長い物には巻かれろ

【漢字】長い物には巻かれろ
【読み】ながいものにはまかれろ
【意味】権力のある人には従った方が良いという教え。
【例文1】長い物には巻かれろで世渡り上手に生きている。
【例文2】今どき、長い物には巻かれろは通用しない新入社員。
【例文3】長い物には巻かれろと威嚇する。

長い物には巻かれろをテーマにした記事

時折、長い物には巻かれろ

長い物には巻かれろとは、権力や集団など大きなものに逆らわず従っていくべきだという考えです。この言葉について、私にはいくつか述べたい意見があります。
この言葉は特に社会で生活する上でなくてはならない考えです。自分が生き残るためにはまず何か大きなものに頼る必要があります。しかし当然この考えに凝り固まるような人は決して大成できません。常に右に倣っているような考え方では、生産性のある発想は生まれないからです。今の日本ではいい大学を出て大企業に就職することがあたかも王道のように崇められています。勿論それもいい事ではありますが、そのなかで歯車の一つに収まってしまうような人物は優秀ではあっても特別ではありません。
なのであくまで自分の意思をもって行動することが大事です。
しかし逆に、この長い物には巻かれろという言葉を否定することも良くありません。上述の通り、コミュニティにおいて協調性という物は重要な要素の一つです。
最近は若い人も上司に意見し、有休休暇などを積極的に取ることができる社会になりました。これ自体は当然の権利なのでいい事かもしれません。上司の意見に常に従う必要はありませんが、空気の読める人であることは有能な人材であることの立派な必要条件です。仕事ができる人も斜に構えず、時には巻かれてみることも考えましょう。