tedukurikotoba (2563)

日常茶飯事

【漢字】日常茶飯事 【読み】にちじょうさはんじ 【意味】日常生活の中で毎日のありふれた出来事。 【例文1】朝、バタバタして通勤するのは日常茶飯事だ。 【例文2】兄弟喧嘩は日常茶飯事だ。 【例文3】満員電車は日常茶飯事だ。 人は幸せな生活を送っているにもかかわらず、それを幸せと感じないことが多い物です。 例えば私たちは、毎日食事をしています。 人によって違いますが、毎日必ず何がしかの食料を口にしています。 私たち日本人にとって、毎日食事を食べる事は日常茶飯事です。 ですが他の国では、毎日食事をとる事が出来ない国もあるのです。 一日一食すら食べる事も出来ず、ひもじい思いをして国が沢山あります。 この様な国に住んでいる人達から見たら、毎日食事が出来る日本人は幸せだなと思うはずです。 私たち日本人は毎日食事が取れる事が当たり前となっていますから、毎日食事が取れる事を幸せとは思いません。 ですが他の国からしたらこれが当たり前ではありませんから、私たちは毎日食事が食べられる事を幸せであると考えなければいけません。 また毎日自動車に乗っている方は、それが当たり前であり、自動車が使えて自分は幸せだなと考えている人は少ないと思います。 しかし自動車と言うのは誰でも使える物ではなく、一部の人しか使う事が出来ない乗り物なのです。 自動車を日常茶飯事使っている方は、何かのトラブルで自動車が使えないと、とても不便を感じるはずです。 この時やっと、自動車に乗っている自分は幸せだなと感じると思います。 この様に人間と言うのは、日常茶飯事になってしまうと、幸せを感じにくくなってしまうものですから、普段からあらゆることに対して感謝の心を持つように心がける事が大事です。

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泥棒を捕らえて縄をなう

【漢字】泥棒を捕らえて縄をなう 【読み】どろぼうをとらえてなわをなう 【意味】泥棒を捕まえてから縄を準備しても逃げられる。事が起きてから慌てて準備を始める様子をいう。 【例文1】今から入院準備をしよう。泥棒を捕らえて縄をなうでは陣痛は待ってはくれない。 【例文2】怠慢すぎて泥棒を捕らえて縄をなう。 【例文3】面倒くさがりで泥棒を捕らえて縄をなう。 泥棒を捕らえて縄をなう、という諺をきいたことがありますか? 日常生活ではなかなか耳にしない諺ですが、これは「泥棒を捕まえてから縄を準備しても泥棒は逃げてしまうだろう」ということから「ことが起きてから慌てて準備をすること」の例えとして使われるそうです。 この言葉を聞いて、私は学生時代の夏休みの宿題やレポート提出をぎりぎりにやっつけていたことを思い出しました。 夏休みが始まった時は嬉しくて嬉しくて、始めは「まだまだ長い夏休みが始まったばかりだし」と言い訳しては遊びほうけ、中旬では「そろそろ宿題しないとなー」と思いつつ「まぁまだ日にちあるし」と遊びほうけ、結局いつも8月末になって慌てて親や兄弟の手を借りながら手つかずの宿題を必死にこなしていました。 この悪い癖は大学時代になっても変わらず、レポート提出ぎりぎりになってから友達の手を借りてなんとか完成させ、教授の反応をびくびくと伺いながらレポートを提出した苦い思い出があります。 なかなかこの怠惰な性格は治らなかったのですが、一人暮らしを始め自立した生活を始めた途端に「面倒なことほど早めにしよう!」と別人のように性格が変わり治すことが出来ました。 良い子の皆さんは、宿題やレポート提出がぎりぎりにならないようお気を付けください。

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手を尽くす

【漢字】手を尽くす 【読み】てをつくす 【意味】考えられる手段はすべて試す。 【例文1】最善の手を尽くす。 【例文2】会社の資金繰りに手を尽くす。 【例文3】手を尽くして捜索する。 小学生の頃、大好きな祖父が入院しました。 それは突然で、大変驚きました。 わたしはおじいちゃん子で、いつも祖父にベッタリでした。ベッタリすぎて祖父の家から帰ってこないため父が怒るほどでした。 仲良しの祖父が入院しました。 翌日から毎日祖父の入院する病院に、学校から帰ってきてから電車でお見舞いに通いました。 その日学校であったことなどたくさん祖父と話しました。 祖父はいつも笑顔で迎えてくれました。 暗くなるまで祖父の病院で毎日過ごしました。 病院の看護師さん、先生、患者さんとも仲良くなりました。若くてかっこいい先生と特に仲良しになりました。 先生はわたしに祖父を必ず治すと約束してくれました。 祖父の病気は「肝臓がん」末期だったそうです。 お酒が大好きで酒豪でした。 病気が発覚しても病室でお酒を飲んでしまう問題児で「酒を我慢してまで生きようと思わない」「酒なんかに俺が負けるわけがないだろう」といつも言っていました。 ある日病院に行くと看護師さんに病室には入れないと言われました。 仕方なく病室の前で宿題をしていましたが、祖父の病室は人の出入りが激しくなり、ちらっと中が見えた時、祖父は血を吐いていました。 びっくりして立ち尽くしているとあの先生が走って駆けつけて「手を尽くすから」と病室に入っていきました。 祖父はそのまま亡くなりました。 先生はごめんと何度も泣きながら謝っていました。 わたしはわかっていました。 祖父は死ぬまで大好きなお酒を飲むことができてしあわせだったのではないか、と。

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知音

【漢字】知音 【読み】ちいん 【意味】中国の琴の名人・伯牙は親友の鍾子期が亡くなると琴の音色の一番の理解者はもういないと嘆き、愛用していた琴の糸を切って二度と弾く事はなかったという故事より。お互いに心が通い合った人を大切に思う気持ち。 【例文1】知音に相談する。 【例文2】知音の存在に感謝する。 【例文3】私にはたくさんの知音がいて幸せ。 知音という意味は親友とか自分のことをよく知っている人のことを指し「ちいん」と読みます。元々は中国から来ている話で琴の弦を切ったところに由来している言葉です。現代に置き換えるなら、バンド仲間がいたとしてボーカルのことならなんでも知っているギターを担当している人が脱退して、その人のギターを聞かなくなった例えに近いのではないでしょうか。知っている人の音を聞かなくなった。知音に例えられると思います。困ったことがあるとき親友に相談すると、自分のことのように悩んでくれて解決策を見出してくれます。親友がいないと誰にも相談できず一人で悩んでしまいなかなか解決しません。ツイッターならフォロワーに質問すれば答えてくれたりますが、やはり知音がそばにいないことには解決しません。昔は今のように核家族ではなかったので、家族に悩みを相談することもできました。今は家族ですら相談できないことが多いので、知音がいない人はやはりネットに頼る以外ないのでしょう。もっと発達してくると知音が人工知能になってきたりします。AIが搭載されている機械なら知音のように相談に応じてくれます。それでもまだ人間とはほど遠いので、もし知音がいなくて悩み事を解決するなら、ヤフーだったら知恵袋、gooだったら教えてgooのような所で相談するのが解決への近道ではないかと思いました。

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束になって掛かる

【漢字】束になって掛かる 【読み】たばになってかかる 【意味】大勢の者が一緒になってひとつの事に取り組む。 【例文1】国体選手に束になって掛かって練習する。 【例文2】束になって掛かって署名する。 【例文3】地元住民が束になって掛かる。 中学生の時野球部に入っていて、髪は坊主にする決まりとなっていました。 私は、坊主にすることへの不満は一切ありませんでしたが、坊主にするのが嫌で退部していく人間も数人いました。 私が3年になって、夏の大会が終わったら部活を引退する時期に、部活の仲間達が坊主制度を廃止して引退を迎えようと言い出しました。 仲間達の考えは、自分達が嫌だという伝統を後の世代に残さないで引退したい、という思いがあったみたいです。 私は、それ程興味はありませんでしたが、仲間達が坊主制度廃止に向けて熱くなっていたので、一緒に協力することになりました。 部長と副部長が、野球部の顧問に坊主制度廃止について話しをしたら、即答で却下されたみたいです。今度は、部員全員で顧問に提案しましたが、伝統を変える必要はない!と言われ、取り合ってもらえませんでした。 仲間達の坊主制度廃止への熱意は凄く、保護者や生徒会にまで働きかけて、坊主制度廃止運動を開始しました。 その結果、開校から10年続いていた坊主制度は廃止となり、長くなければ大丈夫という決まりになりました。この時私が感じたのは、束になって掛かる力の凄さです。 小さな規模だと変わらない事でも、束になって掛かると変えられる、ということを身をもって経験しました。

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