人への気配りって大切だと思います。

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自暴自棄

【漢字】自暴自棄 【読み】じぼうじき 【意味】何か大切なものを失った時、やけくそになる。 【例文1】彼女にフラれて自暴自棄になる。 【例文2】会社が倒産して自暴自棄になる。 【例文3】妻子が出て行き自暴自棄になる。 何かとてもつらいことが起きたり、立ち直れないような出来事があったりすると、もうどうでもよくなってしまう…自暴自棄の状態になる場合があります。酒に溺れたり、ギャンブルに狂ったり…人それぞれですが、とにかく自分を見失ってしまうのです。人から見ればとても不健康な状態ですが、もう誰の言うことにも耳を貸せなくなっている状態、それが自暴自棄です。 さて、この自暴自棄になること自体、できれば避けたいですが、ここで気持ちを思い切り吐き出してめちゃくちゃになることで、再起に向かっているとも考えられます。ですから、人様に迷惑さえかけなければ、そして死なない程度に、自暴自棄になることもアリなのではないかと考えます。かくいう私も、昔大失恋した時に精神的に不安定になりましたし、静かに自暴自棄になった時期がありました。でも今では元気いっぱい、幸せに暮らしています。自暴自棄は、美しくはないけれども決していけないことではなく、心の整理をするための過程なのではないでしょうか。結局、自暴自棄になっている自分がバカみたいといつか気づきます。そうなったらしめたもの、新しい自分のスタートです。だから、自暴自棄になっている人には、負けないで、トンネルには終わりがあるからと言いたいです。

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私腹を肥やす

【漢字】私腹を肥やす 【読み】しふくをこやす 【意味】職場の権力や立場を利用して不当に財産や利益を得る。 【例文1】食事代を経費で落として私腹を肥やす。 【例文2】出張費と偽り私腹を肥やす。 【例文3】休日も公用車を利用して私腹を肥やす。 40代を過ぎると別の意味で私腹を肥やすことになります。アラフォー女子が集まると世間に向かって毒を吐いてデトックスするか、食べ物の話をするかで盛り上がります。どのみち不平不満が多くてそれがストレスになって食に走っているから私腹が肥えるのです。若い頃と食べる量が同じでも太ってしまうメカニズムが体の中にはあるのです。それが基礎代謝です。基礎代謝とは何も運動しなくても一日過ごしているだけで消費するカロリーのことです。体温をキープしたり内蔵など体の器官が動くためのエネルギーです。それが年齢とともに落ちていくのです。言われてみれば食べる量、摂取カロリーは若い頃の方がダントツ多かったです。一日4色プラス夜食とか平気で食べていましたから。でもそれだけ食べていても決して太らなかったしむしろ今よりも全然痩せていました。どれだけ基礎代謝が高かったのか?素晴らしいです。それに学生の頃は勉強して頭を使っていました。脳が必要とする栄養分は糖だそうです。だから一生懸命勉強していると座っているだけなのにお腹がすくのです。 基礎代謝、勉強量ともに今では足りていない状態で、それでも同じ分量のカロリーを摂取してしまっているのです。私腹が肥えないわけがありません。

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しびれを切らす

【漢字】しびれを切らす 【読み】しびれをきらす 【意味】あまりにも長い時間・期間待たされて我慢できない様子。 【例文1】なかなかプロポーズしてくれない彼氏にしびれを切らす。 【例文2】メニューがなかなか決まらない友人にしびれを切らす。 【例文3】言う事を聞かない子どもにしびれを切らす。 私の周りには約束を守らない人がいます。ある同僚にお願いして書類を持って来てくれるようお願いしました。私は比較的気が長い方です。とにかく待つ事にしました。しかし何日待ってても書類を持ってきてくれません。しびれを切らす私に社内であっても忘れているのかも知らんぷりこれには私もしびれを切らす状態です。もうとう、どうして書類を貰えないのかと問いただすと、覚えてはいるけど忙しくてと言い訳をします。私をなめているのか、仕事が怠慢なのか私は言いました。私もあなたから書類を貰わないと仕事がすすまないのだよと。そういう人に限ってそう言っても全然堪えません。仕事ではよくしびれを切らすことが多いように思います。上司にもいます。早くから書類を作って、確認を取るのに上司に提出していました。1分もかからない確認に何日たっても書類のことはまるで無視です。こんな上司にしびれを切らすことになっています。こんな上司失格です。せっかく一生懸命私なりに作った書類を預かっただけで、嫌がらせをされているのか、仕事自体が怠慢なのかは分かりません。しかし部下に真面目に向き合ってほしいと思います。しびれを切らした時は本当にイライラします。 思うようにいかない子育て。 子育てにプロなどおらず、全員ど素人。 また、子育てに正解もない。 マニュアルもないし、取り扱い説明書もない。 うちの子はなかなかわたしの言うことを理解してくれません。 お風呂のシャンプーが空になっても、空容器を捨ててくれず、わたしが何も言わなければずーっと空容器がそこにあります。 リビングにくしゃくしゃに丸まったくつ下を放置します。 わたしが何も言わなければずーっとくつ下はそこにあり、日々増殖していきます。 まるで日本のお父さんみたいてす。 冷蔵庫の中に食べかけのプリンをずーっと放置しています。 わたしが何も言わなければ・・・いやこれはさすがにそのまま見過ごすわけにはいかずしびれを切らす。そして注意する。という流れになりますがそれでもなかなか片そうとはしません。 彼女が忙しいのはわかります。 学校に部活動、アルバイトに友達づきあい、彼氏もいます。 でもどれも数分もかからない作業なのにどうして放置してしまうのか。 数回優しめに苦言を呈します。 「カラになってるから捨ててね~」「そろそろ洗濯機に入れといてね~」「食べかけのものを冷蔵庫に放置しないでね~」 「今しようと思ってたとこ~」「これが済んだらやるよ~」した試しがありません。 人を育てるのもまた人。難しいのです。

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自腹を切る

【漢字】自腹を切る 【読み】じばらをきる 【意味】必ずしも払う必要のない経費を自分のお金で支払う。 【例文1】社長が自腹を切って社員にご馳走する。 【例文2】彼女の前でカッコよく自腹を切る。 【例文3】後輩の前で自腹を切る。 私は大学時代に塾でアルバイトをしているとき、生徒の一人から求人広告を見せられたのがきっかけ(なぜ見せてきたのかは分かりませんが、受けてみたらという感じに言われました)で、通信制高校の教員として就職しました。昔自分もいじめられた経験があり、いじめられていた子を助けた経験もあったので、そういう辛い思いをしてきた境遇の生徒を支えるのは、とてもやり甲斐がありました。 生徒ともけっこう友達みたいになれることも多く、就職後も頻繁に学校に遊びに来てくれる生徒が多いです。私はどちらかというとみんなからいじられているタイプなので、生徒から面白がってもらっています。ちなみに、周りの先生からもいじられています(笑)。 ときどき、卒業生と一緒に食事会に行くこともあります。教え子よりは私のほうが年上なので、「今日は奢るよ」と言うことも多いのですが、五万円くらい食べられてしまうこともあり、しょうがないんですけどちょっと自腹を切るのは辛いなあと思うこともあります。 でも、生徒たちと関わるのは楽しいですし、社会で活躍している子たちを見るとこちらも嬉しい気持ちになります。今後もこの仕事をがんばって続けていきたいと考えています。 マンションに住んでいますが、建築年数がそこそこ経過しているので、色々な所にガタがきています。 建物上の劣化などは、賃貸なので大家さんが修理などを行いますが、害虫駆除の対策が非常に弱く、クモが大量発生しています。 1週間に1度管理会社が共有部分の清掃に来ますが、クモの巣のチェックが甘くあちこちに巣が張っています。 階段を使う時にもクモの巣があり、知らない間に髪などに付いてしまい不快な思いを頻繁にしているので、不動産屋にクレームを出しましたが、改善されませんでした。 対応していないのかな?と思っていたらそうではなく、クモが多過ぎる為取り除いても一瞬で新たなクモの巣が張っていたのです。 自宅の玄関前にもあって、出入りする度にクモの巣を除去しても直ぐに張ってしまう為、害虫対策で自腹を切ることになってしまいました。 自腹を切って行っている対策は、虫が嫌う商品を玄関や通路などに設置して、1日1回は殺虫剤を階段や通路、玄関前などに撒いています。 その結果、クモの巣が張ることは減ってきましたが、自腹を切って対策していることに少し不満を持っています。 とは言え、対策をしないと不快な思いをするので、大した費用でもないので諦めて対策を継続しています。

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しのぎを削る

【漢字】しのぎを削る 【読み】しのぎをけずる 【意味】しのぎが削れるほど激しく刀で斬り合う様子から、激しく争う。 【例文1】決勝戦はしのぎを削る戦いだった。 【例文2】両者しのぎを削る試合だ。 【例文3】ライバルがいたからこそしのぎを削る。 しのぎを削るとは激しく戦うことです。 娘は高校に進学するとき、志望校にあと少し届かない位置にいました。中学の仲間4人で目指した高校に私はボーダーラインにいました。焦りだけがわいてきて塾の週3日を4日に増やしてしのぎを削る想いで猛勉強してました。 塾の模試でB判定が出た時は嬉しくて嬉しくて涙が出ました。 お父さんとおばあちゃんも泣きながら喜んでくれてこれからが始まりだからと激励の言葉をかけて受験に挑みました。 持っている力は最大に発揮しました。結果は合格でした。仲間も全員合格。 あの時の感動は一生忘れません。 レベルが高い人たちばかり集まっていて勉強についていけないところがあり悩みもあるようですが、自宅で何度も復習してわからなければインターネットで検索して調べています。それでもわからないときは翌日放課後に先生に聞きに行くようにしてわからないところを放置しない勉強法で取り組むように勧めています。 次の目標は大学進学です。栄養士になるためにがんばっていますので家族の支えもしていきたいです。

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