tedukurikotoba (2563)

油を絞る

【漢字】油を絞る 【読み】あぶらをしぼる 【意味】失敗やしてはいけない事をして厳しく責める。 【例文1】二日酔いで会社に遅刻して油を絞られた。 【例文2】カンニングをした生徒に油を絞る。 油を絞るとは、酷い苦労をするとか過ちや失敗を厳しく責めるという意味でつかわれますね。 叱るとか、注意するって凄く難しいですよね。 そこに、愛情があるのとないのとでも違うし、両方の関係性とか親密度とかによって違ってきますよね。 また、最初は間違った行動について怒っていたのが、話が脱線して人格否定になっていたりすると話が変わってきますよね。 私も注意されたことって覚えていますし、結構根に持っていますね。 例えば、理不尽なことであったり明らかに上下関係があって、言い返せない立場であったときのモヤモヤ感というのは何年たってもぶり返してきますよね。 その叱っている人って上から目線になっているんですよね。そんな上から目線で話されて素直に反省する気持ちも起こらないし、ただの時間の無駄にしか私は感じませんね。 なので、私は人に注意とかしませんね。 そもそも、私が人に注意するほど正しいのかわからないし、それに人に叱る必要がある時ってほぼないですよね。 命に関わる場合は、さすがに注意すると思いますが、それ以外で人を叱るのはただ単にストレス発散や八つ当たりの場合だよねと思っています。 叱るんじゃなくてお願いしたり、こうして欲しいという本音を伝えればいいだけなのになって思いますね。 私は学生時代、運動部だったこともあり、先輩からこってり油を絞られたこともありました。 今考えると、かなり危険な練習もやっていたかもしれません。 最近では健康面や体罰などの問題から、以前のような先輩や先生から、こってり油を絞られるようなことも少なくなってきているのかもしれません。 しかし、厳しい部活動では今でも似たようなことが行われているかもしれません。 確かに悪い行いをした時は、こってりと油を絞られた方が、本人のためにもなるのかもしれません。 ですが、本人がやった悪事よりも、油を絞られた嫌な体験だけが、記憶に残ってしまうこともあります。 すると、一生、油を絞られた人を憎んだり、恨んだりしてしまう可能性もあります。 それを防ぐためには、体罰を与えるよりも、別の方法で厚生させて行く方が良いのではないかと思います。 先日、高校のドラマを見ていたのですが、教師は大変な仕事だと改めて思いました。 子供と大人の間の生徒たちをどう指導していくかは、教師の力量にかかっています。 学生時代は先生の影響も大きく、その後の人生に大きく関わっていく場合も多いかもしれません。 時代によっても指導の方法は変わっていくと思います。 今後は油を絞られるようなことも少なくなっていくのかもしれません。

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目をむく

【漢字】目をむく 【読み】めをむく 【意味】目を大きく開いて怒る様子。 【例文1】無駄遣いをしてお母さんが目をむく。 【例文2】夫のギャンブル癖に目をむく。 私の上司は目をむいて人を怒ります。この人に優しさはあるのかなといつも思っています。目をむいて起こる時は自分の気分が悪い時は必ず。目をむいて人を奈落の底に落すように怒ります。上司としては不合格と私は思っています。上司は感情にものを言わせて怒ってはいけません。もっと冷静になって。起こるではなく、叱ると言うことが大事なのではないでしょうか。上司には部下を育てると言う役割がありますが、この上司は、自己中心で怒りの矛先を私たち部下に向けてくるのです。起こる時の顔は目をむき出しにして、血管が切れるのではないかと思うほどです。今の私の立場だとこういう部署で働きたくありません。もっと、人材を育ててくれる部署に行きたいです。もっと人間的に出来ている上司に付きたいと思っています。この上司は上司と言うよりももはや人間として疑問に思いますし、こういう人を上司、幹部にした組織を恨んでいます。私が、上司になった際には、目をむき出してまで部下を起こるようなことは絶対にしません。この上司を反面教師として、今出来ることを自分なりに、上司の怒りに我慢して頑張っています。上に立つ人は、人材育成の勉強をもっとするべきです。

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身を固める

【漢字】身を固める 【読み】みをかためる 【意味】結婚して家庭を持つ。 【例文1】友人が次々に身を固める。 【例文2】そろそろ身を固める。 身を固めるとは結婚して家族を持つことです。 周りは20代になって毎年友人たちが結婚していく状況でした。 早くて19歳同士で結婚した仲間もいます。子どもはすでに小学5年生だというから驚きです。 わたしに彼女はいました。普通にデートしてクリスマスや記念日を過ごして今が楽しければいいと思っていました。しかし彼女は結婚願望が強く、結婚の意思がないのなら別れてほしいと告げれれました。 今は結婚は考えてないと伝えたのが2年前。それからは気に入った女性と一回しか出会う事がなくて想いを伝えるも見事にふられてしまい、意気消沈した私は出会い系サイトにも登録しました。会ってみるとタイプの顔ではなかったが、私が遅刻したにもかかわらず、笑顔で待っていてくれて少し惹かれました。近くの喫茶店に入り身の上話からかたり合いました。共通の趣味がドライブでしたので、週末、海までドライブに行くことになりました。彼女はお弁当を作ってくれて女性らしさが溢れていたので私のほうから交際を申し込みました。3月で30歳になります。彼女が最後の女性と決めて真剣に身を固める覚悟で付き合っています。

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半死半生

【漢字】半死半生 【読み】はんしはんしょう 【意味】死にかかっている状態。 【例文1】交通事故で半死半生から復活した。 【例文】半死半生からの奇跡の生還。 命はあるが体が思うように動かせない状態を「半死半生」と言い、「半死半生の身で何が出来る」というように、人手としてはほとんど役に立たないと判断した人に発する言葉です。状況としては重い病を長年患った寝たきり状態の人か、体に重い外傷を受けた人だと言えます。そういう方々ですから一人で起き上がるのもままならず、残念ながら加勢にするにはどうも具合が良くありません。そんな人達には無理をせず、早く全快に努めて頂きたいのです。本人が無理を押して何かの足しにという気持ちはありがいのですが、体調不良の人は正直物の数には入らず、むしろ足を引っ張るお荷物さんになる事となり、その人のせいで周りにしわ寄せが行き、状況を悪化させる危険もあるのです。ものの例えで「自分は既に棺桶に半分足を突っ込んでいるから」と悪態を突く人がいますが、自らそういう憎まれ口を言っている人程身も心も元気そのものであり、多少の不具合が体に来ていても日常生活に支障をきたしてはいない人です。本当に危ないかなと感じた時は、その不安からそれを認めるのは抵抗を感じられ、つい抗いたくなるものです。気力で何とか状態を維持しているのであれば、そこはやはり療養に専念して無碍な行動をするのは差し控えて頂ければと思います。

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初心忘るべからず

【漢字】初心忘るべからず 【読み】しょしんわすれるべからず 【意味】何かを長く続けていると慣れてきて怠けるものである。始めたころの真剣な気持ちを忘れてはいけないとの戒め。 【例文1】余裕こいていたら後輩に抜かれた。初心忘るべからずだ。 【例文2】初歩的ミスをした。初心忘るべからずだ。 何事も、初心忘るべからずとよく言いますが、最初に思い立った気持ちを忘れずにしていれば、やがて想像以上の人柄や企業で重宝される人材になります。 これはどのような場所においても言えることだと思います。 初心忘れて、横柄を振るう人がどれだけいることでしょうか。 企業においても、お客様と話をしたりしますが、横柄さがあるお客様の会社の財務状況はよくありません。 その財務体質は、お客様の人柄に比例します。 さらに、プロのスポーツの世界においても、人に教えてもらうことがたくさんあります。 それを自分の腕を過信してしまい、コーチからのアドバイスを全く聞かない選手もあります。 このような選手は、数年後にはそのプロの世界から消えているのが実情です。 私もITエンジニアとして15年業界にいますが、日々勉強です。 新しいこともどんどんと出てきます。 古い知識が淘汰されることはありませんが、IT業界に入った際に「色々なことを勉強をしていく」という熱意を忘れてしまっては、この先の成長は全くありません。 毎日10分から20分でもITや、今話題のIoTに関する技術文書をみて、知識をつけるようにしています。 このような日々の努力次第で、その人の成長のスピードが継続するか、それともストップして人材として淘汰されるかの結果が変わってくるのです。 「初心忘れるべからず」とは、何事でも始めた頃の新鮮で謙虚な気持ちと志を忘れることなく持ち続けていかなければならないという意味です。 社会人2年目3年目になると仕事にも慣れてきて、周りが見えてくるようになると仕事に対してモチベーションが上がらなかったり向上心も1年目の頃に比べ減ってくるときに周囲にダラけていると注意され、初心忘れるべからずだなと思うことも多いと思います。 しかしこのことわざの元となるのは室町時代に能を大成させた世阿弥の名言で、本当の意味は「初心のみっともなかったあの頃を思い出してあの惨めな頃には戻りたくないと思うことでさらに精進する」といった意味になります。つまり、初心の頃はわからないことだらけで仕事でも失敗しては注意されたりといった惨めだった頃の自分を思い出すことでモチベーションを上げることが本来の意味となります。過去ばかりを振り返るなとよく言いますが、このことわざは過去を振り返ることはやる気をさらに引き出せることにもつながるというのを伝えたいのです。深く考えると意味も少し違ってきますがどちらにせよ「初心忘れるべからず」ことことわざを聞くと自分を見失っているときに冷静に自分を見つめ直すことが大切だと思えます。

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