tedukurikotoba (2563)

夫婦喧嘩は犬も食わない

【漢字】夫婦喧嘩は犬も食わない 【読み】ふうふげんかはいぬもくわない 【意味】何でも食べる犬さえ見向きもしない様子から、夫婦喧嘩はつまらない事が原因だったりするから放っておいてもよい。 【例文1】夫婦喧嘩は犬も食わないから、すぐ仲直りするだろう。 【例文2】つまらない事での夫婦喧嘩は犬も食わないので放っておく。 【例文3】夫婦喧嘩は犬も食わないから心配ない。 私が子どもの頃、両親は事ある毎にケンカをしていました。 ケンカと言っても取るに足らない理由で、しかも口げんか程度です。 ある晩の事、父の帰りが遅い事を母がとがめ始めたのです。 すると父も黙ってはおらず、反論を繰り返しました。 そしたらどんどんケンカがエスカレートして、私は寝ている事が出来ず、両親のけんかの仲裁に入ったのです。 ですが「親のケンカに子どもが入って来るんじゃない」と言われ、私の言う事など全く聞きませんでした。 それからしばらくすると、二人とも言いたい事を言って気が済んだのか、ケンカは自然と終ってくれました。 またあるお休みの日の事、父が家でゴロゴロしていると、母が「邪魔だからどっかに言って」と言ったのです。 その言葉に切れた父が、「誰のおかげで飯が食えてるんだ」と反撃を返ししました。 またケンカがエスカレートしそうだったので、仲裁に入りました。 すると今度は矛先が私に向って来て、「養われてる身分で偉そうなことを言うんじゃない」と父が言って来たのです。 この言葉に私もカチンと来て、ケンカを止めるはずの私も一緒になってケンカの輪に入ってしまったのです。 口の悪い両親はこの後も事ある毎に夫婦喧嘩をしましたが、私は巻き込まれるのが嫌になり、夫婦喧嘩は犬も食わないという言葉を思い出し、ほっておくことにしました。 私の両親はとても仲が良く、家族仲も良いのですが、数年に一度、両親が喧嘩をします。そしてその喧嘩の理由が、第三者から見たら本当にくだらない理由です。どっちが先にやったとか、同じことを何回も聞いてきたとか、喧嘩するほどのことではないことばかりです。幼いころはその喧嘩にびっくりし、なんとかして早く機嫌を戻してもらうべく子供ながらにあれこれ対策を考えたものですが、大人になった今ではほっておくのが一番良いと理解しました。まさに夫婦喧嘩は犬も食わないということです。まず他人が介入したところでほとぼりが冷めるものでもありませんし、喧嘩の原因を作った本人たちが本人同士で解決するしか方法は無いのです。周りの人間ができることといえば、余計な火種を生まないよう、ひっそりと息をひそめておくことです。そうすればいつの間にか二人の喧嘩は収まり、元のようにすっかり仲直りしています。普段はとても仲が良く、お互いのことをとても大事にしている私の両親でさえ喧嘩することがあるのですから、どんな夫婦にも喧嘩はあると思います。むしろ喧嘩をすることで普段がまんしている意見を言い合い、絆が深まることもあるのではないでしょうか。だからこそ、第三者は余計な気を遣わず、何もしないことが一番の解決策であると私は考えます。 私の両親は昔からよく喧嘩しています。喧嘩のきっかけは本当に多岐にわたり、言った言わない論争、家を買う時一軒家かマンションか、夕食のメニューについてなど数えきれないほどあります。私の一番古い記憶の話ですが、ギャンブルのことで父と母が喧嘩をして父が食卓をひっくり返して家を出ていった時、最初私は夫婦喧嘩は犬も食わないという気持ちで知らんぷりをして過ごしていました。ところがまだ4歳くらいだった私は夜中に父がいなくなったことが不安でたまらなくなり、母に泣きついてついてきてもらい、真夜中に父を探しに行きました。真冬の寒い仲幼い私を連れてゆくあてもなく歩いて、母もどんなに反省したかと思います。結局父は公園でタバコを吸って頭を冷やしていたのですが、幼い私にとっては大好きな父を失う恐怖でしばらく声が出なくなったほどでした。最近では大人になって、両親が喧嘩していても完全に無視しています。喧嘩するほど仲が良いと言いますが、いつか片方が病気になったり亡くなったりした時にどうなることかと思うと今から頭が重いです。ちなみに祖父母もこのような感じですが、二人とも長生きです。喧嘩相手がいる方が、頭の体操になるし体力もつくのでいいかもしれません。

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日暮れて道遠し

【漢字】日暮れて道遠し 【読み】ひくれてみちとおし 【意味】日が暮れてしまったのにまだ道のりは遠いたとえから、時は経ってしまったが、するべき事がたくさんあるのに目標までほど遠いという意味。 【例文1】50才過ぎて日暮れて道遠しだけど、孫の成人までまだまだガンバる。 【例文2】手つかずの原稿の締め切りが明日に迫り日暮れて道遠し。 【例文3】夏休みの宿題が手つかず状態で日暮れて道遠し。 我が家には子どもが2人いて、上の子は高校生なので勉強面での手はかかりませんが、下の子は小学3年生なので手がかかります。 上の子と性格が違い、後回しにするタイプなので、宿題をギリギリになってからやります。2年生の時には夏休みの宿題が終わらなくて、夜中までやったことがあり、それ以降早い段階で目をかけて、宿題の進行状況を確認するようにしています。冬休みは問題なく宿題を終わらせたので、しっかりできるようになったと安心していました。 近頃は週3回塾に通いだして、平日は学校の宿題や塾の宿題など、忙しいながらも頑張っています。長期連休があると塾も休みになり、塾からの宿題が大量に出て、更に学校からの宿題も多いので連休とはいえ、かなり勉強をしなければなりません。 連休中宿題をやるように言ってはいましたが、しっかりチェックしていなかったので、学校と塾前日の時点で宿題が全く手付かずだとわかりました。その量は半端なく、日暮れて道遠しでした。結局、夜中までかけて宿題をやり塾の宿題に関しては、ほとんど私がやったので塾に行かせている意味が無いとぼやいていました。しかし、これは親の責任だと思うので今後しっかりチェックして、計画的にやっていけるように教育したいと思います。

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はかが行く

【漢字】はかが行く 【読み】はかがゆく 【意味】効率がよく順調に進むこと。 【例文】口うるさい上司が休みなで、はかが行ってかえって仕事がはかどる。 【例文】昼寝をしたら、はかが行く。 「はかが行く」とは日常会話はあまり出て来ない言葉でもあります。 「捗が行く」とも書くことができます。漢字を見るとなんとなく意味が分かる方もいるかもしれません。意味は仕事の進み方が早くなって効率が良くなる事です。反対語は「はかが行かない」となり「仕事が進まない」という意味で覚えやすいので一緒に覚えておくと良いでしょう。また、この言葉は平安時代から中央語(京都語)として使われていたとわかっています。思っているよりも古くから使われている事がわかります。この言葉が変化して行って江戸時代からは「はかどる」と使われる様になりました。現代では此方の方がなじみ深いですよね。また「はかが行く」という言葉が日本各地に広がって方言としても残っています。 例えば「はかいく(=捗る)」「はかいかねえ(=はかどらない)」日本語の成り立ちや変化して行って方言が出来たというのがよくわかる言葉ではないでしょうか。応用としては「はかばかしい」の「はか」も同じ言葉です。順調に進んでいる様子を表す言葉です。そして想像出来る様に「はかばかしくない」が反対語となります。このように似た言葉の意味を拾って行くと聞き慣れない言葉でも覚えやすいのでお勧め致します。

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残り物には福がある

【漢字】残り物には福がある 【読み】のこりものにはふくがある 【意味】人々が取っていった残りものには思いがけない良い物がある。順番で最後になった人に慰める時に多用される。 【例文1】くじ引きで班長を決める事になった。引く順番は最後だが、残り物には福があるから大丈夫。 【例文2】役員決めでくじ引きが最後になった。残り物には福があると信じたい。 【例文3】残り物には福があると同情される。 昔、こんな経験をしました。 一人っ子だった私はそれはそれはマイペースな子どもで、幼稚園や小学校に上がっても競争という競争が大嫌いな子どもだったんです。 なのでお友達の家にお呼ばれしたときのお菓子や、係決めのくじびき、図工で使う画用紙の色、何をとってもいつも手を伸ばすのは残り物だけ。 心の中ではこのお菓子が食べたい、この色がほしい、と思っていても他の子の剣幕に押されて競争に乗り遅れてしまいます。 母からはその都度「残り物には福があるから大丈夫」、と言われてきたのですが、最初から分かっているお菓子選びなんかは最後に残るのは当たり前のように一番人気のないものだし、くじびきだって残ったくじですごい得をした!って経験はこれまでそんなにはありません。 それに思うんです。くじをひく順番が最初の方でハズレを引くのと、最後あまりものを引いてハズレと、どっちが後悔がないかって圧倒的に前者なんですよね。 だって、最初にくじをひいたのは自分の意志だけど、最後にくじをひくというのは、「引く」とは言えないですから。もし当たりだとしてもやっぱり自分で引き当てた感覚って薄いと思うんですよね。 だから私は「アンチ残り物には福がある派」だったのですが、ただ一つ思うことがあります。激しい競争のぶつかり合いの中では、その結果に泣いたり、後でズルをしただのともめて喧嘩になったり、私には縁のないような争いを横目に、私は平和に残り物にありついていたわけです。 そうか、欲をもたずに心穏やかに、今自分の目の前にあるもので満足すること、これが本当の「福」だったりしてね、と大人になった今思うんですよね。 良く残り物には福があるという言葉を耳にします。この意味は、人々が先を争って取り合った残り物には、以外に良い物があるということから、おっとり構えて少しも慌てることがないような人には、思わぬ幸運が訪れるということです。普通に考えると、何かを選ぶ際に、誰もが良い物から選んでいきます。残った物は決して良い物ではないはずです。では、なぜこのようなことわざが生まれたのでしょうか。 それは、先を争い目の色を変えて、取り合っては本当に良い物かどうか見極めることが難しいということがあるのかもしれません。人はある程度落ち着いて、じっくり見て選ぶべきと言う意味でしょう。また、自分で生活をしていても、何かの際に真っ先に手を出して、周囲の人のことも考えないような人とはおつきあいをしたいとは思いません。のんびり、選んでいる人の方が、なんとなくつきあっても良いかなと思います。そんなことを言ったことわざなのでしょう。 遺産の分配の時などは顕著に表れます。まずは一番金額の張る物を手に入れようとするでしょう。しかし、のんびり構えていた人の方が将来的には一番良い物を手に入れることがあります。先を争った人より、のんびりじっくりした人に仕事を任せたいと思う人が現れるかしれません。誰かが必ず人のやることは見ているものなのです。 有名な言い方ですね。似たような言葉で 「慌てる乞食は、もらいが少ない」とかもあります。他人を押しのけて、慌てて何かをたべようとしたり、何かを買おうとしなくても、残り物にも思わず美味しい物や得する物があると言う意味で、何事も慌てず落ち着いて!と言う意味でしょうね。 英語では、「Last but no least」と言う言い方があります。例えばテレビキャスターが最後のゲストを紹介する時に、最後になりましたが、この方も大切なゲストです!と言う意味で使います。 私の両親はもう亡くなりましたが、結婚生活50年以上でもいつも仲良く、いつでも一緒にいたい!と言う感じでした。そんな父の口癖がこれでした。両親は結婚したのが遅く、母は兄弟から良く「売れ残り」とからかわれていたようで、父はいつも、「残り物には福があるってね!」と言っていたのを覚えています。最高の夫婦愛ですよね。 私がいつもおもうのは、今飼ってるビーグル犬8歳になりますが、シェルターで何匹かいた子犬の最後の残りでシェルターの人が、「この子は大人し過ぎて、誰も欲しがらないの」と言っていましたが、迷わず家に連れて帰りました。親バカですが、この子は1度もうなったり、歯を見せた事もなく、誰からも愛される最高の子です。やはり「残り物には福がある」は本当なんですね!

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猫に鰹節

【漢字】猫に鰹節 【読み】ねこにかつおぶし 【意味】猫の近くに鰹節を置いとくとすぐ食べられる。つまり手の届く範囲にあり油断できない状況をいう。 【例文1】お客さんに出そうと思っていた老舗店のお菓子をいつもの棚に置いていたら、子どもに食べられていたとは猫に鰹節だ。 【例文2】いくら大親友だからってロッカーに鍵をかけないなんて猫に鰹節だよ。 【例文3】そりゃテーブルにケーキ置いてたら猫に鰹節だよ。 昔テストで「猫に鰹節」の意味を答えなさいという問題があり、無知だった私は「大好物のこと」と一言かいて一家の笑いものになりました。 というのも私は昔から猫を飼っていて、うちの猫がかつおぶしに目がなかったからです。 いつもキャットフードをあげていたのですが、たまに鰹節のパックを振りかけてやるといつものエサの食いつきとは全然違うのです。 そんな思いでもあって「大好物のこと」と書いてしまったわけですが、本来の意味は全く違います。 まぁ、大好物であること自体は間違っていないのですが、本来の意味は「油断できない、危険な状態の事」を指します。 由来としては鰹節を猫のそばに置いておくと、すぐに食べようとしてしまうことからそういうようになったので、大好物という部分は別に間違っていないのですが、 ことざわの意味としての回答だとこれはやっぱり間違いですね。 ところで猫に鰹節、好物というのは間違っていないわけですが、実は猫にとってはあまり体によくないそうです。 鰹節にはミネラルが含まれており、しかも人間用のかつおぶしって味付けされているせいか塩分も入っています。 うちも毎日はあげていなかったですが、あまりあげすぎていると尿管結石などの病気にもかかりやすくなってしまうので飼い主さんたちは注意してあげてくださいね。

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