tedukurikotoba (2563)

水掛け論

【漢字】水掛け論 【読み】みずかけろん 【意味】互いに自分の意見に固執して言い争いが終わらない。 【例文1】彼とは水掛け論で話にならない。 【例文2】自己主張が強く水掛け論だ。 友達に仏教とキリスト教の信者がそれぞれいるのですが、普段は仲がいいのに宗教の話になると水掛け論になっていきます。神様というのは絶対的な存在なので、キリスト教の信者はイエス様が絶対だと言い張ります。仏教の教えと共通する部分はあるのですけど、キリスト教は他力信仰、仏教は自力信仰なのでその辺が聞いていて面白いなと思ったことがあります。祈れば救われるという考えと努力しなければ道は開けないという考えがあるので、話はいつまで経っても平行線で水掛け論でいつも終わります。自分は無神論者なのでどちらの意見も中立に聞いていますが、それぞれ信仰している道があるので水掛け論になるのは仕方がないのかなと思います。 仏教は多宗派に分かれていますが、キリスト教でもカトリックとプロテスタントにそれぞれ分かれています。カトリックが神父さんで、プロテスタントが牧師さんです。なぜ分かれてしまったのか理由はわかりませんが、同じ仏教、キリスト教同士の信者でも水掛け論になるのではないかと思うこともあります。 地球上でいろんな神様が存在していますが、飛行機でどこにでも行けるようになってきた時代です。いろんな国の人が交流を持つようになってきているので、宗教の壁というのはそろそろ無くした方が世のためなんじゃないかなと思いました。

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支離滅裂

【漢字】支離滅裂 【読み】しりめつれつ 【意味】統一性がなくまとまりがない。筋道が立っていない。 【例文1】彼の言い訳は支離滅裂で信用できない。 【例文2】支離滅裂でコミュニケーションが取れない。 友達と会話をしているときに話が支離滅裂になっていくことがありました。そのときは調子が悪かったのだろう程度にしか思わなかったのですが、だんだん会話が支離滅裂になってきたので、精神科に通ってみたらどうかと助言をしました。そのときは支離滅裂になっているのを気付かなかったようですが、メールで書いた文章を見てようやく事の重大性に気付き始めて精神科に行くようになりました。医師から診察してもらったら、その友達は統合失調症認定されて2級の手帳をもらうことになりました。やはりどこか様子がおかしいときというのは、支離滅裂になりやすいんだなとそのとき感じました。支離滅裂の会話というのは、さっきまで食事の話をしていたのに急に野球の話になったり、休日遊びに行ったときの話になったりします。そういう人はたまにいるかもしれないですが、精神が病んできたときの支離滅裂はすごい早いテンポで話題が変わってきます。思いついたように次々話題を変えるので聞いている方も付いていけなくなってくるのです。支離滅裂の話をしていても全部が全部虚言ではないので、つい話を信じてしまうのですが後で考えてみると意味不明なことも多く、会話が成立してないことが多かったです。

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虚を衝く

【漢字】虚を衝く 【読み】きょをつく 【意味】相手の弱点に付け込み攻撃する。 【例文1】世間知らずの者に虚を衝いて押し売りする。 【例文2】疲れている選手の虚を衝く。 虚を衝くのはスポーツ全般的に行われているように思えます。中でも野球の試合を見ていると虚を衝くのが上手な投手ほど勝利数が多いように感じます。試合でストレートをずっと投げ続けていて2ストライクになった所で、虚を衝くと次はカーブやスライダーなどでボール球を投げてきます。バッターもそれを読んでいますから簡単にはバットを振りませんが、虚を衝く投手だとストレートを続けて投げてくるので見逃し三振になるケースがあります。虚を衝くのは心理合戦ともいえるので、スポーツの世界を注意深く見ていくと楽しみが増えます。スポーツはプレッシャーの掛け合いとも言われているので、ボーリングやゴルフなどの個人戦でも相手がスコアを伸ばしていくと、なんでもない所でミスを犯してしまいます。直接相手とぶつかり合いながら戦っているわけではないのに、プレッシャーをかけることで目には見えない虚を衝いているようにも見えます。将棋や囲碁、オセロや麻雀などのテーブルゲームにおいても虚を衝くことで勝敗が大きく分かれていきます。強い相手と戦っても勝つのがむずかしいと感じたときは、相手が無防備になった所をつくことで、あっさり勝ててしまうこともあります。虚を衝けるようになるには試合数をこなして経験を積んでいくことが大事ですが、パターンがわかってくると相手の弱点がどこにあるのか見えてくるようになります。

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かわいさ余って憎さ百倍

【漢字】かわいさ余って憎さ百倍 【読み】かわいさあまってにくさひゃくばい 【意味】今までかわいいと思う心が強かっただけに、一度憎いと思い始めるとかわいさの100倍くらい憎しみがわいてくること。恋愛関係に使うことが多い。 【例文1】よくご飯に連れて行っている後輩に彼女を奪われ、かわいさ余って憎さ百倍だ。 【例文2】息子が反抗期を迎えかわいさ余って憎さ百倍。 娘と話しているととても楽しいです。 おもしろいと感じるものや、好きな音楽、好きなドラマなどよく似ています。 好きなお店も共通しているし、野球好きなところは家族全員の共通点です。 ある程度なんでも話すし、話してくれます。 それは息子とは違う、娘ならではの良さだと思います。 うちの子どもたちは比較的「よくこんなこと親に話せるなぁ」と思うようなことも話してくれます。 「あんた、そんなことまで話さなくてもいいんだよ(笑)」とたまにつっこむことがあるくらいです。 まあでも嬉しいことです。 普段も家族のLINEで野球談義はしていますが、お正月やお盆など、家族が揃うと会話が弾み、野球から恋愛、将来のことなど時間がいくらあっても足りません。 しかし、です。 仲がいい分、揉めると大変です。 息子とは全然そんなことはありませんが、やはり同性はもめると厄介です。 年齢も親子であろうとそれはやっぱり対オンナ。 かわいさ余って憎さ百倍です。 よく似ていることもまた癇に障ります。 わたしたち母娘の喧嘩は長期戦です。 1週間は無言が続きます。 娘は絶対に謝らないし、「悪いと思ってないのに謝るのは逆に失礼でしょ!」もうそういう考えが腹が立ちます(笑) でも1週間経つとどちらとも喧嘩に飽きて、どちらともなく話しかけて喧嘩生活が終焉を迎えます。 なんの解決にもなっていません。 でもそれでいいんです。家族なので。

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一刀両断

【漢字】一刀両断 【読み】いっとうりょうだん 【意味】迷わずきっぱり決断したり処理する。 【例文1】しつこい男の誘いを一刀両断で断る。 【例文2】儲け話を一刀両断で断る。 大相撲で場外乱闘があると必ず出てくるのがプロレスラーです。今回は蝶野正洋選手が一刀両断していました。蝶野選手といえばかつての闘魂三銃士といわれた新日本プロレスのレスラーです。2017年10月に日馬富士は貴ノ岩に暴行してしまったわけですが、過去には2010年に朝青龍が酔って男性にケガをさせたのが記憶に新しいです。 大相撲の力士がプロレスラーになったのはたくさんいますが、その中でも第64代横綱の曙がプロレスラーになって話題になりました。今回、蝶野選手が日馬富士について言及していたので、もしかしたらプロレス界からオファーがあるのかもしれません。朝青龍のお兄さんがブルー・ウルフという名前でプロレスラーをやっているので、朝青龍にもオファーがあったようですが、モンゴルで仕事をすることになって結局プロレスラーになることはありませんでした。元横綱の曙がリングの上で活躍しているので、もしかしたら日馬富士がプロレスラーになったら横綱対決の試合がリングの上で見れるかもしれません。蝶野正洋選手は遺恨決着戦として、日馬富士と貴ノ岩を戦わせたいようです。貴ノ岩がもし引退したとして、二人ともプロレスラーになったら凄まじい試合が見れるかもしれませんね。

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