tedukurikotoba (2563)

一網打尽

【漢字】一網打尽 【読み】いちもうだじん 【意味】網を張り一度にたくさんの魚を獲ることから、動物や悪人を捕らえる時に使う言葉。 【例文1】詐欺グループを一網打尽で逮捕する。 【例文2】アジトを包囲して一網打尽に捕まえる。 【例文3】はさみうちで一網打尽に捕らえる。 プロレスが好きで良く見るんですけど、タッグ戦になると相手を一網打尽にすることがあります。一網打尽という諺は一度に全ての魚を捕らえることとありますが、プロレスでも相手チームが弱っているときに一網打尽にしてしまいます。最近よく見るプロレスは新日本プロレスが多く、オカダカズチカや棚橋弘至選手が好きで見ています。真夏になるとG1が始まりトーナメント方式で強い選手を決めていきます。内藤選手がここのところ調子が良くて優勝したりして相手を一網打尽してしまいます。自分より体格の大きい外国人選手を倒したりするシーンは見ていて圧巻です。プロレスはショーという見方もありますが、真夏のG1はプライドと賞金がかかっているのでガチで勝負します。大きな会場で試合が行われるので一度は見に行きたいのですが、テレビでも中継しているので家にいながら見ることが多いです。新日本プロレスにはG1の他にもIWGPの試合があります。東京ドームで試合をやるので多くのファンで埋め尽くされます。通常のプロレスの試合は1試合10分から15分ぐらいで終わってしまいますが、IWGPの試合になると30分ほどの試合となり白熱した状態となります。相手を一網打尽にしたかと思っても2カウントで跳ね返したりするのでハラハラドキドキして楽しめます。プロレスは日頃のストレスを発散するときに見るとすっきりします。

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頭に来る

【漢字】頭に来る 【読み】あたまにくる 【意味】怒りで体が熱くなりカッとなる。 【例文1】わからずやで頭に来る。 【例文2】サボってばかりで頭に来る。 【例文3】言う事を聞かず頭に来る。 我が家は普段滅多にファストフードは利用しません。 安いようで、やはり自炊をした方が安上がりなように感じるし、健康面でも気になるし、徒歩圏内に店舗がないことも原因のひとつかもしれません。 ただ、無性に食べたくなることもあり、特に季節限定のメニューが発売になる頃などかなりそそられます。 先日、食べたいなぁと思っていたところに子どもがお土産で買ってきてくれました。 ちょうど食べたかったし、その気持ちがとても嬉しかったです。 いざ、いただこうと袋から商品を出した時驚きました。 ポテトがスッカスカだったからです。 実はこの状況、初めてではなく2回目でした。 我が家は引っ越してきてちょうど一年。我が家から一番近いファストフード店は一つ。滅多にファストフード店は利用しないので越してきてこの店舗に行ったのは2度目でした。 2度利用して2度ともスッカスカのポテト。 頭に来るのは当然だと思います。 さすがに2度目。店舗に電話をするとこれから伺いますとの回答。当然お腹をすかせていたわたしたちは代替品が届けられるものだと思いましたが、手ぶらで謝りに来ただけ・・・ さらに頭に来るだけでした。 もう2度と利用しないと思います。

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目も当てられない

【漢字】目も当てられない 【読み】めもあてられない 【意味】あまりにもひどい状態である。 【例文1】目も当てられない散乱した部屋。 【例文2】目も当てられないほどの事故現場。 【例文3】目も当てられないほどの台風のつめ跡。 見るにたえない状況や、見るに忍びないできごとに遭遇した時、「目も当てられない」という表現を使うことが良くあります。 先日、大学生の知り合いと話していた時、彼はこんなふうに使っていました。 「序盤から一方的な展開で、目も当てられない試合でしたよ」 前日に彼はプロ野球の試合を見に行ったのですが、ひいきのチームが大敗した感想を、そう表現したのです。 こうした慣用句や言い回しは、若い人はあまり使わなくなっているように感じますが、この表現は現役バリバリの言葉と言っていいでしょう。 私は個人的に「大人語」というものがあると思っています。子どもはまず使うことがなく、大人どうしで使うとそのニュアンスが的確に伝わる言葉のことです。 「目も当てられない」というのは、まさにその大人語の代表例ではないでしょうか。 先ほどの大学生の例で言うと、「見てられないひどい試合でしたよ」というよりも「目も当てられない試合」と言った方が、彼のなさけない気持ち、悔しさが強く伝わるように思います。 「当てられない」という動詞の使い方がちょっとひっかかるところに、この言葉の持つ力があるのかもしれません。 おそらくこの場合の「当てる」というのは、対象物に視線を当てるということなのでしょう。対象物に触ることを「手を当てる」と言いますが、そのように視線を直接対象物にぶつけることを「当てる」と表現したのだと思います。

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耳慣れない

【漢字】耳慣れない 【読み】みみなれない 【意味】これまであまり聞いた事がない。 【例文1】耳慣れない方言が飛び交う。 【例文2】耳慣れないJK語録。 【例文3】耳慣れない略語。 日本にも外国人の方が増えてきました。観光で来ている人もいれば、労働のために来ている人もいます。 私は役所の窓口を担当していますので、様々な国の外国人のお客様が来るので、骨身に染みて外国人が増えたということを感じています。 残念ながら、私は外国語がわからないため、フルに外国語で話されるとお手上げ状態になってしまうのですが、何とかパンフやイラストを使い説明しています。自分の意図を理解してくださり、手続きがスムーズにいくとうれしい気持ちになります。 先日の話です。私のブースではない窓口で、耳慣れない言葉が飛び交っていました。年数を重ね、意味をすべて理解するまでは無理ですが、これは〇〇語かなというくらいはわかるようになりました。それでも、耳慣れない言葉です。 気にはなっていましたが、私のところにもお客様が来られ、こちらの対応に集中していました。 こちらの手続きが終わり、先ほどの窓口を見ると接客が終了していました。どこの国の人だったのか確認すると聞いたことのない国の名前でした。言葉についても英語が共通語でもないらしく、担当者は最終手段として、通訳のできそうな人を連れてくるように依頼したようでした。 まだその方は来ていませんが、そんな国からも日本という国に来るようになったんだと思いました。

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氷山の一角

【漢字】氷山の一角 【読み】ひょうざんのいっかく 【意味】表に出ている悪事はまだ全体のほんの一部である。 【例文1】娯楽費を経費で落とすくらいは氷山の一角にすぎない。 【例文2】組織内の隠ぺいなんて氷山の一角だ。 【例文3】その手の不祥事は氷山の一角にすぎない。 「氷山の一角」とは、表面に現れている事はは好ましくない物事の全体のほんの一部分であることのたとえのことでこれは明治時代に西洋の言葉が入ってきた時に翻訳され定着したことわざだと言われています。 由来は氷山の一角とは氷山の一部分という意味で海上から見える氷山は全体の7分の一程度の大きさで海面下にはもっとおおきな氷山が隠れているということとされています。氷山の一角というと悪い事柄に使われることが多いですが、その背景にはこの言葉が生まれた頃ちょうど公害や汚職などといった社会問題や凶悪事件なども取り上げられるようになってその報道の際に「氷山の一角」というフレーズが多く使われていたため氷山の一角=悪い事柄とが定着したのだと言われています。 私が働いている会社でも「この問題は氷山の一角に過ぎない」なんて言葉をよく耳にします。上司に報告する問題はほんの一握りだけどしっかりと調べてみると報告できないほどたくさんの問題が隠れているものです。 私が日々の生活で氷山の一角だろうなと思うことは、テレビのニュースで毎日悪い事件が報道されているがそれもきっと氷山の一角で世界ではもっとたくさんの事件が起こっているのだと感じます。

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