【漢字】肩を落とす 【読み】かたをおとす 【意味】落ち込んで力が抜けて肩が下がる様子。 【例文1】恋人にフラれてがっくり肩を落とす。 【例文2】試験に落ちて肩を落とす。 【例文3】会社が倒産に陥り肩を落とす。 物事の結果が上手く行かなかったり、思い通りに行かない時は、ガックリと肩を落としてしまいます。 特に試合や試験などでは良く見る光景です。 良い結果を期待していればいるほど、結果がその逆だと、ショックは大きく、ガックリ肩を落としてしまい、時にはしばらく立ち上がれないこともあります。 最近では夏の高校野球で負けたチームの選手たちが、肩を落とす場面をたくさん見てきました。 私は高校野球が好きで、特に夏の甲子園は良く見ています。 真夏の暑さに負けそうになっても、高校球児のハツラツとしたプレーを見ていると、元気と勇気をもらえます。 試合に引き込まれて観戦を続けているうちに、夏の暑さを忘れてしまいます。 甲子園大会が終わる頃には朝晩は涼しくなり、秋を感じるようになります。 選手たちの肩を落とした光景を見るのは、時には辛いこともあります。 しかし、この悔しさをバネに今後の人生をたくましく進んでほしいと思います。 肩を落とすような残念なことが、人間を成長させるのかもしれません。 人生は順風満帆とは行かないことがほとんどですし、上手く行かなくてガッカリして肩を落とすようなことも多いかもしれません。 しかし、そこから学ぶことはたくさんあると思います。 肩を落とす、意味としてはとある機会やきっかけで気分が下がるという意味です。 この意味ではどんなシチュエーションを想定しますか?同級生の気のある女の子からラブレターをもらったと思ったら「〇〇くんに渡してくれる、いつも一緒だよね」とか。 評判のラーメン店をサイトで見つけて、遠くても苦労して2時間ぐらいかけて店まで行ったら、そこが臨時休業とか。 でも、アラフォーより上世代の特に男子だと一番わかりやすいシチュエーションは・・。 さぁ9回裏ツーアウトランナー一塁、3対1でリードしていますあと1人抑えれば甲子園です、ツーストライクツーボール(昔はストライクからカウント)、 ピッチャー〇〇投げた、カキーン!打った、これは大きい大きい・・入ったー 土壇場同点ホームラン、あと1人という所でうたれたピッチャー〇〇、肩をがっくりと落とした。 というシチュエーションが一番最初に浮かびます。 ピッチャーは肩を使うので打たれると肩を落とす、というのがそもそもきっかけかもしれないし関係ないのかもしれませんが、なんかあまりにもわかりやすい例えかなと、特にアラフォー以上男子だと小さい時に結構テレビで野球を観てるので、そこから肩を落とすとはこういうこと、と理解してると思います。 肩を落とすとは、思うように事が進まずがっかりする気持ちを表す言葉です。ちょっとしたことなら、また一度のつまづきなら、すぐに立ち直れるかもしれません。でもそれが何度も続いたり、上手くいかないことばかりだったりすると、やる気もなくなってしまいます。そのような、肩を落とす経験は誰もが味わった経験を持っているのではないでしょうか。 私も先日、大好きなミュージシャンのライブに行きたくて、チケットを申し込もうと抽選に応募しました。なるべく有利になるよう努力したつもりでしたが、気が付くと思った以上に人気が出ていたようで、あっけなく外れてしまいました。しかし、まだまだチャンスはあると、その時点では諦めませんでした。その後、全てのチャンスに賭けてみたのですが、なんと全滅。さすがにがっかり、まさに肩を落とす結果でした。しかし、しばらくしてそのミュージシャンが追加公演を行うという知らせが来たのです。これが最後のチャンス、とダメ元で応募したところ、見事当選し、ライブに行くことができました。同じように以前落選した人が多かったようで、追加公演はかなりのキャパの会場でした。肩を落としていたところに念願が叶う結果となり、本当に嬉しかったです。
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