tedukurikotoba (2563)

付け焼き刃

【漢字】付け焼き刃 【読み】つけやきば 【意味】切れ味の悪い刀にはがねの焼き刃を付け足した応急処置では、実際はその場しのぎであり役に立たないこと。 【例文1】雨漏りしてシートで屋根を覆ったが、大雨になると付け焼き刃だから早く業者を呼ぼう。 【例文2】洪水対策に砂袋を置いただけでは付け焼き刃だ。 【例文3】釣った魚をサビたナイフでさばくのは付け焼き刃だ。 私は高校生の時に、就職を有利に運ぼうと思い、資格を取ろうと考えたのです。 しかし特にやりたい事がなかった私は、何の資格を取ったらいいのか分かりませんでした。 それで取りあえずメジャーな資格を取っておけばいいだろうと思い、簿記検定を受験する事にしたのです。 始め三級を受験しようとしましたが、二級以上でないと就職に有利に働かないと聞いたので、二級を受験する事にしました。 これまで簿記の勉強を全くしてませんから、理解するまで時間が掛かりました。 ですが勉強を進めて行く内に、段々簿記の全体像がイメージできるようになり、これなら合格間違いなしと思ったのです。 そしていよいよ、受験となりました。 ところが実際の試験問題は簿記の深い知識を要求するものであり、私のような付け焼き刃程度の知識では答えを導き出す事が出来ませんでした。 それであっという間に時間が過ぎて行き、ほとんど答えを書けずに試験が終了してしまったのです。 結果は不合格となり、自分の簿記に対する考えの甘さを悔いたのです。 これを教訓にして私は、簿記の勉強に時間を掛けて真面目に取り組み、再び二級の試験を受験しました。 今度はしっかり簿記の深い所まで勉強したので、見事合格をする事が出来ました。 今回の事で私は、付け焼き刃程度の勉強はいけないと思い知ったのです。

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 竹馬の友

【漢字】竹馬の友 【読み】ちくばのとも 【意味】子どもの頃、竹馬で遊んだ幼なじみをいう。 【例文1】彼女とは30年来の竹馬の友で、今でも月一で会っている。 【例文2】竹馬の友とはずっとこれからも大切な仲間だ。 【例文3】竹馬の友は死ぬまで一緒だ。 竹馬の友という故事があります。 これは、竹馬に乗って遊んでいた頃からの友達ということで、いわゆる幼馴染みの友達のことをいいます。 幼馴染みの友人はどれくらいいるでしょうか。 私の場合、近所に住んでいた友人と幼稚園の時から知っており、40歳になった今でも連絡を取り合っています。 小さい頃から知っていることもあり、お互い何を考えているのかもわかります。だからたまに会うと自然と会話が進み、心地の良い時間を過ごすことができます。 また、途中音信不通になったのですが、同窓会やSNSでたまたま繋がったこともあり、そのような場面に遭遇すると驚きと、嬉しさが溢れます。 最近では竹馬の友のような人を持つ子ども達や大人達がどれくらいいるか、想像し難い社会になりつつあります。 例えば、隣に誰が住んでいるのかがわからないアパート暮らし、マンション暮らしでは子ども達を含めた近所付き合いは無くなるのは当然です。 また地域ぐるみの活動がない、または活動があっても参加しないとなると、コミュニティーの形成が難しくなります。 竹馬の友に話を戻しますが、竹馬の友はライバルでもあります。お互いに切磋琢磨しながら力をつけていけるような友人は必要ですし、未来ある子ども達には竹馬の友ができる環境を作ることが大人の役目であると思います。 「竹馬の友」という言葉の意味は、幼い頃からの友達、幼馴染みという意味であるが、竹馬(ちくば)とはなんであるか、私はこれは読み方は違うもののずっと竹馬(たけうま)の事であると思っていた。言葉から想像した風景も竹馬(たけうま)に乗って遊んでいた頃、日本の昔話のような光景を想像していた。だが、実際の竹馬(ちくば)とは先端にたてがみをつけて馬に見立てた竹の棒の事であり、それに跨がって馬に乗った様にして遊ぶ、いわゆるごっこ遊びに用いられたおもちゃである。つまり馬に乗った様に駆け回っていた頃からの友人であるということだ。こういう風に見てみると竹馬(たけうま)より、竹馬(ちくば)のほうが幼い、やんちゃなときから一緒であるというイメージを持つことができる。 実は私は竹馬(ちくば)が竹馬(たけうま)であるということを知ったのは20代になってからだった。文学を専攻する友人との世間話のなかで竹馬の友の事を竹馬(たけうま)で遊んだなかであると行ったときの友人の大爆笑は今でもよく覚えているくらいには恥ずかしかった。今思えばその時にきちんと意味を聞いておいて良かったと思う。その時には友人一人に対して恥をかいただけですんだが、これが社会人になってからの間違いであったなら恥ずかしいだけではすまなかったなと今では思う。

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大山鳴動して鼠一匹

【漢字】大山鳴動して鼠一匹 【読み】たいざんめいどうしてねずみいっぴき 【意味】大きい山が揺れ動くので、大噴火でもするのかと思ったら、出できたのはネズミ一匹だったというたとえから、大きい騒ぎの割には実際の結果が小さいこと。 【例文1】離れている息子と連絡が取れず心配したが、携帯が壊れていただけだった。大山鳴動して鼠一匹で良かった。 【例文2】母が財布を盗られたと大騒ぎしたが、ポケットに入れっ放しだった。まったく大山鳴動して鼠一匹だ。 【例文3】転んで骨折したと大山鳴動して鼠一匹だったが、打撲ですんだ。 大山鳴動して鼠一匹とは大騒ぎしたわりには、実際には結果が小さいことのたとえを意味します。 大きな山が鳴り響き、揺れ動いたので「なにか不吉な事が起きるのではないか」と恐れて慌てていると、出てきたのは鼠一匹だったという由来から出来たことわざです。 元々の由来は、古代ローマ時代の南イタリアの詩人ホラティウスの言葉から作られた西洋のことわざが元になっています「大山」は「泰山」「太山」とも書きます。 このことわざの使い方の例えとして、 「上の部屋から物音が聞こえたので強盗ではないかと慌てて大声を出したが、ただの兄弟喧嘩だった。まさに大山鳴動して鼠一匹だね。」です。 最近では東京五輪の会場見直し問題について、記者から小池都知事に目指した案すべてが実現しなかった場合、大山鳴動して鼠一匹に終わるのじゃないかという指摘に小池都知事が「それは当てはまりませんね」と言い返したニュースがありました。 確かに当初の予定よりコストを削減し、歯止めをかけた点では、小さな結果ではないかもしれません。 このように政治のニュースなどを見てるとこういった聞いた事ないことわざなどを使われる時が多々ありますので、知っていると少し得した気分になります。 中国の故事によく使用されそうな泰山という語から中国の故事かとおもいきや西洋の諺でした。 大きな騒ぎになった割には、結果はそれに見合う程のものにならなかったという意味です。 現実問題として騒ぎになれば、騒ぎに巻き込まれること自体が大問題であり大勢の人々が無駄な苦労を強いられます。 炎上商法などもこれに近い迷惑さがあります。 才能が枯渇したクリエイターが残された知名度だけを頼みの綱にスキャンダルで食いつなごうとする様子も最近では珍しくありません。 視聴者を巻き込んで報道関係が昔の誼で暇つぶしにニュースにしているだけなのですが、報道の姿勢としては如何なものでしょう。 芸能人の醜聞などより優先して報道すべき問題は常に山積みされているのに、バラエティーに混ぜて面白おかしく適当に報道されるに留まります。 スポンサー企業関連やそれに癒着する政治家などの大醜聞はそっと見逃す体たらくは、圧力を受けているというより既に降参した感じです。 鳴動すべきときに知らぬふりで黙り込み、虎や熊なみの有害獣を群れで見逃している現状は許しがたいものがあります。 解決が難しい問題にこそ真正面から取り組もうとする姿勢を忘れないように心がけて欲しいものです。 大山(泰山)鳴動して鼠一匹、意味は、前ぶれが大きいわりに、実際の結果は小さい事のたとえです。古代ローマの詩人ホラティウスの言葉のラテン語の英訳The mountain is in labor and brings forth a mouse 山が産気づいて一匹の鼠を生むからきてます。大山は泰山とも書きますが、泰山北斗の泰山ではありません。 使い方は、政界をあれほどゆるがした汚職事件も、大山鳴動して鼠一匹、逮捕者は企業側の役員だけだった。 一時は政界浄化とか政界改革とかいう議論がかまびすしかったが、結局は大山鳴動して一匹鼠、政界は旧態依然だ。 大山鳴動して買収の攻防は一体なんだったのか。 最近の天気予報は、大山鳴動するにはたいして起こらない。 類義語は、蛇が出そうで蚊も出ぬ。蛇が出そうで蚊も出ぬという意味は、大きいことがおきそうで、実際にはなにもおきない例えです。蛇のような恐ろしいものが出そうと予感していたが、蚊のような小さいものさえ出ないとう意味です。 最近では、東京オリンピック施設施設見直し問題をめぐり、小池百合子知事が記者に「大山鳴動して鼠一匹といいますが・・」と言われ小池知事が記者に失礼じゃないかとムッとする場面が見られました。

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速戦即決

【漢字】速戦即決 【読み】そくせんそっけつ 【意味】長期戦にならないように短時間で決着を付ける。 【例文1】彼女は速戦即決で保険の契約を取る。 【例文2】住民の理解を得るために速戦即決で住民説明会を開く。 【例文3】体力温存のため速戦即決が必要。 私は現在、恋愛ドラマに夢中になっています。 その物語の中で恋愛関係が上手く行かずに彼の方から距離を置こうというのだけど白黒はっきりつけたがる気の強い彼女はイライラが隠せない様子でした。 自分自信も恋愛や物事に対しては速戦即決な思考なので特に恋愛において距離を置く事が苦手です。 距離をおくことももちろん頭を冷やす為には必要な事なのかもしれないけれど、1度相手と離れてしまうともっと気まずくなるんじゃないかと思ってしまいます。 また、喧嘩などをした時に日をまたぐのが嫌いなのも1つの理由です。 過去にこの恋愛で距離をおくという事に関して親友と話した事があるのですが、その際に言われたのが相手が大切だからこそ即決できないって事も沢山あるんじゃないかと言われました。 そして恋愛に速戦即決を求めるのはルール違反だとも言われてハッとさせられました。 これまで生きてきた中で物事を直ぐに決めれるところは自分の長所だとさえ思っていたけれど時には一息おいて考えてみる事も大切だなと思えるようになりました。 物事を決めるのに対して優柔不断な事が悩みな人もいると思いますが、私の場合は冷静さがなく速戦即決な思考こそが悩みの種なのです。

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急いては事を仕損じる

【漢字】急いては事を仕損じる 【読み】せいてはことをしそんじる 【意味】焦ると雑になったり失敗するので、急いでる時こそ、落ち着いてゆっくりした方がいい。 【例文1】遅刻すると思って慌てて家を出たら、階段から転んだ。急いては事を仕損じるだ。 【例文2】期限が明日に迫ったレポート提出に焦り、完成したものは誤字脱字が多かった。急いては事を仕損じる。 【例文3】未返信に気付き、急いては事を仕損じて送信先を間違える。 株取引を始めたばかりの頃の私は、どうしても利益が出せず悩んでいました。 その理由は簡単で、急いては事を仕損じる的な取引ばかりをしていたからです。 私はとても臆病で気が小さい人間で、株取引で少しでも含み利益が出ると、直ぐに利益確定をしたくなってしまいます。 なので取引の度に、ごくわずかな利益しか得る事が出来ていなかったのです。 毎回取引が上手く行って、利益ばかりが得られればいいのですが、世の中そう甘くありません。 取引が上手く行かない時には、当然含み損が発生してしまいます。 含み損が発生した時は、私の性格が災いして、損切りをする事が出来ません。 ですからいつも大きな含み損になってから損失を確定するので、損失ばかりが大きくなってしまうのです。 利益は小さいにもかかわらず、損失は大きいので、どうしても収益がマイナスに傾いてしまいます。 そんなある日、ネットのサイトで株取引は待つ事が大事という記事を見つけたのです。 含み益が発生した時は、じっくり待って含み益を大きくしてから利益確定をすべしと書いてありました。 これを見て私はこの取引をしようと思い、実際にやってみたのです。 そしたら徐々に大きな利益が得られるようになり、収支がプラスへと転じてくれるようになりました。 正に株取引は急いては事を仕損じるだなと、身を持って知りました。

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