tedukurikotoba (2563)

尾を引く

【漢字】尾を引く 【読み】おをひく 【意味】物事が済んだ後まで影響する。 【例文】保険の契約が取れず、ボーナスに尾を引く。 【例文】スキャンダルが尾を引く。 私は仕事の仲間とある時くだらないことで完全に人間関係を崩してしまった時があります。自分が相手にされてないと言う被害妄想に陥りました。そして相手と相手の仲間を自分から一線をおく状態にしてしまいました。完全に自分から作った仲間外しに喰らったわけです。会社では孤立してしまい。仕事に行くことも怖くなりました。理由を作っては会社も休みがちになってしまいました。それが尾を引いて上司からも見放された状態になったのです。半分クビ状態になっていました。怖くなって反省した自分は皆の前で深く謝罪をしました。貯めていたお金で奢ったりもしました。しかし一度仲間外れになったが尾を引きました。もう昔の仲の良かった時の様には戻りませんでした。極端な仲間外れやいじめはなくなりましたが、わきあいあいと仲の良かった時の様には戻りませんでした。向こうも一度自分が仲間に対して一線を引いたことも覚えていますし、私も許してもらったとは言え前のような楽しい会話は出来なくなりました。尾を引いたことは私を人間不信にさせました。精神科に行って安定剤を処方されました。今なお人間関係が極端に下手になり、今の職場でも苦労しています。今後、自分の蒔いた種は自分で解決していきます。

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一姫二太郎

【漢字】一姫二太郎 【読み】いちひめにたろう 【意味】子どもの生まれる順番を言う。女の子一人に男の子二人と勘違いされることが多いが、正しくは最初に女の子が生まれ、次いで男の子を持つのが最も理想的で育てやすいという意味。 【例文1】我が家は一姫二太郎で姉が弟の面倒見てくれる。 【例文2】一姫二太郎が理想像とする。 【例文3】一姫二太郎で子育てが楽だ。 「一姫二太郎」とは子を持つには、1人目は育てやすい女の子で次に男の子が理想だということです。 この一姫二太郎は子どもは女の子1人と2人の男の子で3人が良いと間違えて理解されている事が多く、本来の意味は人数ではなく生まれる順番を意味しています。 ではなぜ一姫二太郎が良いとされているかと言いますと、女の子は基本的に手がかからず体も丈夫で大人しく成長しても察しがよく親の手伝いなども積極的に行ってくれることから育てやすいとされています。それに比べ男の子は染色体の関係から病気にもかかりやすく熱を出しやすいです。特に昔は乳児が高熱を出すと死亡率が高かったことから最初の子育てには難易度が高いとされていたからだと言われています。また、女の子はお世話好きな子が多いことから弟が出来ると弟の面倒を見てくれるので親も助かることから一姫二太郎が理想的だと言われています。 私は兄と妹がいますが、やはり兄に幼い頃面倒を見てもらった記憶はなく、私はいつも妹と一緒にいてよく面倒をみていました。学生時代も親が仕事の時にご飯を作ったりするのも私の役目でそれも好きでしていました。女の子の方がお世話好きというのは本当なのだと実感します。とは言え一姫二太郎でなくても可愛い我が子には変わりありませんので、一姫二太郎じゃないからとガッカリしないようにしましょう。

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頭が固い

【漢字】頭が固い 【読み】あたまがかたい 【意味】融通が利かない。考え方が厳格である。 【例文1】上司は仕事でもプライベートでも頭が固い。 【例文2】父は厳格で頭が固い。 【例文3】祖父は大正生まれで頭が固い。 会社内で年配の方からよく耳にする言葉「最近の若い奴は」。もう流行語のように飛び交います。 確かに私も40歳ということで、会社内では中堅どころ。年配の方の言いたいこともわかります。若い新人たちの付き合いの悪さ、考え方の違い、いやこれは斬新さといってもいいのかもしれませんが。様々気になる部分があるのは事実です。しかし、そこは時代の変化についていけてない我々を含め年配の方にも原因があります。 「最近の若い奴は」という発言が出るときは、年配の方が思っていた通りにことが運ばなかった時に出ることがほとんどです。そこで苦言を呈すると、「なぜ、そういう返事がくることが予想できなかったのか」と、私は言いたいです。 年配であれば、若者の行動を分析し、ある程度、返ってくる答えにに関して予想ができたのではないでしょうか。意外性に飛んだ答えがきた時に、1度それを受け止めて、理解してあげるのも上司や年配者の役目ではないでしょうか。そこで間違い気づけば訂正してあげればいいだけで、「最近の若い奴は」と一気に否定する必要はないのではと思います。 一気に否定することにより、若い人から頭が固い上司とレッテルを貼り付けられ、余計に関係性が悪化して、常に悪循環が起きていると日ごろ感じています。

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雪だるま式

【漢字】雪だるま式 【読み】ゆきだるましき 【意味】どんどん積み重なって大きくなっていく状況。 【例文1】雪だるま式に借金が膨れ上がる。 【例文2】雪だるま式に利息が増える。 【例文3】ローンが雪だるま方式に増える。 私は20代前半の頃、雪だるま式に借金が増えた経験をしました。 同時フリーターをしていたので、安定した収入はなくどちらかと言うと、遊びを中心に生活を送っていました。 その頃は、消費者金融が流行り出した時期で、利用する人が増え始めていました。その流れに乗った訳ではありませんが、お金に困る事が多かった私は、1社からお金を借りました。 フリーターでしたが、少しは収入があったので、借入をしても返済することはできた為、延滞などもなくしばらく利用していました。 数ヶ月後、利用している消費者金融から増額の案内が来て、それ以来どんどん増額されていき、限度額がフリーターの私からすると高い金額になりました。 今は色々な規制があり、そう簡単には増額されませんが、同時はそうでもなかったので、雪だるま式に借金が増えていきました。 油断すると、借金は直ぐに増えるという経験をして以来、なるべく借入をすることは避けています。例えば、ショッピングをする時はカードではなく現金だけにして、使い過ぎない工夫をしています。 お金の使い方は、自分で調整できるタイプとできないタイプがいると思いますが、私はできないタイプだと思うので、過去の雪だるま式借金の経験を活かし現在は自制しています。 私が社会人になったばかりの時のことです。 まだクレジットカードをみんながどんどん作っていた頃で分割払いも今よりもっとみんながたくさんはしている頃のことです。 とにかく社会人一年生の私はとにかくいろんなものを買いました。 今までフリーローンというのを組むのも親の許可が必要ですごく制限されていた感じでした。 成人になった途端親の許可も不必要で、なんでも自分の気持ちだけでできるようになりました。 もともと物欲のすごかった私は1回払いではとても買えないようなコートやジャケット、靴などブランド品などをとにかく買いまくりました。その頃はとても緩めだった限度額のカードもどんどん分割をし、買えるだけ買っていました。 どんどん支払いが雪だるま式に増え、追いつかなくなった私はクレジットカードの新しい使い方でキャッシングをしてしまいました。 支払いが苦しいとキャッシング。お金がどんどん出てくるとでも思っていたように借りてしまっていました。 毎月の支払いが給料より多い時もありました。 気づいた時には借金が200万近くまでになっていました。 結局何度かボーナスで返すというのを繰り返し続けて5年かかって返しました。 本当にあの頃の自分に戻ってもったいない買い方するな!と心から言ってやりたいです。

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野次馬

【漢字】野次馬 【読み】やじうま 【意味】自分には無関係だが興味本位で騒ぎ立てる者。 【例文1】事件現場に野次馬の人だかりで騒然となる。 【例文2】火事騒動に野次馬が集まる。 【例文3】どこからともなく野次馬がやって来る。 事件や騒ぎが起きるたびに、不特定多数の人たちが現場に集まってくる野次馬は見慣れた光景かもしれませんが、この野次馬という言葉は元々どんな語源から発祥した言葉なのでしょうか?野次馬の語源は親父馬とされており、年老いた馬という意味があります。この親父馬は若い馬と比べて走る能力が相対的に劣りますから、仕事などで使いづらいということになります。つまり、親父馬というのは仕事などにおいて役に立たない存在として扱われており、親父馬という言葉はそういった意味をも持つようになったのです。その後、親父馬が野次馬という言葉に変わり、現代に至りますが、現代における野次馬と呼ばれている人たちは、そこに大勢集まって騒いでいるだけで、特に何かの役に立っているわけではないので、確かに年老いた馬と全く同じ存在になってしまっているのです。人間の心理として事件などが起きると、何が起きたのか?という真相を知りたくなるというのは間違いなくあると思うので、野次馬の発生は仕方ない部分もあると思われますが、そういった人たちは現場で迷惑になることはあっても、何かの役に立つわけではないので、親父馬を語源とする野次馬と呼ばれてもしょうがないのではないか?と思います。

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