tedukurikotoba (2563)

金に目がくらむ

【漢字】金に目がくらむ 【読み】かねにめがくらむ 【意味】金欲しさに悪事の誘いに乗る。 【例文1】金に目がくらんでオレオレ詐欺に加担する。 【例文2】金に目がくらんで脅迫する。 【例文3】遺産の金に目がくらむ。 私は2時間ドラマがとても好きで、夕方などのBSでしている2時間ドラマをしょっちゅう見ています。 2時間ドラマの犯人の特徴として、主犯は最近、殺された方の理不尽な行動にさいなまれて仕方なく殺すと言う犯人が多いです。憎めない犯人というものでしょうか。最後はお涙頂戴で終わりになります。 でその主犯に使われる人とかその主犯を脅すような人は大体2時間ドラマの後半の最初(ドラマ時間にして、65分後)で殺されてしまうと言うパターンが多いです。 使われる人は主犯の人に頼まれて人を殺します、主犯の人から依頼金をもらいそのお金に目がくらんで殺して、でも殺されるという残念な役割。一例としてはネットで主犯が依頼して殺させる(足がつきにくい、他人が殺してるから)。でなぜか主犯と殺した人の接点がバレて・・。という流れ。 脅す人はだいたいカメラマンとか、新聞記者とか、こっちも金に目がくらんでというよりはそれを脅しに金をごっそり、ついでに主犯の身体も(主犯が女性として)。で殺される。 脅す人パターンも警察に通報しないのは金に目がくらんで、が最大の理由と言えます。 最近の2時間ドラマのパターンがわかると違った見方ができるのでそれはそれで楽しんで見ております。

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一国一城の主

【漢字】一国一城の主 【読み】いっこくいちじょうのあるじ 【意味】援助を受けず独立した人。 【例文1】マイホームも建てたし、これで一国一城の主となる。 【例文2】家庭を持ち一国一城の主になる。 【例文3】一人前の一国一城の主となる。 会社勤めをしていると毎月給料が一定で、良くても年に2回ボーナスが出る程度なので、一生涯に稼げる金額というのは決まってきます。もし一国一城の主を目指すのであれば、脱サラをして経営者になるか、フランチャイズのようなビジネスを始めて成功すれば、一国一城の主になれるチャンスはあります。経営者になるのが大変でもフランチャイズなら独立して仕事ができるので、自分の能力に合わせて仕事を始められます。フランチャイズというと遠くにあるように思えますが、身近にもたくさんのフランチャイズを行って、一国一城の主になっている人達がいます。街中にある例を見てみると、ファーストフード、ドラッグストア、コンビニなどを行っている店がフランチャイズをしています。世の中にはたくさんのビジネスがありますが、ノウハウを見に付けていけば、独立して仕事ができるので一国一城の主になれる可能性は秘めています。一国一城の主になったときに、まだ働き続けるのか、投資の世界でさらに稼ぎの範囲を広げていくのかは人によりますが、サラリーマンをしている間というのは、一国一城の主になるのは難しいです。一国一城になるには、ある程度貯金ができたら独立していくのが近道なのではないでしょうか。

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後の祭り

【漢字】後の祭り 【読み】あとのまつり 【意味】手遅れになって後で後悔する。 【例文1】今さら言っても旅行はキャンセルしたよ。後の祭りだ。 【例文2】今頃言っても後の祭りだよ。ゴミに出しちゃったよ。 【例文3】データが水没して後の祭り。 何かをした後で、それが取り返しのつかない行いであったと気付いても遅い事を「後の祭り」と言います。「大事な書類をシュレッダーに掛けた事を気付いたが後の祭り」という具合に、やってしまった後でそれが失敗であると気付いても取り返す事はもう出来ないという例えです。元は祭りの翌日の祭壇やお供え物の飲食等、済んだ用品は終わったものという事で気を回さなくなるのに端を発し、近年は手遅れになる事に使用される傾向にある様です。以前、冤罪の死刑囚が刑を執行された後、真犯人が名乗り出て大騒ぎになった事があり、これぞまさに「後の祭り」以外の何物でもありません。果たして後から名乗り出た真犯人が悪いのか、はたまたろくに調べもせずに自白だけで犯人と決め付けた警察に問題が無いのか言及すればきりが無くなります。このケースは特に人一人の人命が失われているので、決して安易に終わらせられない事案だと思います。もちろん大事な書類を廃棄するのも大事でありますが、同じ命を再度作成する事など出来ないのですから。肝心なのは何事もよく調べて事にあたれば最悪の事態を招く可能性は低く出来ると思います。どうしても人間のする事に絶対はありませんが、少なくとも危険の度合いを下げる努力は怠らないでおきたいものです。

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目をつぶる

【漢字】目をつぶる 【読み】めをつぶる 【意味】好ましくない言動に見なかったふりをしてやる。 【例文1】今回のミスは目をつぶる。 【例文2】初犯なので今回は目をつぶる。 【例文3】内部の不祥事に目をつぶる。 「目をつぶる」と「大目に見る」とは意味が似ているような気がします。 どちらもあまり好ましくないことに対して、容認しているようなところがあります。 私は今まで自分が正しいと思わない行動や言動を、誰かがやっていると、それが気になってしまうことがありました。 良かれと思って本人に伝えたこともありました。 しかし、良く考えてみると、それを私が相手に助言したところで、それが直るとは限りません。 中には生まれつきの場合もあり、そうなると本人はそれが当り前だと思ってやっていることも多いことに気が付きました。 最近、障害の数が増えてきたように思います。 それだけいろいろな障害が問題になってきているのかもしれません。 しかし、その線引きはどこまでなのかが曖昧なところもあります。 普通の定義は現代社会だけに通用するものなのかもしれません。 この先、時代が変わるにつれて、今ある障害の定義も変わっていくのだと思います。 もし、今障害と思われている症状の人たちが過半数を超えたら、それはもう障害とは言えなくなるのではないかと思います。 そう捉えると、他の人が自分とは違うのが当たり前であって、それに関してはやはり目をつぶり、大目に見るしかないのではないかと思っています。 目をつぶるという言葉において、人はそれぞれ異なった意味に捉えます。一つは、瞼を閉じて眠るといった行動においての事で、もう一つは、その人の持っている欠点や過失を見ないふりをしてとがめたしりしないということ、つまり知らないふりをするという意味です。この言葉だけではなく、他にも言えることですが、同じ言葉なのに違う意味を持っていたりすることは多々あります。そして、私はこの言葉で勘違いをしたことがあります。最近のことなのですが、私と母とで夕飯の準備をしていた時に、料理が出来上がりそうになったので、隠し味を入れるという話になりました。母に、目をつぶっていてねと言われたので、私はてっきり今から入れる材料のことを他の家族に言わないでねという意味でとらえていたのですが、そうではなく、隠し味になる調味料をみないで欲しいという意味で言ったようなのです。どうして見ているのと言われたので、母と私の言葉の解釈のずれだったのだなと気が付きました。どうしても驚かせたかったようなのですが、私は結局材料を見てしまったので、母は少し残念そうにしていたのを覚えています。この出来事のように、言葉一つで私たちの感覚や行動全てが違ってくるので、面白い体験をしたなと思いました。

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身も世もない

【漢字】身も世もない 【読み】みもよもない 【意味】ひどく悲しみ世の中の事なんて考えてられない様子。 【例文1】経営難で身で身も世もない。 【例文2】生涯独り身で身も世もない。 【例文3】会社倒産で身も世もない。 身も世もないとは、取り乱した状態のことをいうので日常生活でもたまにあります。平常心を保っている間は客観的に自分を見つめることができるので、落ち着いて考えることができますが、気持ちが焦り始めてしまうと身も世もない状態になってしまいます。普段は大人しい人でも喧嘩をしたり、ちょっとした言い争いになったときでも、身も世もなくなり人が変わってしまいます。冷静でいられない状態のことを指すので、車の運転でも身も世もない気持ちで運転するとトラブルを起こしやすくなります。追い越しをされたことがきっかけで、身も世もない気持ちとなり、相手の車を停めて口論になることもありました。ニュースで詳しくやっていましたが、高速道路でわざと進路を妨害させて車を停めて、相手を怒鳴りつけるといったことをする人がいました。運転中はイライラすると身も世もない状態となるので、お互い気をつけなければなりません。ニュースになった事故は、高速のサービスエリアで入り口に停めてあった車を邪魔だと注意したら逆上されて、高速に入ったとき付きまとわれる結果となってしまいました。身も世もない人が運転しているということを考慮して、あまり怒ったり注意したりしない方がいいのかなと思いました。

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